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公開番号
2025110980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005088
出願日
2024-01-17
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/58 20060101AFI20250723BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】簡易的な構造で、端子と電線との接合に係る信頼性を向上させるコネクタを提供する。
【解決手段】外部コネクタに接続されるコネクタ1であって、複数の端子10と、端子10ごとに一部が接合されている複数の電線100を、外部コネクタに接続する第1方向に沿うように外部に引き出す電線引出部33と、各々の端子10と電線引出部33との間で、第1方向と交差する第2方向に沿って延伸する各々の電線100の一部を互いに挟み込む第1電線接触部38と第2電線接触部45との組合せとを備える。第1電線接触部38は、電線引出部33を有する部材と一体である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
外部コネクタに接続されるコネクタであって、
複数の端子と、
前記端子ごとに一部が接合されている複数の電線を、前記外部コネクタに接続する第1方向に沿うように外部に引き出す電線引出部と、
各々の前記端子と前記電線引出部との間で、前記第1方向と交差する第2方向に沿って延伸する各々の前記電線の一部を互いに挟み込む第1電線接触部と第2電線接触部との組合せと、を備え、
前記第1電線接触部は、前記電線引出部を有する部材と一体である、コネクタ。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
少なくとも前記電線の端末部を収容するハウジング本体部と、前記電線引出部とを有するアウターハウジングと、
前記ハウジング本体部に前記電線の前記端末部が収容された後に、前記ハウジング本体部の開口端で形成される開口を覆うリアカバーと、を備え、
前記第1電線接触部は、前記ハウジング本体部に設けられ、
前記第2電線接触部は、前記リアカバーに設けられる、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第1電線接触部又は前記第2電線接触部の少なくとも一方は、前記電線ごとに、前記電線の側面形状に合わせた曲面で構成される曲面溝を有する、請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記曲面溝は、前記第1電線接触部と前記第2電線接触部とが前記電線を挟み込んだときに、前記電線の外周部分にある被覆部に一部が圧入されるリブを有する、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記リブは、前記曲面溝の前記曲面の周方向に沿って複数ある、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記リブは、前記第2方向に沿って複数ある、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記曲面溝は、前記曲面の全体で前記電線に接触する、請求項3に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、端子に接合される電線の端末部分がハウジングの内部に収容されるコネクタがある。特許文献1には、ハウジング本体とカバーとで構成されるハウジングの内部に、電線の端末部分、具体的には芯線の端末部を接合させる端子の接合部を少なくとも収容するコネクタに関する技術が開示されている。当該コネクタでは、ハウジングの内部から外部に引き出される電線が端子の揺動に追従することができるように、ハウジング本体と電線との間に隙間が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-182738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のコネクタでは、端子の揺動は電線で吸収されるものの、電線の揺動を抑止する構造がない。そのため、何らかの原因で発生した電線の揺動が、端子に接合されている電線の端末部分に伝わることで、過剰な負荷が発生する懸念がある。これに対して、例えば、電線の端末部分を接合する接合部とは別に、電線の揺動が端末部分に伝わることを抑止するための圧着部等を端子に設けることも考えられる。しかし、このような対策は、端子の大型化、又は、端子ひいてはコネクタ全体の構造の複雑化に起因して歩留まりが低くなることでコストアップも懸念されるため、望ましくない。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、簡易的な構造で、端子と電線との接合に係る信頼性を向上させるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、外部コネクタに接続されるコネクタであって、複数の端子と、端子ごとに一部が接合されている複数の電線を、外部コネクタに接続する第1方向に沿うように外部に引き出す電線引出部と、各々の端子と電線引出部との間で、第1方向と交差する第2方向に沿って延伸する各々の電線の一部を互いに挟み込む第1電線接触部と第2電線接触部との組合せと、を備え、第1電線接触部は、電線引出部を有する部材と一体である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡易的な構造で、端子と電線との接合に係る信頼性を向上させるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るコネクタの斜視図である。
一実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
図1中のIII-III部で切断されたコネクタの断面図である。
一実施形態におけるアウターハウジングの斜視図である。
一実施形態におけるリアカバーの斜視図である。
図1中のVI-VI部で切断されたコネクタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて一実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1は、一実施形態に係るコネクタ1の斜視図である。図2は、コネクタ1の分解斜視図である。図3は、図1中のIII-III部で切断されたコネクタ1の断面図である。図3における切断面は、おおよそ、後述するインナーハウジング20の第1端子収容部21及び第1電線100aの中心軸を通過する仮想面である。当該仮想面は、本実施形態ではYZ平面である。
(【0011】以降は省略されています)
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