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公開番号2025114081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008522
出願日2024-01-24
発明の名称コネクタおよび電気接続装置
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20250729BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングに落下した液体でリーク路が形成されることを防止することが可能なコネクタおよび電気接続装置を提供する。
【解決手段】コネクタ10は、キャビティ21を有しているハウジング20と、キャビティ21に収容される端子金具90と、を備える。キャビティ21は、前後方向に延びてハウジング20の前面31および後面32に開口している。ハウジング20の上面35には、第1溝部26と第2溝部27とが凹設されている。第1溝部26は、前後方向に延びてハウジング20の前面31および後面32の少なくとも一面に開口している。第2溝部27は、左右方向に延びて第1溝部26と交差し、ハウジング20の左右側面33,34のうちの少なくとも一面に開口している。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
キャビティを有しているハウジングと、
前記キャビティに収容される端子金具と、を備え、
前記キャビティは、前後方向に延びて前記ハウジングの前面および後面に開口し、
前記ハウジングの上面には、第1溝部と第2溝部とが凹設され、
前記第1溝部は、前後方向に延びて前記ハウジングの前面および後面の少なくとも一面に開口し、
前記第2溝部は、左右方向に延びて前記第1溝部と交差し、前記ハウジングの左右側面のうちの少なくとも一面に開口している、コネクタ。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記ハウジングの上面からの前記第2溝部の深さは、前記ハウジングの上面からの前記第1溝部の深さよりも深い、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第2溝部の前後方向の溝幅は、前記第1溝部の左右方向の溝幅よりも広い、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1溝部は、前記ハウジングの前面および後面の各々に開口し、
前記第2溝部は、前記ハウジングの左右側面の各々に開口している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第1溝部は、相手コネクタの誤嵌合防止用の突部と嵌合する溝部である、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記ハウジングの前面は、相手コネクタと対向する嵌合面であり、
前記ハウジングには、前記相手コネクタとの嵌合用のレバーが装着され、
前記レバーは、前記ハウジングの左右側面に沿って配置されるカム板部を有し、
前記カム板部の上端面には、前記第2溝部の側面開口を臨む位置から後方に斜め下方に傾斜する傾斜面が形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコネクタを収容するケースを備えた電気接続装置であって、
前記ケースは、前記ハウジングの後面を露出させる開口部と、前記開口部の上方に位置して前記開口部よりも後方に張り出すひさし部と、を有している、電気接続装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタおよび電気接続装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されたコネクタは、端子挿入孔を有しているハウジング(雄ハウジング)と、端子挿入孔に圧入される端子金具(雄端子金具)と、を備える。ハウジングの上面には、前後方向に延びる縦溝と左右方向に延びる横溝とが繋がった形態の溜液部が形成されている。ハウジングの上面に液体が付着した場合には、溜液部に液体を溜めることが可能となっている。特許文献2は、ハウジングのキャビティに異物が侵入するのを抑制することが可能な技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-65140号公報
特開2017-147103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、端子金具に接続された基板に液体が浸入することを防止するべく、溜液部に液体をいったん溜め、溜めた液体をハウジングの外側に排水するように構成されている。これに対し、ハウジングのキャビティに端子金具が収容される場合には、隣接するキャビティ間に介在する液体が電気的につながってリーク路が形成されないように、ハウジングに落下した液体をハウジングの外側に迅速に排水することが求められる。
【0005】
そこで、本開示は、ハウジングに落下した液体でリーク路が形成されることを防止することが可能なコネクタおよび電気接続装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、キャビティを有しているハウジングと、前記キャビティに収容される端子金具と、を備え、前記キャビティは、前後方向に延びて前記ハウジングの前面および後面に開口し、前記ハウジングの上面には、第1溝部と第2溝部とが凹設され、前記第1溝部は、前後方向に延びて前記ハウジングの前面および後面の少なくとも一面に開口し、前記第2溝部は、左右方向に延びて前記第1溝部と交差し、前記ハウジングの左右側面のうちの少なくとも一面に開口している、コネクタである。
【0007】
また、本開示の電気接続装置は、前記コネクタを収容するケースを備えた電気接続装置であって、前記ケースは、前記ハウジングの後面を露出させる開口部と、前記開口部の上方に位置して前記開口部よりも後方に張り出すひさし部と、を有している、電気接続装置である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ハウジングに落下した液体でリーク路が形成されることを防止することが可能なコネクタおよび電気接続装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1のコネクタを含む電気接続装置を斜め後方から見た斜視図である。
図2は、実施形態1のコネクタの側面図である。
図3は、実施形態1のコネクタの平面図である。
図4は、実施形態1のコネクタの平断面図である。
図5は、実施形態1のコネクタの嵌合相手となる相手コネクタの拡大斜視図である。
図6は、実施形態1のコネクタのハウジングを斜め右方から見た斜視図である。
図7は、実施形態1のコネクタのハウジングを斜め左方から見た斜視図である。
図8は、実施形態1のコネクタのレバーを斜め後方から見た斜視図である。
図9は、実施形態1のコネクタの上端部を斜め前方から見た拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)キャビティを有しているハウジングと、前記キャビティに収容される端子金具と、を備え、前記キャビティは、前後方向に延びて前記ハウジングの前面および後面に開口し、前記ハウジングの上面には、第1溝部と第2溝部とが凹設され、前記第1溝部は、前後方向に延びて前記ハウジングの前面および後面の少なくとも一面に開口し、前記第2溝部は、左右方向に延びて前記第1溝部と交差し、前記ハウジングの左右側面のうちの少なくとも一面に開口している。
(【0011】以降は省略されています)

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