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公開番号
2025113759
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008079
出願日
2024-01-23
発明の名称
体幹用装着具
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61F
5/01 20060101AFI20250728BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】体幹の姿勢を適正に誘導及び改善することができる体幹用装着具を提供する。
【解決手段】体幹用装着具10は、保持部材11と、2つの押し当て部材13とを備える。保持部材11は、2つの押し当て部材13を保持する。押し当て部材13は、人体の腰部に押し当てられる凸状の湾曲面13Aを有する。押し当て部材13は、人体HBの脊椎SPのうち第4腰椎L4から第2仙椎S2までの間の上下方向位置H(L4-S2)を作用点Pとする。押し当て部材13は、人体HBの前後方向に対して後方側上方から前方側下方に向かって傾くとともに、作用点Pから見て脊椎SPのうち第5腰椎L5から第2仙椎S2までの間の角度範囲θ(L5-S2)を貫く方向の力Fを発生させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
人体の腰部に押し当てられる凸状の湾曲面を有する少なくとも1つの押し当て部材と、
前記押し当て部材を保持する保持部材と
を備え、
前記押し当て部材は、
前記人体の脊椎のうち第4腰椎から第2仙椎までの間の上下方向位置を作用点として、前記人体の前後方向に対して後方側上方から前方側下方に向かって傾くとともに、前記脊椎のうち第5腰椎から前記第2仙椎までの間を貫く方向の力を発生させる
体幹用装着具。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記人体の前後方向に沿って見た場合に前記脊椎に対して左右方向の両側に配置される複数の前記押し当て部材を備える
請求項1に記載の体幹用装着具。
【請求項3】
前記保持部材は、
前記腰部から腹部に向かって巻き付けられる帯状部材である
請求項1に記載の体幹用装着具。
【請求項4】
前記腹部に押し当てられる表面を有するとともに、前記保持部材によって保持される少なくとも1つの腹部側押し当て部材を備える
請求項3に記載の体幹用装着具。
【請求項5】
前記腰部と前記腹部との間で前記保持部材に保持されるとともに、前記保持部材から前記人体に作用する圧力を分散させる少なくとも1つの圧力分散部材を備える
請求項4に記載の体幹用装着具。
【請求項6】
前記押し当て部材は、
前記保持部材に接触して前記保持部材からの圧力が作用する平坦面状の接触面を備える
請求項1に記載の体幹用装着具。
【請求項7】
前記押し当て部材は、
前記接触面に沿った方向に突出して、前記腰部に押し当てられることによって、前記人体の上下方向に対する前記押し当て部材の傾斜角度を規制する角度規制部材を備える
請求項6に記載の体幹用装着具。
【請求項8】
前記保持部材は、
前記押し当て部材の位置を調整する位置決め部材と、
前記押し当て部材を前記腰部に押し当てる圧力を発生させる加圧部材と
を備える
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の体幹用装着具。
【請求項9】
前記押し当て部材の上方に配置されて、前記腰部に押し当てられる表面を有するとともに、前記脊椎のうち第1腰椎から第3腰椎までの間の上下方向位置を作用点として、前記人体の前後方向に沿った方向の力を発生させる少なくとも1つの上方側押し当て部材と、
前記保持部材の上方に配置されて、前記上方側押し当て部材を保持する上方側保持部材と
を備える
請求項8に記載の体幹用装着具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、体幹用装着具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、仙骨又は腰椎と胸椎との接触面に設けられる突起物を備えることによって、適正な姿勢(直立姿勢等)の維持を促す腰当てサポータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来、例えば、第3腰椎から第5腰椎の範囲を支持する第1部材と、第1腰椎から仙腸関節までを支持する第2部材とを備えることによって、体型及び姿勢の矯正を促す腰部サポータが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-130051号公報
特開2019-107219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えば、体幹筋力の衰えによる骨盤の後傾、民族的な骨格の特徴による平背姿勢並びに生活習慣等に起因する猫背、反り腰及び腰椎の過度な前弯等の姿勢の崩れは、身体の健康状態を悪化させるおそれがあり、適正な姿勢の維持を習慣付けることが望まれている。しかしながら、各人が適正な姿勢を意識すること自体が難しい場合があるとともに、適正な姿勢を実現するために具体的な試みを実施することが困難である場合が生じる。例えば、上記従来技術のサポータによれば、体幹の適正な姿勢を実現するために腰椎又は骨盤に対して外部からどのような力を作用させるかについての示唆は無く、体幹の姿勢を改善するために必要とされる具体的な作用が不明であるという問題が生じる。
【0005】
本発明は、体幹の姿勢を適正に誘導及び改善することができる体幹用装着具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1):本発明の一態様に係る体幹用装着具(例えば、実施形態での体幹用装着具10,10A,10B,10C,10D,10E)は、人体の腰部に押し当てられる凸状の湾曲面(例えば、実施形態での湾曲面13A)を有する少なくとも1つの押し当て部材(例えば、実施形態での押し当て部材13)と、前記押し当て部材を保持する保持部材(例えば、実施形態での保持部材11)とを備え、前記押し当て部材は、前記人体の脊椎のうち第4腰椎から第2仙椎までの間の上下方向位置(例えば、実施形態での上下方向位置H(L4-S2))を作用点(例えば、実施形態での作用点P)として、前記人体の前後方向に対して後方側上方から前方側下方に向かって傾くとともに、前記脊椎のうち第5腰椎から前記第2仙椎までの間(例えば、実施形態での角度範囲θ(L5-S2))を貫く方向の力(例えば、実施形態での力F)を発生させる。
【0007】
(2):上記(1)に記載の体幹用装着具は、前記人体の前後方向に沿って見た場合に前記脊椎に対して左右方向の両側に配置される複数の前記押し当て部材を備えてもよい。
【0008】
(3):上記(1)に記載の体幹用装着具では、前記保持部材は、前記腰部から腹部に向かって巻き付けられる帯状部材であってもよい。
【0009】
(4):上記(3)に記載の体幹用装着具は、前記腹部に押し当てられる表面(例えば、実施形態での内面31A)を有するとともに、前記保持部材によって保持される少なくとも1つの腹部側押し当て部材(例えば、実施形態での腹部側押し当て部材31)を備えてもよい。
【0010】
(5):上記(4)に記載の体幹用装着具は、前記腰部と前記腹部との間で前記保持部材に保持されるとともに、前記保持部材から前記人体に作用する圧力を分散させる少なくとも1つの圧力分散部材(例えば、実施形態での圧力分散部材33)を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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