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公開番号
2025110271
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024004112
出願日
2024-01-15
発明の名称
ペン型入力装置、描画態様変更方法、および、描画態様変更プログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/03 20060101AFI20250718BHJP(計算;計数)
要約
【課題】操作性の向上を図ること。
【解決手段】スタイラスペン1の把持部2bに把持力Fg1,Fg2を検出可能な第1および第2薄膜圧電素子6,8を配置する。使用者は、把持力Fg2で第2薄膜圧電素子8を所望の回数だけクリック(C2)することにより、所望の描画メニューを選択することができると共に、把持力Fg1で第1薄膜圧電素子6を所望の回数だけクリック(C1)することにより、所望の描画メニューにおいて所望の描画態様を選択することができる。なお、第2薄膜圧電素子8が、クリック回数C1,C2に応じた回数で振動を発生するため、使用者は所望の描画メニューおよび所望の描画態様を選択できたか否かを知ることができる。もとより、スタイラスペン1は、クリック回数C1,C2を関連付けした把持情報Ig(C2,C1)を出力するため、所望の描画態様で描画情報を表示することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
表示画面に描画情報を表示するために、使用者によって把持された状態で操作されるペン型入力装置であって、
前記使用者が把持可能な把持部を有する棒状の筐体と、
前記使用者の第1把持力を含む第1把持情報を検出可能なように前記把持部に配置された把持情報検出部と、
前記筐体に配置されると共に前記把持情報検出部に電気的に接続され、検出された前記第1把持情報に応じた描画態様情報を出力する情報出力部と、
前記筐体に配置されると共に前記把持情報検出部に電気的に接続され、前記第1把持情報に応じた第1報知を行う報知部と、
を備えるペン型入力装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記把持情報検出部は、前記第1把持情報として前記第1把持力を検出し、
前記情報出力部は、前記第1把持力に応じた前記描画態様情報を出力し、
前記報知部は、前記第1報知として前記第1把持力の大きさに応じた報知を行う
請求項1に記載のペン型入力装置。
【請求項3】
前記把持情報検出部は、前記第1把持情報として第1所定時間内における前記第1把持力の第1検出回数を検出し、
前記情報出力部は、前記第1検出回数に応じた前記描画態様情報を出力し、
前記報知部は、前記第1報知として前記第1検出回数に応じた報知を行う
請求項1に記載のペン型入力装置。
【請求項4】
前記把持情報検出部は、第1圧電素子を有している
請求項1に記載のペン型入力装置。
【請求項5】
前記第1圧電素子は、少なくとも第2圧電素子および第3圧電素子を有しており、
前記把持情報検出部は、前記第1把持情報として前記第2圧電素子および第3圧電素子による前記使用者の第2把持力および第3把持力の検出態様を検出し、
前記情報出力部は、前記検出態様に応じた前記描画態様情報を出力し、
前記報知部は、前記第1報知として前記検出態様に応じた報知を行う
請求項4に記載のペン型入力装置。
【請求項6】
前記第1報知は、前記第1圧電素子の逆圧電効果に起因して発生する振動による報知である
請求項4または5に記載のペン型入力装置。
【請求項7】
前記第1報知は、前記第1圧電素子の逆圧電効果に起因して発生する振動を利用した音声による報知である
請求項4または5に記載のペン型入力装置。
【請求項8】
前記把持情報検出部は、前記使用者の第4把持力を含む第2把持情報を検出可能であり、
前記情報出力部は、検出された前記第2把持情報に応じた描画メニュー情報と、前記描画態様情報と、を関連付けて出力する
請求項1ないし5のいずれか1項に記載のペン型入力装置。
【請求項9】
前記報知部は、前記第2把持情報に応じた第2報知を行う
請求項8に記載のペン型入力装置。
【請求項10】
前記報知部は、前記第1報知と前記第2報知とを異なる態様で実施する
請求項9に記載のペン型入力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示画面に描画情報を表示するために、使用者によって把持された状態で操作されるペン型入力装置、ペン型入力装置による表示画面への描画態様を変更するための描画態様変更方法および描画態様変更プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2020-126417号公報(特許文献1)には、表示画面に先端を接触させながら操作することで、表示画面に文字や図形などを手書き入力可能な電子ペンが記載されている。
【0003】
当該電子ペンは、筆記時にユーザが把持する部分に、圧力センサが巻き付けられており、当該圧力センサによってユーザの把持力を検出して、検出した当該把持力に応じたアナログ電圧を出力する。これにより、当該アナログ電圧を受信した表示画面には、アナログ電圧に応じた線の太さで文字や図形などが表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-126417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した公報に記載の電子ペンは、線の太さを変更するに際して、電子ペンの筆圧に応じて線の太さを変更する構成のように、電子ペンを表示画面に強く押し付ける必要がない一方で、所望の線幅に設定されたか否かについては、実際に表示画面に描画するまでは不確かであり、操作性という点において、なお改良の余地がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、操作性の向上に資するペン型入力装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のペン型入力装置、描画態様変更方法、および、描画態様変更プログラムは、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0008】
第1の発明に係るペン型入力装置は、表示画面に描画情報を表示するために、使用者によって把持された状態で操作されるペン型入力装置が構成される。当該ペン型入力装置は、棒状の筐体と、把持情報検出部と、情報出力部と、報知部と、を備えている。筐体は、使用者が把持可能な把持部を有している。把持情報検出部は、使用者の第1把持力を含む第1把持情報を検出可能なように把持部に配置されている。情報出力部は、筐体に配置されると共に把持情報検出部に電気的に接続されている。また、情報出力部は、検出された第1把持情報に応じた描画態様情報を出力する。報知部は、筐体に配置されると共に把持情報検出部に電気的に接続されている。また、報知部は、第1把持情報に応じた第1報知を行う。ここで、本発明における「描画」とは、絵を描くことのみならず、文字や線、図などを描くことを好適に包含する。また、本発明における「表示画面に描画情報を表示する」態様としては、ペン型入力装置をタッチパネルやタブレットに直接接触させて、液晶ディスプレイなどの表示画面に描画情報を表示する態様のみならず、ペン型入力装置を空中で操作することによって、ヘッドマウントディスプレイなどの表示画面に表示されたXR空間内に描画情報を表示する態様を好適に包含する。また、本発明における「第1把持情報」は、第1把持力そのものに関する情報のみならず、第1把持力を検出した回数に関する情報や、第1把持力の検出態様(例えば、検出順序)に関する情報を好適に包含する。さらに、本発明における「描画態様情報」とは、ペン型入力装置を用いて描画する際の線の幅に関する情報や、線の種類に関する情報、色彩に関する情報、濃淡に関する情報、フォントに関する情報などがこれに該当する。
【0009】
第1の発明によれば、ペン型入力装置が、使用者が把持部を把持した際の第1把持力を含む第1把持情報に応じた描画態様情報を出力するため、第1把持情報に応じた描画態様で表示画面に描画することができる。しかも、ペン型入力装置が、第1把持情報に応じた第1報知を行うため、使用者は、所望の描画態様で描画することができるか否かを描画前に知ることができる。これにより、ペン型入力装置の操作性の向上を図ることができる。
【0010】
第2の発明に係るペン型入力装置は、第1の発明に係るペン型入力装置であって、把持情報検出部は、第1把持情報として第1把持力を検出する。また、情報出力部は、第1把持力に応じた描画態様情報を出力する。そして、報知部は、第1報知として第1把持力の大きさに応じた報知を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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