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公開番号2025112003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024005997
出願日2024-01-18
発明の名称電動車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60K 1/00 20060101AFI20250724BHJP(車両一般)
要約【課題】電動車両が衝突した際のコネクタの損傷を抑制すると共に、コネクタが損傷した場合にコネクタの導電部が露出することを抑制する。
【解決手段】フロントコンパートメント11の内部に配置される水加熱ヒータ20と、水加熱ヒータ20に接続されるコネクタ41が取り付けられたコネクタ付き高電圧ケーブル40と、コネクタ付き高電圧ケーブル40を覆うカバー部材50と、を備える電動車両100であって、コネクタ41は、水加熱ヒータ20から車両幅方向に突出するように水加熱ヒータ20に接続され、カバー部材50は、コネクタ41の前方及び上方を覆う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のフロントコンパートメントの内部に配置される高電圧部品と、
前記高電圧部品に接続されるコネクタが取り付けられたコネクタ付き高電圧ケーブルと、
前記コネクタ付き高電圧ケーブルを覆うカバー部材と、を備える電動車両であって、
前記コネクタは、前記高電圧部品から車両幅方向に突出するように前記高電圧部品に接続され、
前記カバー部材は、前記コネクタの少なくとも前方及び上方を覆うこと、
を特徴とする電動車両。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電動車両であって、
前記フロントコンパートメントの後部に固定され、内部に前記高電圧部品が取り付けられるハウジングを含み、
前記コネクタは、前記ハウジングの車両幅方向端から車両幅方向に突出するように前記高電圧部品に接続されており、
前記カバー部材は、前記コネクタの少なくとも前方及び上方を覆うように前記ハウジングに取り付けられていること、
を特徴とする電動車両。
【請求項3】
請求項2に記載の電動車両であって、
前記カバー部材は、前記コネクタ付き高電圧ケーブルを車両幅方向外側から覆うこと、
を特徴とする電動車両。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の電動車両であって、
前記コネクタと前記カバー部材を接続する接続部材を備えること、
を特徴とする電動車両。
【請求項5】
請求項4に記載の電動車両であって、
前記ハウジングは金属製であり、
前記カバー部材は導電体で構成され、
前記コネクタ付き高電圧ケーブルのシールド線と前記カバー部材とを電気的に接続する導電性部材を備えること、
を特徴とする電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高電圧部品と、高電圧部品に接続されるコネクタが取り付けられたコネクタ付き高電圧ケーブルを含む電動車両の構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、トランスミッションの外面に配策されたワイヤハーネスと、トランスミッションとマフラとの間に配置されたヒートインシュレータとを含む車両において、ヒートインシュレータのトランスミッション側の面にワイヤハーネスに取り付けられたプロテクタを挟み込んで固定するクランプを設ける構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-149622号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、エンジンとモータにより走行するハイブリッド電動車両(以下、HEVという)が用いられている。HEVでは、エンジンと高電圧部品及びラジェータ等の補機が車両前方のフロントコンパートメントに収容されている。高電圧部品には、高電圧ケーブルに取り付けられたコネクタが接続されている。HEVが衝突した際には、エンジン等のフロントコンパートメントの内部に収容されている部品が後退し、コネクタと干渉する可能性がある。フロントコンパートメントに収容されている部品とコネクタとが干渉し、コネクタが破損すると高電圧が印加されているコネクタの導電部が露出してしまうおそれがある。
【0005】
そこで、本開示は、電動車両が衝突した際のコネクタの損傷を抑制すると共に、コネクタが損傷した場合にコネクタの導電部が露出することを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車両は、車両のフロントコンパートメントの内部に配置される高電圧部品と、前記高電圧部品に接続されるコネクタが取り付けられたコネクタ付き高電圧ケーブルと、前記コネクタ付き高電圧ケーブルを覆うカバー部材と、を備える電動車両であって、前記コネクタは、前記高電圧部品から車両幅方向に突出するように前記高電圧部品に接続され、前記カバー部材は、前記コネクタの少なくとも前方及び上方を覆う。
【0007】
このように、コネクタ付き高電圧ケーブルのコネクタをカバー部材で覆うので、電動車両が衝突した場合のコネクタの損傷を抑制できる。また、衝突によりコネクタが損傷してコネクタの導電部が露出した場合でも露出した導電部がカバー部材で覆われているので、人が露出した導電部に触れることを抑制できる。
【0008】
本開示の電動車両において、前記フロントコンパートメントの後部に固定され、内部に前記高電圧部品が取り付けられるハウジングを含み、前記コネクタは、前記ハウジングの車両幅方向端から車両幅方向に突出するように前記高電圧部品に接続されており、前記カバー部材は、前記コネクタの少なくとも前方及び上方を覆うように前記ハウジングに取り付けられてもよい。
【0009】
このように、カバー部材がハウジングに取付けられているので、電動車両が衝突した際のコネクタの損傷を効果的に抑制できる。また、車両が衝突した際にカバー部材が確実にコネクタを覆うので、コネクタの導電部が露出した場合でも露出した導電部を確実にカバー部材で覆うことができる。これにより、人が露出した導電部に触れることを効果的に抑制できる。
【0010】
本開示の電動車両において、前記カバー部材は、前記コネクタ付き前記高圧ケーブルを車両幅方向外側から覆ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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