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公開番号2025110228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024004042
出願日2024-01-15
発明の名称外装ケースユニット、外装ケース及び電気設備
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H05K 5/02 20060101AFI20250718BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】電気機器の個数の変更に柔軟に対応可能な技術を提供する。
【解決手段】複数の電気機器を収容可能な外装ケースユニットは、第1外装ケースと、第2外装ケースと、を備え、第1外装ケースは、第1外装部と、第1外装部に設けられた第1開口を囲む第1囲み部と、を有し、第2外装ケースは、第2外装部と、第2外装部に設けられた第2開口を囲む第2囲み部と、を有し、第1囲み部と第2囲み部とが嵌合可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数の電気機器を収容可能な外装ケースユニットであって、
第１外装ケースと、
第２外装ケースと、
を備え、
前記第１外装ケースは、第１外装部と、前記第１外装部に設けられた第１開口を囲む第１囲み部と、を有し、
前記第２外装ケースは、第２外装部と、前記第２外装部に設けられた第２開口を囲む第２囲み部と、を有し、
前記第１囲み部と前記第２囲み部とが嵌合可能である、
外装ケースユニット。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記第１囲み部又は前記第２囲み部に第１シーリング部が設けられており、前記第１囲み部と前記第２囲み部とが嵌合した状態である場合、前記第１囲み部と前記第２囲み部との間に前記第１シーリング部が配置される、
請求項１に記載の外装ケースユニット。
【請求項３】
第３外装ケースを更に備え、
前記第３外装ケースは、第３外装部と、前記第３外装部に設けられた第３開口を囲む第３囲み部と、前記第３外装部に設けられた第４開口を囲む第４囲み部と、を有し、
前記第３開口の開口面と前記第４開口の開口面とが対向しており、
前記第１囲み部と前記第３囲み部とが嵌合可能であり、
前記第２囲み部と前記第４囲み部とが嵌合可能である、請求項１に記載の外装ケースユニット。
【請求項４】
前記第１囲み部又は前記第３囲み部に第２シーリング部が設けられており、前記第１囲み部と前記第３囲み部とが嵌合状態である場合、前記第１囲み部と前記第３囲み部との間に前記第２シーリング部が配置され、
前記第２囲み部又は前記第４囲み部に第３シーリング部が設けられており、前記第２囲み部と前記第４囲み部とが嵌合状態である場合、前記第２囲み部と前記第４囲み部との間に前記第３シーリング部が配置される、
請求項３に記載の外装ケースユニット。
【請求項５】
複数の第３外装ケースを更に備え、
前記複数の第３外装ケースは、第３外装部と、前記第３外装部に設けられた第３開口を囲む第３囲み部と、前記第３外装部に設けられた第４開口を囲む第４囲み部と、を有し、
前記第３開口の開口面と前記第４開口の開口面とが対向しており、
前記第１囲み部と前記第３囲み部とが嵌合可能であり、
前記第２囲み部と前記第４囲み部とが嵌合可能であり、
前記複数の第３外装ケースのうちの隣接する２つの前記第３外装ケースの一方の前記第３囲み部と、隣接する２つの前記第３外装ケースの他方の前記第４囲み部とが嵌合可能である、
請求項１に記載の外装ケースユニット。
【請求項６】
前記第１外装ケース又は前記第２外装ケースは、光を通す窓部を備える、
請求項１に記載の外装ケースユニット。
【請求項７】
前記第１外装ケース又は前記第２外装ケースは、ベント弁を備える、
請求項１に記載の外装ケースユニット。
【請求項８】
前記第１外装ケース及び前記第２外装ケースのスタック方向が、鉛直方向である、
請求項１に記載の外装ケースユニット。
【請求項９】
前記スタック方向における最下部の前記第２外装ケースにより、前記複数の電気機器のうちの一つが耐振動性及び耐衝撃性を有する構造物に固定される、
請求項８に記載の外装ケースユニット。
【請求項１０】
前記スタック方向における最下部の前記第２外装ケースは、外部機器に接続するための配線が挿通される孔を有する、
請求項８に記載の外装ケースユニット。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、外装ケースユニット、外装ケース及び電気設備に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１、２には、蓄電容量の増加に対応できる蓄電池装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１６４９１４号公報
特開２０１９－１６４９１５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
複数の蓄電池を組み合わせて、一つの蓄電池ユニットを構成する場合、水滴や埃等を避けるためには、全ての蓄電池の筐体が気密構造である必要があるか、または予め蓄電池の増設を想定した大きな筐体が必要である。また、複数の蓄電池を連結する場合、各蓄電池間を接続するための防水コネクタが必要である。そのため、製品単価が高くなったり、製品サイズが大きくなったりしている。
【０００５】
特許文献１に記載の蓄電池装置では、最小容量分の蓄電池を設置する場合でも、接続可能な最大容量分の蓄電池を収容する筐体が必要であり、設置スペースを広く確保する必要がある。特許文献２に記載の蓄電池装置では、カバーの内側という制約が多い場所に蓄電池を増設するため、所定数の蓄電池を超えるような増設が行えない。特許文献１、２に記載の蓄電池装置では、蓄電池の個数の変更に柔軟に対応できていない。
【０００６】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、電気機器の個数の変更に柔軟に対応可能な技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の一観点によれば、複数の電気機器を収容可能な外装ケースユニットであって、第１外装ケースと、第２外装ケースと、を備え、前記第１外装ケースは、第１外装部と、前記第１外装部に設けられた第１開口を囲む第１囲み部と、を有し、前記第２外装ケースは、第２外装部と、前記第２外装部に設けられた第２開口を囲む第２囲み部と、を有し、前記第１囲み部と前記第２囲み部とが嵌合可能である、外装ケースユニットが提供される。
【０００８】
外装ケースユニットに収容する電気機器の個数が変更される場合、外装ケースユニットにおける外装ケースの個数を変更することで、電気機器の個数の変更に柔軟に対応することが可能である。
【０００９】
前記第１囲み部又は前記第２囲み部に第１シーリング部が設けられており、前記第１囲み部と前記第２囲み部とが嵌合した状態である場合、前記第１囲み部と前記第２囲み部との間に前記第１シーリング部が配置される。これにより、水滴や埃等が、第１囲み部と第２囲み部との間から外装ケースユニットの内部に入り込むことが抑止される。したがって、電気機器の個数を変更しても、外装ケースユニット内の気密性を保持することが可能である。外装ケースユニット内の気密性が保持されているため、非気密性の電気機器を使用することが可能である。
【００１０】
上記外装ケースユニットは、第３外装ケースを更に備え、前記第３外装ケースは、第３外装部と、前記第３外装部に設けられた第３開口を囲む第３囲み部と、前記第３外装部に設けられた第４開口を囲む第４囲み部と、を有し、前記第３開口の開口面と前記第４開口の開口面とが対向しており、前記第１囲み部と前記第３囲み部とが嵌合可能であり、前記第２囲み部と前記第４囲み部とが嵌合可能である。外装ケースユニットに収容する電気機器の個数が増える場合、第３外装ケースの個数を増やすことで、電気機器の個数の変更に柔軟に対応することが可能である。
（【００１１】以降は省略されています）

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