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公開番号
2025103881
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221576
出願日
2023-12-27
発明の名称
給湯装置
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
F24H
15/176 20220101AFI20250702BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】第1期間における沸上装置の消費電力を通常よりも増加させる、上げDR要請を受信し、第1期間の直前の夜間に、例えば、次の湯はりまでに消費が予測される水量を沸き上げると、第1期間における沸上装置の消費電力を十分に増加させることができない可能性がある。
【解決手段】沸上装置1は、制御部190を有する。制御部190は、貯湯タンク内の湯水を加熱する沸上運転を制御する。制御部190は、上げDR要請を受信する。制御部190は、第1期間の直前の夜間に、夜間沸上運転により第2水量を沸き上げる。制御部190は、第1期間に、昼間沸上運転により第1水量を沸き上げる。第2水量は、第2沸上運転の終了から第1期間の経過後までに消費が予測される水量以上の水量である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
タンク(21)と、
前記タンク内の湯水を加熱する沸上運転を制御する制御部(190)を有する、沸上装置(1)と、
を備え、
前記制御部は、
第1期間における前記沸上装置の消費電力を通常よりも増加させる、デマンドレスポンスの第1要請を受信し、
前記第1期間の直前の夜間に、第2沸上運転により第2水量(W2)を沸き上げ、
前記第1期間に、第1沸上運転により第1水量(W1)を沸き上げ、
前記第2水量は、前記第2沸上運転の終了から前記第1期間の経過後までに消費が予測される水量以上である、
給湯装置(100)。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記第2水量は、前記タンクの容量から前記第1水量を除いた水量より少ない、
請求項1に記載の給湯装置(100)。
【請求項3】
前記第1水量は、前記第1要請により要求される消費電力によって沸き上げることが可能な水量である、
請求項1または2に記載の給湯装置(100)。
【請求項4】
前記第1水量は、前記第1期間の間、継続して前記第1沸上運転を行うことによって沸き上げることが可能な水量である、
請求項1または2に記載の給湯装置(100)。
【請求項5】
前記第1期間の経過後に、所定量以上の第3水量の消費が予測される場合、前記制御部は、前記夜間に、前記第3水量をさらに沸き上げる、
請求項1または2に記載の給湯装置(100)。
【請求項6】
前記第1沸上運転の加熱能力は、前記第2沸上運転の加熱能力よりも高い、
請求項1または2に記載の給湯装置(100)。
【請求項7】
前記第1沸上運転の沸上完了時における、水熱交換器(12)に接続される入水配管(L1)の温度である沸上完了温度は、前記第2沸上運転の沸上完了時における、前記沸上完了温度よりも高い、
請求項6に記載の給湯装置(100)。
【請求項8】
前記夜間の経過後、前記第1期間の開始前に前記第1要請が解除された場合、前記制御部は、前記第1要請の解除後の昼間に、前記第1水量を沸き上げる、
請求項1または2に記載の給湯装置(100)。
【請求項9】
前記夜間の経過後、前記第1期間の開始前に前記第1要請が解除された場合、前記制御部は、前記第1要請の解除後、前記第2沸上運転よりも加熱能力が低い第3沸上運転により、前記第1水量を沸き上げる、
請求項1または2に記載の給湯装置(100)。
【請求項10】
前記夜間に前記第1要請が解除された場合、前記制御部は、前記夜間に、前記第1水量をさらに沸き上げる、
請求項1または2に記載の給湯装置(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
給湯装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2021-18021号公報)に示されるように、アグリゲータからのデマンドレスポンスの要請に応じて、第1期間における沸上装置の消費電力を通常よりも増加させることが知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1では、第1期間の直前の夜間に、次の湯はりまでに消費が予測される水量を沸き上げるため、第1期間における沸上装置の消費電力を十分に増加させることができない可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1観点の給湯装置は、タンクと、沸上装置と、を備える。沸上装置は、制御部を有する。制御部は、タンク内の湯水を加熱する沸上運転を制御する。制御部は、デマンドレスポンスの第1要請を受信する。第1要請は、第1期間における沸上装置の消費電力を通常よりも増加させる要請である。制御部は、第1期間の直前の夜間に、第2沸上運転により第2水量を沸き上げる。制御部は、第1期間に、第1沸上運転により第1水量を沸き上げる。第2水量は、第2沸上運転の終了から第1期間の経過後までに消費が予測される水量以上の水量である。
【0005】
第1観点の給湯装置では、制御部は、第1期間における沸上装置の消費電力を通常よりも増加させるデマンドレスポンスの第1要請を受信すると、第1期間の直前の夜間に、第2沸上運転により第2水量を沸き上げる。第2水量は、第2沸上運転の終了から第1期間の経過後までに消費が予測される水量以上である。その結果、給湯装置は、第1期間の直前の夜間に、第2沸上運転の終了から第1期間の経過後までに消費が予測される水量を沸き上げるため、第1期間における沸上装置の消費電力を十分に増加させることができる。
【0006】
第2観点の給湯装置は、第1観点の給湯装置であって、第2水量は、タンクの容量から第1水量を除いた水量より少ない。
【0007】
第3観点の給湯装置は、第1観点または第2観点の給湯装置であって、第1水量は、第1要請により要求される消費電力によって沸き上げることが可能な水量である。
【0008】
第4観点の給湯装置は、第1観点から第3観点のいずれか1つの給湯装置であって、第1水量は、第1期間の間、継続して第1沸上運転を行うことによって沸き上げることが可能な水量である。
【0009】
第5観点の給湯装置は、第1観点から第4観点のいずれか1つの給湯装置であって、第1期間の経過後に、所定量以上の第3水量の消費が予測される場合、制御部は、夜間に、第3水量をさらに沸き上げる。
【0010】
第5観点の給湯装置は、このような構成により、寸断なく、ユーザに、ユーザが所望する温度の湯水を供給することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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