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公開番号
2025110711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004696
出願日
2024-01-16
発明の名称
人力駆動車用の変速装置および人力駆動車用のコンポーネント
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
,
個人
主分類
B62M
11/14 20060101AFI20250722BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】利便性に貢献できる人力駆動車用の変速装置および人力駆動車用のコンポーネントを提供する。
【解決手段】人力駆動車用の変速装置は、クランク軸に入力される人力駆動力が伝達される第1回転体を含む人力駆動車用の変速装置であって、前記クランク軸と接続される入力回転体、前記入力回転体に入力されるトルクを前記第1回転体に出力する出力回転体、および、前記入力回転体に入力されるトルクを前記出力回転体に伝達する中間回転体を含み、前記入力回転体の回転速度に対する前記出力回転体の回転速度の比率である所定比率を変更可能な変速部と、前記中間回転体の回転によって発電する発電部と、前記発電部によって発電する電力によって駆動される駆動部を含み、前記所定比率を変更するように前記変速部を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
クランク軸に入力される人力駆動力が伝達される第1回転体を含む人力駆動車用の変速装置であって、
前記クランク軸と接続される入力回転体、前記入力回転体に入力されるトルクを前記第1回転体に出力する出力回転体、および、前記入力回転体に入力されるトルクを前記出力回転体に伝達する中間回転体を含み、前記入力回転体の回転速度に対する前記出力回転体の回転速度の比率である所定比率を変更可能な変速部と、
前記中間回転体の回転によって発電する発電部と、
前記発電部によって発電する電力によって駆動される駆動部を含み、前記所定比率を変更するように前記変速部を制御する制御部と、を備える、変速装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記変速部は、
前記クランク軸と接続される比率変更部と、
前記比率変更部と接続され、かつ、前記比率変更部から入力される駆動力を前記出力回転体に伝達する変速機と、を含み、
前記比率変更部は、前記変速機と接続される第1出力回転体を含み、前記クランク軸の回転速度に対する前記第1出力回転体の回転速度の比率である第1比率が、第1所定比率になるように構成され、
前記変速機は、前記第1出力回転体の回転速度に対する前記出力回転体の回転速度の比率である第2比率を変更することによって前記所定比率を変更し、
前記中間回転体は、前記比率変更部に含まれる、請求項1に記載の変速装置。
【請求項3】
前記第1所定比率は、1よりも大きい、請求項2に記載の変速装置。
【請求項4】
前記中間回転体は、前記第1出力回転体である、請求項2に記載の変速装置。
【請求項5】
前記比率変更部は、前記クランク軸から駆動力が入力される第1比率変更部、および、前記第1比率変更部から入力される駆動力を前記変速機に出力する第2比率変更部を含む、請求項2に記載の変速装置。
【請求項6】
前記第2比率変更部は、第1遊星歯車機構を含む、請求項5に記載の変速装置。
【請求項7】
前記クランク軸とは異なる軸部材をさらに備え、
前記第2比率変更部は、前記軸部材に設けられる、請求項5に記載の変速装置。
【請求項8】
前記クランク軸とは異なる軸部材をさらに備え、
前記変速機は、前記軸部材に設けられる、請求項2に記載の変速装置。
【請求項9】
前記発電部は、前記軸部材に設けられる、請求項7に記載の変速装置。
【請求項10】
前記変速機は、前記軸部材に設けられ、
前記発電部は、前記軸部材に設けられ、前記軸部材の軸方向において、少なくとも一部が前記第2比率変更部と前記変速機との間に配置される、請求項7に記載の変速装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用の変速装置および人力駆動車用のコンポーネントに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、クランク軸からトルクが入力される変速機が設けられる人力駆動車用の変速装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-086562号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、利便性に貢献できる人力駆動車用の変速装置および人力駆動車用のコンポーネントを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従う変速装置は、クランク軸に入力される人力駆動力が伝達される第1回転体を含む人力駆動車用の変速装置であって、前記クランク軸と接続される入力回転体、前記入力回転体に入力されるトルクを前記第1回転体に出力する出力回転体、および、前記入力回転体に入力されるトルクを前記出力回転体に伝達する中間回転体を含み、前記入力回転体の回転速度に対する前記出力回転体の回転速度の比率である所定比率を変更可能な変速部と、前記中間回転体の回転によって発電する発電部と、前記発電部によって発電する電力によって駆動される駆動部を含み、前記所定比率を変更するように前記変速部を制御する制御部と、を備える。
第1側面の変速装置によれば、発電部と、発電部によって発電する電力によって駆動される駆動部を含む制御部と、を備えるため、変速装置において発電した電力によって所定比率を変更できる。したがって、変速装置は、利便性に貢献できる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面の変速装置において、前記変速部は、前記クランク軸と接続される比率変更部と、前記比率変更部と接続され、かつ、前記比率変更部から入力される駆動力を前記出力回転体に伝達する変速機と、を含み、前記比率変更部は、前記変速機と接続される第1出力回転体を含み、前記クランク軸の回転速度に対する前記第1出力回転体の回転速度の比率である第1比率が、第1所定比率になるように構成され、前記変速機は、前記第1出力回転体の回転速度に対する前記出力回転体の回転速度の比率である第2比率を変更することによって前記所定比率を変更し、前記中間回転体は、前記比率変更部に含まれる。
第2側面の変速装置によれば、中間回転体が比率変更部に含まれるため、クランク軸の回転速度とは異なる回転速度によって回転する中間回転体の回転によって発電部が発電できる。
【0007】
本開示の第2側面に従う第3側面の変速装置において、前記第1所定比率は、1よりも大きい。
第3側面の変速装置によれば、クランク軸の回転速度よりも高い回転速度によって回転する中間回転体の回転によって発電部が発電できる。したがって、人力駆動力が低い状態においても発電量を大きくできるため、ライダの負荷を低減できる。
【0008】
本開示の第2または第3側面に従う第4側面の変速装置において、前記中間回転体は、前記第1出力回転体である。
第4側面の変速装置によれば、変速機によって変速が行われる前の中間回転体によって発電部が発電するため、所定比率の変更による発電への影響を受けにくい。したがって、発電部が好適に発電できる。
【0009】
本開示の第2から第4側面のいずれか1つに従う第5側面の変速装置において、前記比率変更部は、前記クランク軸から駆動力が入力される第1比率変更部、および、前記第1比率変更部から入力される駆動力を前記変速機に出力する第2比率変更部を含む。
第5側面の変速装置によれば、比率変更部は、第1比率変更部および第2比率変更部によって、第1比率を段階的に第1所定比率に変更できる。
【0010】
本開示の第5側面に従う第6側面の変速装置において、前記第2比率変更部は、第1遊星歯車機構を含む。
第6側面の変速装置によれば、第2比率変更部は、第1遊星歯車機構によって好適に第1比率を変更できる。
(【0011】以降は省略されています)
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