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公開番号
2025112089
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024006175
出願日
2024-01-18
発明の名称
モータユニット
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250724BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】モータユニットの冷却性能を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】モータユニットは、中心軸に沿って延びるモータと、モータを収容するハウジングと、ハウジングに設けられており、ハウジングの周方向に冷媒が流通するように構成された流路と、を備える。流路は、冷媒が供給される供給流路と、冷媒が排出され、供給流路とハウジングの周方向における位置が異なる排出流路と、供給流路から周方向の一方側に向かって排出流路に至る第1範囲に設けられた第1冷媒系統と、供給流路から周方向の他方側に向かって排出流路に至る第2範囲に設けられた第2冷媒系統と、を備える。第1冷媒系統は、供給流路と排出流路とを接続する第1冷媒流路と、第1冷媒流路と独立して、供給流路と排出流路とを接続する第2冷媒流路と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
中心軸に沿って延びるモータと、
前記モータを収容するハウジングと、
前記ハウジングに設けられており、前記ハウジングの周方向に冷媒が流通するように構成された流路と、
を備え、
前記流路は、
前記冷媒が供給される供給流路と、
前記冷媒が排出され、前記供給流路と前記周方向における位置が異なる排出流路と、
前記供給流路から前記周方向の一方側に向かって前記排出流路に至る第1範囲に設けられた第1冷媒系統と、
前記供給流路から前記周方向の他方側に向かって前記排出流路に至る第2範囲に設けられた第2冷媒系統と、を備え、
前記第1冷媒系統は、前記供給流路と前記排出流路とを接続する第1冷媒流路と、前記第1冷媒流路と独立して、前記供給流路と前記排出流路とを接続する第2冷媒流路と、を備える、
モータユニット。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記第1範囲の前記周方向における第1長さは、前記第2範囲の前記周方向における第2長さよりも長い、請求項1に記載のモータユニット。
【請求項3】
前記第1冷媒流路及び前記第2冷媒流路は、前記ハウジングの軸方向に延びる複数の軸方向流路と、前記周方向に延びる少なくとも1つの周方向流路と、を有しており、
前記第1冷媒流路及び前記第2冷媒流路における前記複数の軸方向流路は、前記少なくとも一つの周方向流路によって一連に接続されている、請求項1に記載のモータユニット。
【請求項4】
前記ハウジングは、円筒状の中央ハウジングと、前記中央ハウジングの前記軸方向における一端に接続された第1カバーと、前記中央ハウジングの前記軸方向における他端に接続された第2カバーと、を含み、
前記複数の軸方向流路は、前記中央ハウジングに設けられており、
前記少なくとも一つの周方向流路は、前記第1カバー又は前記第2カバーの一方に設けられている、請求項3に記載のモータユニット。
【請求項5】
前記複数の軸方向流路の全ては、径方向において同じ位置に設けられており、
前記少なくとも一つの周方向流路は、互いに隣接する二つの軸方向流路を接続する第1周方向流路と、当該二つの軸方向流路の両側に位置する二つの軸方向流路を接続する第2周方向流路とを有する、請求項4に記載のモータユニット。
【請求項6】
前記第1カバー及び前記第2カバーにおいて、前記第1周方向流路と、前記第2周方向流路とは、前記径方向において少なくとも部分的に隣接する、請求項5に記載のモータユニット。
【請求項7】
前記第2冷媒系統は、前記供給流路と前記排出流路とを接続する第3冷媒流路と、前記第3冷媒流路と独立して、前記供給流路と前記排出流路とを接続する第4冷媒流路と、を備える、請求項1に記載のモータユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、モータユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、中心軸に沿って延びるモータと、モータを収容するハウジングと、ハウジングに設けられており、冷媒が流通するように構成された流路と、を備えるモータユニットが開示されている。流路は、冷媒が供給される供給流路と、冷媒が排出され、供給流路とハウジングの周方向における位置が異なる排出流路と、供給流路から周方向の一方側に向かって排出流路に至る第1範囲に設けられた第1冷媒系統と、供給流路から周方向の他方側に向かって排出流路に至る第2範囲に設けられた第2冷媒系統と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/074571号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モータユニットでは、第1冷媒系統において、排出流路近傍における冷却能力が、供給流路近傍における冷却能力よりも低くなる。第1冷媒系統において、供給流路近傍における冷却能力と排出流路近傍における冷却能力との間の差分を小さくすることが望まれている。
【0005】
本明細書では、モータユニットの冷却性能を向上させることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様では、モータユニットは、中心軸に沿って延びるモータと、前記モータを収容するハウジングと、前記ハウジングに設けられており、前記ハウジングの周方向に冷媒が流通するように構成された流路と、を備えてもよい。前記流路は、前記冷媒が供給される供給流路と、前記冷媒が排出され、前記供給流路と前記周方向における位置が異なる排出流路と、前記供給流路から前記周方向の一方側に向かって前記排出流路に至る第1範囲に設けられた第1冷媒系統と、前記供給流路から前記周方向の他方側に向かって前記排出流路に至る第2範囲に設けられた第2冷媒系統と、を備えてもよい。前記第1冷媒系統は、前記供給流路と前記排出流路とを接続する第1冷媒流路と、前記第1冷媒流路と独立して、前記供給流路と前記排出流路とを接続する第2冷媒流路と、を備えてもよい。
【0007】
上記の構成によると、第1冷媒系統が1個の独立した冷媒流路のみを備える構成と比較して、第1冷媒系統における圧力損失を低減することができる。このため、第1冷媒系統に供給される冷媒の量を大きくすることができる。従って、第1冷媒系統において、供給流路近傍における冷却能力と排出流路近傍における冷却能力との間の差分を小さくすることができる。この結果、モータユニットの冷却性能を向上させることができる。
【0008】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記第1範囲の前記周方向における第1長さは、前記第2範囲の前記周方向における第2長さよりも長くてもよい。
【0009】
第1長さが第2長さよりも長い場合において、第1冷媒系統における供給流路近傍における冷却能力と排出流路近傍における冷却能力との間の差分が、第2冷媒系統における供給流路近傍における冷却能力と排出流路近傍における冷却能力との間の差分よりも大きくなる。上記の構成によると、第1冷媒系統に供給される冷媒の量を多くすることができるので、冷却能力の差分が比較的に大きい第1冷媒系統における冷却能力の差分を小さくすることができる。
【0010】
第3の態様では、前記第1又は第2の態様において、前記第1冷媒流路及び前記第2冷媒流路は、前記ハウジングの軸方向に延びる複数の軸方向流路と、前記周方向に延びる少なくとも1つの周方向流路と、を有してもよい。前記第1冷媒流路及び前記第2冷媒流路における前記複数の軸方向流路は、前記少なくとも一つの周方向流路によって一連に接続されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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