TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025107595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-18
出願番号
2025076120,2024068983
出願日
2025-05-01,2024-04-22
発明の名称
電解液及び二次電池
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
H01M
10/0567 20100101AFI20250711BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】二次電池の低温での抵抗値を低減することができる電解液等を提供する。
【解決手段】下記式(1)で表される含フッ素エーテル化合物(1)、下記式(2)で表される含フッ素エーテル化合物(2)及びリチウムビス(フルオロスルホニル)イミドを含む電解液。
式(1):HCF
2
-CF
2
-O-Rf
1
(式中、Rf
1
はフッ素化されていてもよい炭素数1~5のアルキル基)
式(2):CF
3
-CHF-CF
2
-O-Rf
2
(式中、Rf
2
はフッ素化されていてもよい炭素数1~5のアルキル基)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記式(1)で表される含フッ素エーテル化合物(1)、下記式(2)で表される含フッ素エーテル化合物(2)及びリチウムビス(フルオロスルホニル)イミドを含む電解液。
式(1):HCF
2
-CF
2
-O-Rf
1
(式中、Rf
1
はフッ素化されていてもよい炭素数1~5のアルキル基)
式(2):CF
3
-CHF-CF
2
-O-Rf
2
(式中、Rf
2
はフッ素化されていてもよい炭素数1~5のアルキル基)
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
含フッ素エーテル化合物(1)及び(2)の合計含有量が、前記電解液に対して5~90体積%である請求項1に記載の電解液。
【請求項3】
含フッ素エーテル化合物(1)及び(2)の合計含有量が、前記電解液に対して20~90体積%である請求項1又は2に記載の電解液。
【請求項4】
リチウムビス(フルオロスルホニル)イミドの含有量が、前記電解液に対して0.01~8Mである請求項1又は2に記載の電解液。
【請求項5】
含フッ素エーテル化合物(2)の含有量が、含フッ素エーテル化合物(1)に対して0.00005~6体積%である請求項1又は2に記載の電解液。
【請求項6】
前記式(1)における前記Rf
1
が炭素数1~3のフッ素化アルキル基であり、前記式(2)における前記Rf
2
が炭素数1~3のフッ素化アルキル基である請求項1又は2に記載の電解液。
【請求項7】
含フッ素エーテル化合物(1)がHCF
2
CF
2
OCH
2
CF
2
CF
2
H及びCH
3
CH
2
CH
2
OCF
2
CF
2
Hからなる群より選択される少なくとも1種であり、含フッ素エーテル化合物(2)がCF
3
CHFCF
2
OCH
2
CF
2
CF
2
H及びCH
3
CH
2
CH
2
OCF
2
CHFCF
3
からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1又は2に記載の電解液。
【請求項8】
含フッ素エーテル化合物(1)がHCF
2
CF
2
OCH
2
CF
2
CF
2
Hであり、含フッ素エーテル化合物(2)がCF
3
CHFCF
2
OCH
2
CF
2
CF
2
Hである請求項1又は2に記載の電解液。
【請求項9】
更にカーボネート及びカルボン酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種の溶媒と、リチウム塩を含む請求項1又は2に記載の電解液。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の電解液を備える二次電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電解液及び二次電池に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の電気製品の軽量化、小型化にともない、高いエネルギー密度をもつリチウムイオン二次電池等の電気化学デバイスの開発が進められている。また、リチウムイオン二次電池等の電気化学デバイスの適用分野が拡大するにつれて特性の改善が要望されている。特に今後、車載用にリチウムイオン二次電池が使われた場合、電池特性の改善はますます重要となる。
【0003】
特許文献1には、2種の特定のフッ素含有エーテル化合物、並びに、特定のフッ素含有リン酸エステル化合物および特定のスルホン化合物から選択される少なくとも一種とを特定の含有量で含む二次電池用電解液が記載されている。また、特許文献2には、負極と電解液とを備えた二次電池であって、前記負極はシリコンを含有する化合物を含む負極活物質を含み、前記電解液は、特定のフッ素含有エーテル化合物と、特定のフッ素含有リン酸エステル化合物と、特定のスルホン化合物と、環状カーボネート化合物とを特定の含有量で含む二次電池が記載されている。特許文献3には、含フッ素溶媒を含む電解質塩溶解用溶媒、特定の環状シロキサン化合物、特定のフルオロシラン化合物および特定の化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物、ならびに電解質塩を含有する非水系電解液が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2014/181877号
国際公開第2016/063902号
特開2009-163939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、二次電池の低温での抵抗値を低減することができる電解液、及び、当該電解液を備える二次電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示(1)は、下記式(1)で表される含フッ素エーテル化合物(1)、下記式(2)で表される含フッ素エーテル化合物(2)及びリチウムビス(フルオロスルホニル)イミドを含む電解液に関する。
式(1):HCF
2
-CF
2
-O-Rf
1
(式中、Rf
1
はフッ素化されていてもよい炭素数1~5のアルキル基)
式(2):CF
3
-CHF-CF
2
-O-Rf
2
(式中、Rf
2
はフッ素化されていてもよい炭素数1~5のアルキル基)
【0007】
本開示(2)は、含フッ素エーテル化合物(1)及び(2)の合計含有量が、上記電解液に対して5~90体積%である本開示(1)の電解液である。
【0008】
本開示(3)は、含フッ素エーテル化合物(1)及び(2)の合計含有量が、上記電解液に対して20~90体積%である本開示(1)又は(2)の電解液である。
【0009】
本開示(4)は、リチウムビス(フルオロスルホニル)イミドの含有量が、上記電解液に対して0.01~8Mである本開示(1)~(3)のいずれかとの任意の組合せの電解液である。
【0010】
本開示(5)は、含フッ素エーテル化合物(2)の含有量が、含フッ素エーテル化合物(1)に対して0.00005~6体積%である本開示(1)~(4)のいずれかとの任意の組合せの電解液である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ExH
電流開閉装置
11日前
株式会社潤工社
同軸ケーブル
9日前
個人
鉄心用材料とその製造方法
16日前
エイブリック株式会社
半導体装置
11日前
株式会社メルビル
ステージ
18日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
16日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
11日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
9日前
オムロン株式会社
電磁継電器
12日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
16日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
16日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
16日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
16日前
日星電気株式会社
ケーブルアセンブリ
10日前
株式会社ダイヘン
変圧器
2日前
住友電装株式会社
端子台
10日前
オムロン株式会社
スイッチ装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
11日前
中国電力株式会社
断路器操作構造
12日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
11日前
住友電装株式会社
コネクタ
16日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
11日前
エドワーズ株式会社
冷却システム
16日前
ローム株式会社
チップ部品
11日前
東洋電装株式会社
操作装置
12日前
住友電装株式会社
コネクタ
16日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
11日前
株式会社アイシン
回転電機駆動装置
17日前
株式会社村田製作所
二次電池
16日前
株式会社ミトリカ
フラッシュランプ
10日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
10日前
日新電機株式会社
ガス遮断器
9日前
株式会社レゾナック
半導体装置
12日前
TDK株式会社
電源装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
交換式バッテリ
10日前
三菱電機株式会社
ミラー
12日前
続きを見る
他の特許を見る