TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025110706
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004691
出願日2024-01-16
発明の名称管理装置
出願人三浦工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類C01B 3/00 20060101AFI20250722BHJP(無機化学)
要約【課題】蒸気を低コストで発生させること。
【解決手段】管理装置10は、電力系統4から供給される電力を利用する水素生成装置6、水素を燃焼する水素ボイラ9、及び電力系統4から供給される電力を利用する電気ボイラ16を制御する運転制御部11と、水素生成装置6で生成された水素を貯蔵して水素ボイラ9に水素を供給可能な貯蔵装置7の水素貯蔵率を監視する水素貯蔵率モニタ部13と、を備える。運転制御部11は、第1期間において水素貯蔵率が目標値よりも低い場合、水素生成装置6を運転させ、第2期間において水素貯蔵率が目標値以上であり水素ボイラ9及び電気ボイラ16に対する負荷要求がある場合、電気ボイラ16に優先して水素ボイラ9を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電力系統から供給される電力を利用する水素生成装置、水素を燃焼する水素ボイラ、及び前記電力系統から供給される電力を利用する電気ボイラを制御する運転制御部と、
前記水素生成装置で生成された水素を貯蔵して前記水素ボイラに前記水素を供給可能な貯蔵装置の水素貯蔵率を監視する水素貯蔵率モニタ部と、を備え、
前記運転制御部は、第1期間において前記水素貯蔵率が目標値よりも低い場合、前記水素生成装置を運転させ、第2期間において前記水素貯蔵率が目標値以上であり前記水素ボイラ及び前記電気ボイラに対する負荷要求がある場合、前記電気ボイラに優先して前記水素ボイラを制御する、
管理装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記運転制御部は、前記第2期間において前記水素貯蔵率が前記目標値よりも低い所定値に低下するまで前記電気ボイラに優先して前記水素ボイラを制御する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記水素ボイラと前記電気ボイラとが接続される蒸気集合ヘッダの圧力を監視するヘッダ圧モニタ部を備え、
前記運転制御部は、前記水素貯蔵率が前記目標値になるように前記水素生成装置を制御し、且つ、前記蒸気集合ヘッダの圧力が目標圧力になるように前記水素ボイラ及び前記電気ボイラを制御する、
請求項2に記載の管理装置。
【請求項4】
前記運転制御部は、第1期間において前記水素貯蔵率が目標値以上であり、前記蒸気集合ヘッダの圧力が前記目標圧力を下回る場合、前記蒸気集合ヘッダの圧力が目標圧力になるように前記電気ボイラに優先して前記水素ボイラを制御する、
請求項3に記載の管理装置。
【請求項5】
前記運転制御部は、第1期間において前記水素貯蔵率が前記目標値よりも低い所定値に低下するまで前記電気ボイラに優先して前記水素ボイラを制御させる、
請求項4に記載の管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、管理装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
地球温暖化防止の観点から、水素をエネルギーとして利用することが様々な分野で検討されている。特許文献1には、水素を利用して発電する燃料電池に係る技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-123810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
地球温暖化防止の観点から、ボイラに係る技術分野においても、水素を燃料として利用する水素ボイラ及び電力を利用する電気ボイラが発案されている。蒸気を低コストで発生できる技術が要望される。
【0005】
本開示は、蒸気を低コストで発生させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、管理装置を開示する。管理装置は、電力系統から供給される電力を利用する水素生成装置、水素を燃焼する水素ボイラ、及び電力系統から供給される電力を利用する電気ボイラを制御する運転制御部と、水素生成装置で生成された水素を貯蔵して水素ボイラに水素を供給可能な貯蔵装置の水素貯蔵率を監視する水素貯蔵率モニタ部と、を備える。運転制御部は、第1期間において水素貯蔵率が目標値よりも低い場合、水素生成装置を運転させ、第2期間において水素貯蔵率が目標値以上であり水素ボイラ及び電気ボイラに対する負荷要求がある場合、電気ボイラに優先して水素ボイラを制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、蒸気を低コストで発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る蒸気発生システムを示すブロック図である。
図2は、実施形態に係る蒸気発生システムの動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[蒸気発生システム]
図1は、実施形態に係る蒸気発生システム1を示すブロック図である。図1に示すように、蒸気発生システム1は、電力分配器5と、水素生成装置6と、貯蔵装置7と、圧力センサ8と、水素ボイラ9と、電気ボイラ16と、蒸気集合ヘッダ17と、圧力センサ19と、管理装置10とを備える。
【0010】
水素生成装置6は、電力系統4から供給される電力を利用して運転される。水素生成装置6は、電力系統4から供給される電力に基づいて水素を生成する。電力系統4から電力分配器5を介して水素生成装置6に電力が供給される。水素生成装置6として、アルカリ水電解装置、固体高分子型水電解装置、又は高温水電解装置が例示される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三浦工業株式会社
ボイラ
4か月前
三浦工業株式会社
ボイラ
4か月前
三浦工業株式会社
ボイラ
1か月前
三浦工業株式会社
ボイラ
1か月前
三浦工業株式会社
管理装置
1か月前
三浦工業株式会社
殺菌装置
4か月前
三浦工業株式会社
熱交換器
2か月前
三浦工業株式会社
滅菌装置
2か月前
三浦工業株式会社
管理装置
4日前
三浦工業株式会社
洗浄装置
5日前
三浦工業株式会社
流体処理器
2か月前
三浦工業株式会社
回路制御装置
2か月前
三浦工業株式会社
給湯システム
2か月前
三浦工業株式会社
蒸気発生装置
1か月前
三浦工業株式会社
表示システム
1日前
三浦工業株式会社
発電ユニット
4日前
三浦工業株式会社
ガス圧縮装置
5日前
三浦工業株式会社
ガス圧縮装置
5日前
三浦工業株式会社
ガス圧縮装置
5日前
三浦工業株式会社
発電ユニット
4日前
三浦工業株式会社
発電ユニット
4日前
三浦工業株式会社
発電ユニット
4日前
三浦工業株式会社
電力供給システム
4日前
三浦工業株式会社
ガス気化システム
4か月前
三浦工業株式会社
発電ユニット集合体
4日前
三浦工業株式会社
過酸化水素の除去方法
2か月前
三浦工業株式会社
電気ヒータ及び電気ボイラ
4か月前
三浦工業株式会社
ボイラ、ボイラの制御方法
1か月前
三浦工業株式会社
揮発性有機化合物群の捕集材
2か月前
三浦工業株式会社
水素ボイラシステムの制御装置
1か月前
三浦工業株式会社
バーナ及びアンモニア混焼ボイラ
1か月前
三浦工業株式会社
電気ヒータ及び電気ボイラ用の水管
4か月前
三浦工業株式会社
ボイラ水の水質評価用試料水の調製装置
4か月前
三浦工業株式会社
エアコンプレッサおよび熱利用システム
1か月前
三浦工業株式会社
コンセントユニットおよび電力供給システム
2か月前
三浦工業株式会社
電力供給システムおよび発電ユニットの設置台数の決定方法
4日前
続きを見る