TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025112015
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024006029
出願日
2024-01-18
発明の名称
機器制御システム
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
F24H
1/18 20220101AFI20250724BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】DR要請に応じた機器の消費電力と、DR要請を受けなかった場合の機器の消費電力との差分を把握できないため、アグリゲータやユーザは、インセンティブの妥当性を判断できない、という課題がある。
【解決手段】機器制御システムは、給湯装置100と、サーバ200と、を備える。サーバ200は、DR要請に応じて、給湯装置100を制御する。サーバ200は、DR要請に応じて設定された第1期間に、第1運転設定により給湯装置100を制御する。サーバ200は、給湯装置100の運転データD1に基づいて、第1情報を出力する。第1情報は、第1期間に第1運転設定により給湯装置100を制御した場合の給湯装置100の消費電力と、第1期間に第2運転設定により給湯装置100を制御した場合に予測される給湯装置100の消費電力との差分を含む。第2運転設定は、DR要請を受信していない時の運転設定である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
1又は複数の機器(100)と、
デマンドレスポンスの要請に応じて、前記機器を制御する制御部(49)を有する、サーバ(200)と、
を備え、
前記制御部は、
アグリゲータ(90)から前記要請を受信し、
前記要請に応じて設定された、前記機器の消費電力を調整する第1期間に、第1運転設定により前記機器を制御し、
前記機器から取得した前記機器の運転データ(D1)に基づいて、前記第1期間に前記第1運転設定により前記機器を制御した場合の前記機器の第1消費電力と、前記第1期間に、前記制御部が前記要請を受信していない時の運転設定である第2運転設定により前記機器を制御した場合に予測される前記機器の第2消費電力と、の差分を含む第1情報を出力する、
機器制御システム(1)。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記要請は、前記制御部が前記要請を受信していない時よりも前記第1期間における前記機器の消費電力を減少させる第2要請であり、
前記第1運転設定は、前記第2運転設定よりも、前記第1期間における前記機器の消費電力が少なく、
前記差分は、前記第1期間における、前記制御部が前記要請を受信していない時と比較した前記機器の消費電力の減少量である、
請求項1に記載の機器制御システム(1)。
【請求項3】
前記要請は、前記制御部が前記要請を受信していない時よりも前記第1期間における前記機器の消費電力を増加させる第1要請であり、
前記第1運転設定は、前記第2運転設定よりも、前記第1期間における前記機器の消費電力が多く、
前記差分は、前記第1期間における、前記制御部が前記要請を受信していない時と比較した前記機器の消費電力の増加量である、
請求項1に記載の機器制御システム(1)。
【請求項4】
前記第1情報は、前記第2消費電力をさらに含む、
請求項1から3のいずれか1つに記載の機器制御システム(1)。
【請求項5】
前記第1情報は、前記第1運転設定の設定内容と、前記第1運転設定の実行有無と、をさらに含む、
請求項1から3のいずれか1つに記載の機器制御システム(1)。
【請求項6】
前記制御部は、複数の前記機器ごとに、前記第1情報を出力する、
請求項1から3のいずれか1つに記載の機器制御システム(1)。
【請求項7】
前記制御部は、複数の前記機器ごとに、前記第1運転設定の設定内容を決定する、
請求項6に記載の機器制御システム(1)。
【請求項8】
前記第1期間は、日毎に設定され、
前記制御部は、前記第1情報を、日毎に出力する、
請求項1から3のいずれか1つに記載の機器制御システム(1)。
【請求項9】
前記要請は、前記制御部が前記要請を受信していない時よりも前記機器の消費電力を減少させる第2要請であり、
前記第1期間における前記第1運転設定の運転時間である第1運転時間は、前記第1期間における前記第2運転設定の運転時間である第2運転時間よりも短い、
請求項1から3のいずれか1つに記載の機器制御システム(1)。
【請求項10】
前記第1情報は、前記第1運転時間と前記第2運転時間との差分をさらに含む、
請求項9に記載の機器制御システム(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
