TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025114190
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008717
出願日2024-01-24
発明の名称半導体装置
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 25/07 20060101AFI20250729BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】スイッチング特性の最適化および高電力密度化を図ることが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置(100)は、絶縁基板(10)上に搭載された複数の半導体チップ(1,2,3)と、それらを収容するケース(20)とを備える。ケース(20)は、ゲート端子(21)、ソースセンス端子(22)、ソース端子(23)およびドレイン端子(24)を有する。ゲート端子(21)の高さとソースセンス端子(22)の高さとが互いに異なり、ソース端子(23)の高さは、ゲート端子(21)の高さおよびソースセンス端子(22)の高さよりも低い。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
絶縁基板と、
前記絶縁基板の上面上に形成されたドレインパターンおよびゲートパターンと、
前記ドレインパターンに接合されたドレイン電極を下面に有し、ソース電極およびゲート電極を上面に有する複数の半導体チップと、
前記複数の半導体チップを収容し、ゲート端子、ソースセンス端子、ソース端子およびドレイン端子を有するケースと、
を備え、
前記ドレイン端子は、第1のワイヤを介して前記ドレインパターンに接続し、
前記ソース端子は、第2のワイヤを介して複数の前記半導体チップの前記ソース電極に接続し、
前記ゲート端子は、第3のワイヤを介して前記ゲートパターンに接続し、
前記ゲートパターンは、第4のワイヤを介して複数の前記半導体チップの前記ゲート電極に接続し、
前記ソースセンス端子は、第5のワイヤを介して複数の前記半導体チップのいずれか1つの前記ソース電極に接続し、
前記ゲート端子の高さと前記ソースセンス端子の高さとが互いに異なり、
前記ソース端子の高さは、前記ゲート端子の高さおよび前記ソースセンス端子の高さよりも低い、
半導体装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記ソースセンス端子の高さは、前記ゲート端子の高さよりも高い、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
平面視で、前記第3のワイヤと前記第5のワイヤとが平行である、
請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
複数の前記半導体チップは、ワイドバンドギャップ半導体で形成されている、
請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
平面視で、前記第5のワイヤは、前記第2のワイヤおよび前記第3のワイヤの両方と交差する、
請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記ケースの側面から前記ソースセンス端子ならびに前記ゲート端子までの距離が、3.0mm以上である、
請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第3のワイヤと前記第5のワイヤとの間隔が、3.0mm以上である、
請求項1または請求項2に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置の製造におけるワイヤボンディングの容易化や、半導体装置の小型化を目的として、半導体装置に設けられる複数の端子(バズバー、リード、パッドなど)それぞれの高さに差を設ける技術が提案されている(例えば下記の特許文献1および2)。なお、ここでいう端子の「高さ」は、端子の取り付け位置の高さのことであり、端子の厚さのことではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-89548号公報
特開平6-181279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、2つの主端子(ソース端子およびドレイン端子)の高さに差を設けた構成が提案されているが、信号端子(ゲート端子、ソースセンス端子など)については考慮されておらず、スイッチング特性に関して改善の余地がある。
【0005】
特許文献2においては、信号端子の高さも考慮されており、主端子が上段、信号端子が下段に配置されている。しかし、その配置では、主端子に接続されるメインワイヤが長くなり、メインワイヤによる発熱が大きくなることが懸念される。半導体装置の高電力密度化を実現するためには、メインワイヤを短くすることが必要である。
【0006】
本開示は以上のような課題を解決するためになされたものであり、スイッチング特性の最適化および高電力密度化を図ることが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る半導体装置は、絶縁基板と、前記絶縁基板の上面上に形成されたドレインパターンおよびゲートパターンと、前記ドレインパターンに接合されたドレイン電極を下面に有し、ソース電極およびゲート電極を上面に有する複数の半導体チップと、前記複数の半導体チップを収容し、ゲート端子、ソースセンス端子、ソース端子およびドレイン端子を有するケースと、を備え、前記ドレイン端子は、第1のワイヤを介して前記ドレインパターンに接続し、前記ソース端子は、第2のワイヤを介して複数の前記半導体チップの前記ソース電極に接続し、前記ゲート端子は、第3のワイヤを介して前記ゲートパターンに接続し、前記ゲートパターンは、第4のワイヤを介して複数の前記半導体チップの前記ゲート電極に接続し、前記ソースセンス端子は、第5のワイヤを介して複数の前記半導体チップのいずれか1つの前記ソース電極に接続し、前記ゲート端子の高さと前記ソースセンス端子の高さとが互いに異なり、前記ソース端子の高さは、前記ゲート端子の高さおよび前記ソースセンス端子の高さよりも低い。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、半導体装置のスイッチング特性の最適化および高電力密度化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る半導体装置の平面図である。
実施の形態1に係る半導体装置の断面図である。
実施の形態2に係る半導体装置の断面図である。
実施の形態3に係る半導体装置の断面図である。
実施の形態4に係る半導体装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施の形態1>
図1および図2は、実施の形態1に係る半導体装置100の構成を示す図であり、それぞれ半導体装置100の平面図および断面図を示している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
安全なNAS電池
1か月前
個人
フリー型プラグ安全カバー
1か月前
東レ株式会社
多孔質炭素シート
27日前
日本発條株式会社
積層体
8日前
ローム株式会社
半導体装置
4日前
キヤノン株式会社
電子機器
27日前
ローム株式会社
半導体装置
6日前
ローム株式会社
半導体装置
6日前
個人
防雪防塵カバー
8日前
エイブリック株式会社
半導体装置
29日前
エイブリック株式会社
半導体装置
29日前
ローム株式会社
半導体装置
6日前
ローム株式会社
半導体装置
27日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
8日前
株式会社ホロン
冷陰極電子源
4日前
個人
半導体パッケージ用ガラス基板
7日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
4日前
沖電気工業株式会社
アンテナ
1か月前
株式会社ティラド
面接触型熱交換器
19日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
4日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
東レ株式会社
ガス拡散層の製造方法
27日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
20日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
20日前
マクセル株式会社
配列用マスク
19日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
1か月前
ローム株式会社
電子装置
8日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
8日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
8日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
6日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
4日前
TDK株式会社
電子部品
4日前
株式会社ヨコオ
コネクタ
29日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
12日前
続きを見る