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公開番号
2025111126
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005327
出願日
2024-01-17
発明の名称
電気接続箱
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250723BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ブロックをケースに収容する作業の作業性を向上可能な電気接続箱の提供。
【解決手段】電気接続箱1は、電子部品を取付可能なブロック10と、ブロック10を収容するケース20と、を備える。ケース20は、ブロック10を収容する空間を画成する筒状の側壁21及び底壁22と、側壁21の内周面に配置され、ブロック10を係止する係止部43と、係止部43に隣り合うように配置され、係止部43が前記空間内に向けて突出する向きに凸となる形状を有する突状部44と、を有する。突状部44は、突状部44の前記向きへの突出高さが係止部43の前記向きへの突出高さ以上であり、且つ、前記空間にブロック10を収容する収容方向における底壁22から離れる手前側を除いて係止部43を取り囲むように配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電子部品を取付可能なブロックと、前記ブロックを収容するケースと、を備える、電気接続箱であって、
前記ケースは、
前記ブロックを収容する空間を画成する筒状の側壁及び底壁と、
前記側壁の内周面に配置され、前記ブロックを係止する係止部と、
前記係止部に隣り合うように配置され、前記係止部が前記空間内に向けて突出する向きに凸となる形状を有する突状部と、を有し、
前記突状部は、
当該突状部の前記向きへの突出高さが前記係止部の前記向きへの突出高さ以上であり、且つ、前記空間に前記ブロックを収容する収容方向において前記底壁から離れる側である手前側を除いて前記係止部を取り囲むように配置される、ように構成される、
電気接続箱。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電気接続箱において、
前記突状部は、
当該突状部の前記手前側の面が、前記係止部から離れるにつれて、前記収容方向において前記底壁に近付く側である奥側に接近するように傾斜する、
電気接続箱。
【請求項3】
請求項1に記載の電気接続箱において、
前記ケースの前記側壁は、
前記突状部が配置される箇所において、前記突状部の突出端面を構成する内壁面と、当該側壁の外表面を構成する外壁面と、を有する二重壁構造を有する、
電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品を取付可能なブロックと、ブロックを収容するケースと、を備える、電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両に搭載される電気接続箱(例えば、リレーボックス)等のように、複数の部品を互いに組み付けて構成される電気接続箱が提案されている。例えば、従来の電気接続箱の一つは、電子部品等を保持するブロックと、ブロックを内部に収容する箱状のケースと、を有する(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-064881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した電気接続箱では、ブロックを下方に向けて移動させながらケース本体の上方にある収容口からケース本体の内部に収容し、ブロックに設けられたロック部をケースの内周面に設けられた被ロック部に係合することで、ブロックがケースに固定されるようになっている。このとき、ケースの被ロック部はケースの内側に向けて突出しているため、ブロックの電子部品に繋がる電線(特に、ブロック内の一の端子と他の端子とを繋ぐループ状の電線)が、被ロック部に引っかかる可能性がある。被ロック部に引っかかった電線はブロックをケースに適正に固定する妨げになり得るし、作業者はこのような電線の引っかかりを避けるべく電線と被ロック部とを目視確認しながらブロックをケースに収容することになる。このような理由から、従来の電気接続箱では、ブロックをケースに収容する作業の作業性が向上され難い。
【0005】
本発明の目的の一つは、ブロックをケースに収容する作業の作業性を向上可能な電気接続箱の提供である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、以下を特徴としている。
【0007】
電子部品を取付可能なブロックと、前記ブロックを収容するケースと、を備える、電気接続箱であって、
前記ケースは、
前記ブロックを収容する空間を画成する筒状の側壁及び底壁と、
前記側壁の内周面に配置され、前記ブロックを係止する係止部と、
前記係止部に隣り合うように配置され、前記係止部が前記空間内に向けて突出する向きに凸となる形状を有する突状部と、を有し、
前記突状部は、
当該突状部の前記向きへの突出高さが前記係止部の前記向きへの突出高さ以上であり、且つ、前記空間に前記ブロックを収容する収容方向において前記底壁から離れる側である手前側を除いて前記係止部を取り囲むように配置される、ように構成される、
電気接続箱であること。
【発明の効果】
【0008】
本発明の電気接続箱によれば、ケースの側壁の内周面にブロックを係止する係止部が配置され、その係止部がケース内に向けて突出する向きに凸となる形状を有する突状部が、係止部に隣り合うように配置される。更に、突状部の突出高さが係止部の突出高さ以上であり、且つ、ブロックの収容方向における手前側を除いて、突状部が係止部を取り囲むように配置される。これにより、ブロックをケースに収容するとき、係止部とブロックとの係合を突状部が妨げることがないし、仮に電子部品に繋がる電線が係止部に近付いても、電線が突状部に沿ってケースの奥側に案内されることで、電線が係止部に引っかかることが抑制される。したがって、本構成の電気接続箱は、ブロックをケースに収容する作業の作業性を向上可能である。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。
図2は、図1に示す電気接続箱の分解斜視図である。
図3は、図2に示すケース本体及びサイドカバーを下方からみた斜視図である。
図4(a)は、図2に示すブロックの上面図であり、図4(b)は、図2に示すケース本体の上面図である。
図5は、図2のA部の拡大図である。
図6は、図2のA部を含むケース本体の側壁の内周面を側方からみた図である。
図7は、図6のB-B断面図である。
図8は、図6のC-C断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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