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公開番号2025104605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222513
出願日2023-12-28
発明の名称半導体モジュールおよび製造方法
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類H01L 25/07 20060101AFI20250703BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】スイッチング素子を含む半導体モジュールを薄型化する。
【解決手段】半導体デバイス200は、一方の面に第1主電極(金属板14)を有するスイッチング素子10と、スイッチング素子の第1主電極に接続される接続導体20と、スイッチング素子と接続導体との間の空間を封止する封止部260と、スイッチング素子の少なくとも一部と接続導体との間に封止部と重ねて配置された絶縁層280と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
一方の面に第1主電極を有するスイッチング素子と、
前記スイッチング素子の前記第1主電極に接続される接続導体と、
前記スイッチング素子と前記接続導体との間の空間を封止する封止部と、
前記スイッチング素子の少なくとも一部と前記接続導体との間に前記封止部と重ねて配置された絶縁層と
を備える半導体デバイス。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記絶縁層は、前記封止部の封止材料よりも電気抵抗率が高い請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項3】
前記絶縁層は、前記接続導体における前記スイッチング素子側の面に積層される請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項4】
前記絶縁層は、前記スイッチング素子における外縁部の少なくとも一部から前記スイッチング素子の前記接続導体側の面に露出する導体の外縁部までを含む領域に対向して、前記接続導体における前記スイッチング素子側の面に配置される請求項3に記載の半導体デバイス。
【請求項5】
前記接続導体における前記第1主電極に接続される領域は、前記絶縁層が配置される領域に対して前記第1主電極側に突出する請求項3に記載の半導体デバイス。
【請求項6】
前記接続導体は、前記第1主電極に接続される領域と、前記絶縁層が配置される領域との間に溝を有する請求項3に記載の半導体デバイス。
【請求項7】
前記絶縁層は、前記スイッチング素子における前記接続導体側の面に積層される請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項8】
前記接続導体は、前記第1主電極と接触する複数のバンプを有する請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項9】
前記スイッチング素子を搭載する搭載面に前記接続導体を有し、前記搭載面における前記スイッチング素子が配置されない領域に、前記接続導体に接続される第1主電極板を有する搭載基板を備える請求項1に記載の半導体デバイス。
【請求項10】
前記スイッチング素子の第2主電極に接続される第2主電極板を備え、
前記搭載基板は、前記スイッチング素子の制御電極に接続される制御電極板を有し、
前記第1主電極板、前記第2主電極板、および前記制御電極板は、前記半導体デバイスの一方の面に露出する請求項9に記載の半導体デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体モジュールおよび製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「複数の半導体チップ30を含む半導体組立体110を備える半導体モジュール100は、全体としてインバータや、制御回路を含むIPM(Intelligent Power Module)などのパワーデバイスを構成できる」(段落0031)、「一例としてPCB40は、ボンディングワイヤ55により半導体チップ30と電気的に接続される」(段落0032)、「外部接続部50には、ニッケルめっきが施されてよい。外部接続部50に銅製のバスバーが接続されることにより、半導体組立体110の各主端子52に大電流を適用することができる」(段落0033)、および「半導体組立体110は、半導体チップ30と主端子52とを電気的に接続する金属配線板70を有してよい。金属配線板70の代わりに、半導体チップ30と主端子52とはワイヤやリボンなどの導電部材により電気的に接続されてもよい」(段落0035)と記載されている。
【0003】
特許文献2には、「2つの半導体素子3は、配線部材W1によって電気的に接続される。一方の半導体素子3は、配線部材W2を介して第2回路層24に電気的に接続される。第2回路層24は、配線部材W3を介して後述する外部端子27に電気的に接続される。他方の半導体素子3は、配線部材W4を介して第3回路層25に電気的に接続される。第3回路層25は、配線部材W5を介して他の外部端子27に電気的に接続される。」(段落0023)、「なお、上記した各配線部材には、導体ワイヤが用いられる。導電ワイヤの材質は、金、銅、アルミニウム、金合金、銅合金、アルミニウム合金のいずれか1つ又はそれらの組み合わせを用いることができる。また、配線部材として導電ワイヤ以外の部材を用いることも可能である。例えば、配線部材としてリボンを用いることができる。」(段落0024)、「絶縁回路基板2及び半導体素子3は、周囲を囲う筐体部としてケース11により覆われる。ケース11は、絶縁回路基板2の外周側を囲う環状壁部12と、絶縁回路基板2及び半導体素子3の上方を覆う蓋部13と、によって構成され、例えば合成樹脂によって形成される。」(段落0025)と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2021-2610号公報
[特許文献2] 国際公開第2020/121680号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スイッチング素子を含む半導体モジュールを薄型化する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の態様においては、一方の面に第1主電極有するスイッチング素子と、前記スイッチング素子の前記第1主電極に接続される接続導体と、前記スイッチング素子と前記接続導体との間の空間を封止する封止部と、前記スイッチング素子の少なくとも一部と前記接続導体との間に前記封止部と重ねて配置された絶縁層とを備える半導体デバイスを提供する。
【0006】
上記の半導体デバイスにおいて、前記絶縁層は、前記封止部の封止材料よりも電気抵抗率が高くてよい。
【0007】
上記のいずれかの半導体デバイスにおいて、前記絶縁層は、前記接続導体における前記スイッチング素子側の面に積層されてよい。
【0008】
上記のいずれかの半導体デバイスにおいて、前記絶縁層は、前記スイッチング素子における外縁部の少なくとも一部から前記スイッチング素子の前記接続導体側の面に露出する導体の外縁部までを含む領域に対向して、前記接続導体における前記スイッチング素子側の面に配置されてよい。
【0009】
上記のいずれかの半導体デバイスにおいて、前記接続導体における前記第1主電極に接続される領域は、前記絶縁層が配置される領域に対して前記第1主電極側に突出してよい。
【0010】
上記のいずれかの半導体デバイスにおいて、前記接続導体は、前記第1主電極に接続される領域と、前記絶縁層が配置される領域との間に溝を有してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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