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公開番号2025112841
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007342
出願日2024-01-22
発明の名称評価装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01S 7/40 20060101AFI20250725BHJP(測定;試験)
要約【課題】バンパの内部におけるレーダーの反射による誤認識を予め評価することが可能な評価装置を提供する。
【解決手段】車両10のバンパ12,14内に配置されたレーダー装置が検出対象を誤認識するリスクを評価する評価装置であって、車両10のバンパ12,14内にリンフォース30,32がある場合とない場合のそれぞれについて、レーダー装置の送信電波と該送信電波の反射波の受信電波との差分に基づいて該レーダー装置からの距離に応じた電波強度を取得する取得部102aと、バンパ12,14内にリンフォース30,32がある場合とない場合の電波強度を比較し、所定値以上の差があるか否かを判別する比較部102bと、リンフォース30,32がある場合とない場合の電波強度に所定値以上の差がある場合はバンパ12,14の内部で送信電波が反射することにより車両の対象を誤認識するリスクがあると判定する判定部102cと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両のバンパ内に配置されたレーダー装置が検出対象を誤認識するリスクを評価する評価装置であって、
車両のバンパ内にリンフォースがある場合とない場合のそれぞれについて、前記レーダー装置の送信電波と該送信電波の反射波の受信電波との差分に基づいて該レーダー装置からの距離に応じた電波強度を取得する取得部と、
前記バンパ内に前記リンフォースがある場合とない場合の前記電波強度を比較し、所定値以上の差があるか否かを判別する比較部と、
前記比較の結果に基づいて、前記リンフォースがある場合とない場合の前記電波強度に所定値以上の差がある場合は前記バンパの内部で送信電波が反射することにより検出対象を誤認識するリスクがあると判定し、該所定値以上の差がない場合は前記バンパの内部で送信電波が反射することにより検出対象を誤認識するリスクがないと判定する判定部と、
を備える、評価装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、評価装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レーダー装置の送信波の一部がバンパ裏面で反射することに起因する誤検出を、カバー部材における誤反射を防止する誤反射防止構造(受信波拡散構造)で防止することが公知である(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-134414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1に記載された技術によれば、バンパ裏面での反射に起因する誤検出のリスクが本来的に生じない場合においても、誤反射防止構造が設けられてしまう可能性がある。このような場合、誤反射防止構造が無用なものとなってしまう問題がある。
【0005】
また、バンパ内で送信電波が内部反射すると、リンフォースなどバンパ内の部品において送信電波が伝播しないよう対策を施す必要がある。この対策が車両開発期間の後期に行われると、製造工程の変更など多大な影響が生じる。そして、現状では、車両開発期間の早い段階で内部反射のリスクが生じるか否かを予測する効果的な方法は存在しない問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、バンパの内部におけるレーダーの反射による検出対象の誤認識を予め評価することが可能な評価装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の要旨は以下のとおりである。
【0008】
(1)車両のバンパ内に配置されたレーダー装置が検出対象を誤認識するリスクを評価する評価装置であって、
車両のバンパ内にリンフォースがある場合とない場合のそれぞれについて、前記レーダー装置の送信電波と該送信電波の反射波の受信電波との差分に基づいて該レーダー装置からの距離に応じた電波強度を取得する取得部と、
前記バンパ内に前記リンフォースがある場合とない場合の前記電波強度を比較し、所定値以上の差があるか否かを判別する比較部と、
前記比較の結果に基づいて、前記リンフォースがある場合とない場合の前記電波強度に所定値以上の差がある場合は前記バンパの内部で送信電波が反射することにより検出対象を誤認識するリスクがあると判定し、該所定値以上の差がない場合は前記バンパの内部で送信電波が反射することにより検出対象を誤認識するリスクがないと判定する判定部と、
を備える、評価装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、バンパの内部におけるレーダーの反射による検出対象の誤認識を予め評価することが可能な評価装置することが可能な評価装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
車両を上方から見た状態を模式的に示す図である。
一つの実施形態による評価システムの概略構成図である。
評価装置のプロセッサの機能ブロックを示す模式図である。
リンフォースがある場合とない場合のそれぞれについて、車両10からの距離に応じた電波強度(電力)の特性を示す図である。
評価装置のプロセッサが所定の制御周期毎に行う処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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