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公開番号
2025110604
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004534
出願日
2024-01-16
発明の名称
送信機、受信機および通信装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04L
27/26 20060101AFI20250722BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】OFDM方式で受信アンテナダイバーシチを行う通信装置において、良好なアンテナ選択結果を得ることを可能にする。
【解決手段】送信機(1)のOFDM変調部(12)は、OFDM信号のSTFよりも前に、STFよりも振幅変動の小さいアンテナ選択用信号(41)を付加する。受信機(2)は、複数の受信アンテナ(24,25)のうちから通信に使用する受信アンテナを選択するアンテナ切替スイッチ(23)と、アンテナ切替スイッチ(23)により選択された受信アンテナが受信したOFDM信号を復調するOFDM復調部(22)とを備える。アンテナ切替スイッチ(23)は、OFDM信号に付加されたアンテナ選択用信号(41)に基づいて、通信に使用する受信アンテナを選択する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
送信するデータをOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で変調したOFDM信号に変換するOFDM変調部と、
前記OFDM信号を送信する送信アンテナと、
を備え、
前記OFDM変調部は、前記OFDM信号のSTF(Short Training Field)よりも前に、前記STFよりも振幅変動の小さいアンテナ選択用信号を付加する、
送信機。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記アンテナ選択用信号は、周波数変調信号である、
請求項1に記載の送信機。
【請求項3】
前記OFDM変調部はさらに、前記OFDM信号の前記アンテナ選択用信号の後に、前記STF以降のデータの変調方式を示す変調方式設定信号を付加する、
請求項2に記載の送信機。
【請求項4】
前記アンテナ選択用信号は、無変調信号である、
請求項1に記載の送信機。
【請求項5】
前記OFDM変調部はさらに、前記OFDM信号の前記アンテナ選択用信号の前後に前記無変調信号の開始および終了を示す信号を付加する、
請求項4に記載の送信機。
【請求項6】
送信するデータをOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で変調したOFDM信号に変換するOFDM変調部と、
前記OFDM信号を送信する送信アンテナと、
を備え、
前記OFDM変調部は、前記OFDM信号に対し、STF(Short Training Field)の振幅変動を小さくする処理を施す、
送信機。
【請求項7】
OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号を受信する複数の受信アンテナと、
複数の前記受信アンテナのうちから通信に使用する受信アンテナを選択するアンテナ切替スイッチと、
前記アンテナ切替スイッチにより選択された前記受信アンテナが受信した前記OFDM信号を復調するOFDM復調部と、
を備え、
前記アンテナ切替スイッチは、前記OFDM信号のSTF(Short Training Field)よりも前に付加されたアンテナ選択用信号に基づいて、通信に使用する前記受信アンテナを選択する、
受信機。
【請求項8】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の送信機と、
請求項7に記載の受信機と、
を備える通信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、OFDM方式で受信アンテナダイバーシチを行う通信装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
無線通信における変調方式として、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)(以下「OFDM」という)方式が挙げられる。OFDM方式では、サブキャリアを直交させることで、各サブキャリア同士のスペクトルが重なった状態でも、伝送されたデータを復調可能となっており、周波数利用効率が高いというメリットがある。
【0003】
また、無線通信における送受信性能を改善する方法として、複数のアンテナを使って信号を受信する受信アンテナダイバーシチや、複数のアンテナを使って信号を送信する送信アンテナダイバーシチが知られている。
【0004】
例えば、受信アンテナダイバーシチの一つである選択ダイバーシチをOFDM方式の通信で行う場合、OFDM方式のデータフレームフォーマットを持つ受信信号のSTF(Short Training Field)と呼ばれる先頭の4シンボルのRSSI(Received Signal Strength Indicator)の時間平均がより大きいアンテナが、通信に使用するアンテナとして選択される。しかし、OFDM方式では信号の振幅が大きく変動するため、この方法では正しいアンテナを選択できない可能性がある。
【0005】
OFDM方式でも良好なアンテナ選択結果を得るための技術として、下記の特許文献1には、2つのアンテナで受信した信号を合成した後、変調時に挿入されたガードインターバル信号を取り除き、有効シンボル信号を抽出する復調手段を備えるOFDM受信装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2001-111521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の技術は、OFDM受信装置に有効シンボル抽出手段となる新たな装置を追加する必要があるため、OFDM受信装置の複雑化および高コスト化が懸念される。また、受信アンテナダイバーシチには選択ダイバーシチ方式と合成ダイバーシチ方式とがあるが、特許文献1の技術は合成ダイバーシチ方式のみに対応しており、比較的安いコストで実施できる選択ダイバーシチ方式には適用できない。
【0008】
本開示は以上のような課題を解決するためになされたものであり、OFDM方式で受信アンテナダイバーシチを行う通信装置において、良好なアンテナ選択結果を得ることを可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る送信機は、送信するデータをOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で変調したOFDM信号に変換するOFDM変調部と、前記OFDM信号を送信する送信アンテナと、を備え、前記OFDM変調部は、前記OFDM信号のSTF(Short Training Field)よりも前に、前記STFよりも振幅変動の小さいアンテナ選択用信号を付加する。
【0010】
本開示に係る受信機は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号を受信する複数の受信アンテナと、複数の前記受信アンテナのうちから通信に使用する受信アンテナを選択するアンテナ切替スイッチと、前記アンテナ切替スイッチにより選択された前記受信アンテナが受信した前記OFDM信号を復調するOFDM復調部と、を備え、前記アンテナ切替スイッチは、前記OFDM信号のSTF(Short Training Field)よりも前に付加されたアンテナ選択用信号に基づいて、通信に使用する前記受信アンテナを選択する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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