機器制御システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2018-170925号公報)に示されるように、アグリゲータからのデマンドレスポンスの要請に応じて、ユーザが機器の商用電力系統の消費電力を調整し、調整量に応じてユーザがアグリゲータからインセンティブを受け取るシステムが知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1では、デマンドレスポンスの要請に応じた機器の消費電力と、デマンドレスポンスの要請を受けなかった場合の機器の消費電力との差分を把握できないため、アグリゲータやユーザは、インセンティブの妥当性を判断できない、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1観点の機器制御システムは、1又は複数の機器と、サーバと、を備える。サーバは、制御部を有する。制御部は、デマンドレスポンスの要請に応じて、機器を制御する。制御部は、アグリゲータから要請を受信する。制御部は、第1期間に、第1運転設定により機器を制御する。第1期間は、要請に応じて設定された期間である。第1期間は、機器の消費電力を調整する期間である。制御部は、機器から取得した機器の運転データに基づいて、第1情報を出力する。第1情報は、第1消費電力と第2消費電力との差分を含む。第1消費電力は、第1期間に第1運転設定により機器を制御した場合の機器の消費電力である。第2消費電力は、第1期間に第2運転設定により機器を制御した場合に予測される機器の消費電力である。第2運転設定は、制御部が要請を受信していない時の運転設定である。
【0005】
第1観点の機器制御システムでは、制御部は、機器から取得した機器の運転データに基づいて、第1情報を出力する。第1情報は、第1消費電力と、第2消費電力と、の差分を含む。第1消費電力は、第1期間に第1運転設定により機器を制御した場合の機器の消費電力である。第2消費電力は、第1期間に第2運転設定により機器を制御した場合に予測される機器の消費電力である。第2運転設定は、制御部が要請を受信していない時の運転設定である。そのため、機器制御システムは、デマンドレスポンスの要請に応じた機器の第1消費電力と、デマンドレスポンスの要請を受けなかった場合の機器の第2消費電力との差分を、アグリゲータやユーザに出力することができる。その結果、アグリゲータやユーザは、第1消費電力と第2消費電力との差分を把握し、インセンティブの妥当性を判断することができる。
【0006】
第2観点の機器制御システムは、第1観点の機器制御システムであって、要請は、第2要請である。第2要請は、制御部が要請を受信していない時よりも第1期間における機器の消費電力を減少させる要請である。第1運転設定は、第2運転設定よりも、第1期間における機器の消費電力が少ない。差分は、第1期間における、制御部が要請を受信していない時と比較した機器の消費電力の減少量である。
【0007】
第3観点の機器制御システムは、第1観点の機器制御システムであって、要請は、第1要請である。第1要請は、制御部が要請を受信していない時よりも第1期間における機器の消費電力を増加させる要請である。第1運転設定は、第2運転設定よりも、第1期間における機器の消費電力が多い。差分は、第1期間における、制御部が要請を受信していない時と比較した機器の消費電力の増加量である。
【0008】
第4観点の機器制御システムは、第1観点から第3観点のいずれか1つの機器制御システムであって、第1情報は、第2消費電力をさらに含む。
【0009】
第4観点の機器制御システムは、このような構成により、アグリゲータやユーザに、インセンティブの妥当性を判断するための追加情報を提供することができる。
【0010】
第5観点の機器制御システムは、第1観点から第4観点のいずれか1つの機器制御システムであって、第1情報は、第1運転設定の設定内容と、第1運転設定の実行有無と、をさらに含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ダイキン工業株式会社
組成物
1か月前
ダイキン工業株式会社
組成物
1か月前
ダイキン工業株式会社
耐油剤
1日前
ダイキン工業株式会社
組成物
1か月前
ダイキン工業株式会社
梱包体
26日前
ダイキン工業株式会社
巻線装置
1日前
ダイキン工業株式会社
支持構造
1か月前
ダイキン工業株式会社
給湯装置
24日前
ダイキン工業株式会社
濁り判定装置
1か月前
ダイキン工業株式会社
電力システム
5日前
ダイキン工業株式会社
耐油剤組成物
24日前
ダイキン工業株式会社
熱源ユニット
1か月前
ダイキン工業株式会社
熱源ユニット
1か月前
ダイキン工業株式会社
熱源ユニット
1か月前
ダイキン工業株式会社
機器制御システム
2日前
ダイキン工業株式会社
回転式圧縮機及び冷凍装置
24日前
ダイキン工業株式会社
偏光感受型光干渉断層撮影装置
1日前
ダイキン工業株式会社
オイルセパレータ及び冷凍装置
8日前
ダイキン工業株式会社
熱源ユニットおよび熱源ユニット群
1か月前
ダイキン工業株式会社
積層体、その製造方法及び回路用基板
9日前
ダイキン工業株式会社
吸着部材、および二酸化炭素回収システム
1か月前
ダイキン工業株式会社
電源制御回路、およびそれを備えた空調機
1か月前
ダイキン工業株式会社
探索装置、プラズマ処理装置、および探索方法
1か月前
ダイキン工業株式会社
接続配管、冷凍装置、および接続配管の接続方法
1日前
ダイキン工業株式会社
異常判定システム、異常判定方法、およびプログラム
10日前
ダイキン工業株式会社
容器
1か月前
ダイキン工業株式会社
分離方法
5日前
ダイキン工業株式会社
冷凍装置
1か月前
ダイキン工業株式会社
有機微粒子
3日前
ダイキン工業株式会社
表面処理剤
22日前
ダイキン工業株式会社
電気化学デバイス、組成物、電極合剤、電極、及び、二次電池
2日前
ダイキン工業株式会社
含フッ素化合物
3日前
ダイキン工業株式会社
冷凍サイクル装置
10日前
ダイキン工業株式会社
電解液及び二次電池
15日前
ダイキン工業株式会社
電解液及び二次電池
15日前
ダイキン工業株式会社
有機化合物の製造方法
1か月前
続きを見る
他の特許を見る