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公開番号2025114931
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009174
出願日2024-01-25
発明の名称配線部材
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250730BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】被覆材料が互いに異なる複数種の線状伝送部材を接触部位直接固定によって良好に固定することができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】配線部材10は、第1配線体20と第2配線体30と固定部40とを備える。第1配線体20の第1シート21及び第1被覆層26のそれぞれは、第1樹脂材料によって形成されている。第2配線体30の第2シート31及び第2被覆層36のそれぞれは、前記第1樹脂材料とは異なる第2樹脂材料によって形成されている。固定部40のうち前記第1シート21と前記第2シート31とが重なる部分において、前記第1シート21に形成された孔22を前記第2樹脂材料が埋めている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1シートと、前記第1シートに接触部位直接固定された第1線状伝送部材とを含む第1配線体と、
第2シートと、前記第2シートに接触部位直接固定された第2線状伝送部材とを含む第2配線体と、
前記第1シートと前記第2シートとが固定された固定部と、
を備え、
前記第1線状伝送部材は、第1伝送線本体と、前記第1伝送線本体を覆う第1被覆層とを有し、
前記第2線状伝送部材は、第2伝送線本体と、前記第2伝送線本体を覆う第2被覆層とを有し、
前記第1シート及び前記第1被覆層のそれぞれは、第1樹脂材料によって形成され、
前記第2シート及び前記第2被覆層のそれぞれは、前記第1樹脂材料とは異なる第2樹脂材料によって形成され、
前記固定部のうち前記第1シートと前記第2シートとが重なる部分において、前記第1シートに形成された孔を前記第2樹脂材料が埋めている、配線部材。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1に記載の配線部材であって、
前記第1シートに対して前記第2シートとは反対側において前記孔を覆うように設けられた追加シート部分を備え、
前記追加シート部分は前記第2樹脂材料によって形成され、
前記孔を介して前記追加シート部分と前記第2シートとが接触部位直接固定されている、配線部材。
【請求項3】
請求項2に記載の配線部材であって、
前記孔の大きさは、前記第1線状伝送部材の直径よりも大きい、配線部材。
【請求項4】
請求項1に記載の配線部材であって、
前記固定部において、前記第1シート及び前記第2シートのみが重なっている、配線部材。
【請求項5】
請求項4に記載の配線部材であって、
前記第1シートは不織布であり、
前記孔は、前記不織布を構成する繊維の隙間である、配線部材。
【請求項6】
請求項4に記載の配線部材であって、
前記第1シートはメッシュシートであり、
前記孔は、前記メッシュシートの孔である、配線部材。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記第1樹脂材料の軟化点が前記第2樹脂材料の軟化点よりも高い、配線部材。
【請求項8】
請求項7に記載の配線部材であって、
前記第1樹脂材料がポリオレフィンであり、
前記第2樹脂材料がポリ塩化ビニルである、配線部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線部材に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、機能性外装部材に電線が溶着されたワイヤーハーネスを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-137208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
被覆材料が互いに異なる複数種の電線などの線状伝送部材が、溶着などの接触部位直接固定を用いて良好に固定されることが望まれている。
【0005】
そこで、被覆材料が互いに異なる複数種の線状伝送部材を接触部位直接固定によって良好に固定することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の配線部材は、第1シートと、前記第1シートに接触部位直接固定された第1線状伝送部材とを含む第1配線体と、第2シートと、前記第2シートに接触部位直接固定された第2線状伝送部材とを含む第2配線体と、前記第1シートと前記第2シートとが固定された固定部と、を備え、前記第1線状伝送部材は、第1伝送線本体と、前記第1伝送線本体を覆う第1被覆層とを有し、前記第2線状伝送部材は、第2伝送線本体と、前記第2伝送線本体を覆う第2被覆層とを有し、前記第1シート及び前記第1被覆層のそれぞれは、第1樹脂材料によって形成され、前記第2シート及び前記第2被覆層のそれぞれは、前記第1樹脂材料とは異なる第2樹脂材料によって形成され、前記固定部のうち前記第1シートと前記第2シートとが重なる部分において、前記第1シートに形成された孔を前記第2樹脂材料が埋めている、配線部材である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、被覆材料が互いに異なる複数種の線状伝送部材を接触部位直接固定によって良好に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる配線部材を示す平面図である。
図2は図1のII-II線に沿った断面図である。
図3は配線部材の製造方法の一例を示す図である。
図4は実施形態2にかかる配線部材を示す断面図である。
図5は図4の領域Aの拡大図である。
図6は実施形態2にかかる配線部材の変形例を示す図である。
図7は実施形態1にかかる配線部材の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の配線部材は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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