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公開番号
2025114858
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2025084843,2024100269
出願日
2025-05-21,2018-03-30
発明の名称
システム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250729BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】タンク内の液面を検知するシステムで液体残量の誤検知の可能性を低くする。
【解決手段】複合機10は、インクの貯留室32、及び貯留室32の大気への連通口35を有するインクカートリッジ30と、貯留室32から開口109を通じて流入したインクが流通する内部空間107Aを有する接続管107と、インクの貯留室121、開口109より下方に位置しており内部空間107Aのインクが貯留室121へ流入する流入口126、及び貯留室121の大気への連通口124を有するタンク103と、貯留室121のインクを消費する記録部24と、液面センサ55とを備える。液面センサ55は、貯留室121内の液面が開口109と流入口126との間の所定位置P1になったことを検知する。所定位置P1と開口109との間の貯留室121の水平断面積は、内部空間107Aの水平断面積より大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を貯留する第1貯留室、及び上記第1貯留室を大気に連通させる第1大気連通部を有するカートリッジと、
上記カートリッジが接続可能であり、接続された上記カートリッジの上記第1貯留室から液体が流入する開口、及び上記開口を通じて流入する液体が流通する流路を有する管と、
液体を貯留する第2貯留室、上記管に接続された上記カートリッジの上記第1貯留室から上記流路を介して流通した液体が上記第2貯留室へ流入する流入口、及び上記第2貯留室を大気に連通させる第2大気連通部を有するタンクと、
上記タンクの上記第2貯留室から流出した液体を消費する消費部と、
上記第2貯留室に貯留された液体の液面の上下方向の位置が所定位置になったことを検知する検知部と、を備え、
上記管に接続された上記カートリッジの上記第1貯留室は上記第1大気連通部を通じて常に大気に連通されており、
上記第2貯留室の上端は、上記流路より上方にあり、
上記第2貯留室の下端は、上記流路より下方にあり、
上記開口は、上記流入口より上方にあり、
上記所定位置は、上記開口より下方且つ上記流入口より上方であり、
上記所定位置より上方且つ上記開口より下方において、上記第2貯留室の水平断面積は、上記流路の水平断面積より大きいシステム。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
上記第2貯留室において上記所定位置の液体の液面は1つである請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
上記管は、鉛直方向に延びる鉛直部を有しており、
上記所定位置は、上記鉛直部の上端より下方且つ上記鉛直部の下端より上方である請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項4】
上記第2貯留室は、
第1部分と、
上記第1部分より上方であって上記第1部分より水平断面積の小さい第2部分と、を有しており、
上記流入口は、上記第1部分と連通しており、
上記検知部は、上記第2部分に貯留された液体の液面を検知する請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
【請求項5】
上記第2部分の上端は、上記管の上端より上方にある請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
上記第2貯留室は、上記第2部分より上方であって上記第2部分より水平断面積の大きい第3部分を有する請求項4又は5に記載のシステム。
【請求項7】
上記検知部は、
上記第2貯留室において、上記所定位置に設けられたプリズムと、
上記プリズムへ向けて光を照射する発光部と、を備える請求項1から6のいずれかに記載のシステム。
【請求項8】
上記検知部は、
光を照射する発光部と、
上記第2貯留室に設けられており、上記第2貯留室に貯留された液体より比重が小さいフロートを有し、上記第2貯留室に貯留された液体の液面の上下方向の位置が上記所定位置になると、上記発光部によって照射された光の光路上の位置または上記光路から外れた位置の一方から他方へ移動する被検知部材と、を備える請求項1から6のいずれかに記載のシステム。
【請求項9】
上記タンクは、上記第2貯留室に貯留された液体が流出する流出口を有しており、
上記流出口は、上記流入口より下方に位置する請求項1から8のいずれかに記載のシステム。
【請求項10】
上記管は、鉛直方向に延びており、
上記カートリッジは、上記鉛直方向に沿って上記管と接続される請求項1から9のいずれかに記載のシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カートリッジとタンクとの間で液体が流通するシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、カートリッジから水頭圧によってタンクへ液体を供給し、タンクから液体を消費するヘッド(消費部)へ液体を供給するシステムが開示されている。特許文献1に開示されたシステムでは、カートリッジ内に設けられたセンサアームをセンサで検知することによって、カートリッジ内の液体残量を検知している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-238792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、カートリッジから水頭圧によってタンクに液体を供給するシステムでは、タンク内の液体残量を検知するものも知られている。タンク内の液体残量を検知する構成においては、例えば、タンク内の液体残量をセンサによって検知した場合に、その検知に対応させて、カートリッジ内の液体残量を検知する様なシステムが考えられる。しかしながら、この様なシステムでは、以下の問題が生じるおそれがある。
【0005】
上記システムにおいて、タンクからヘッドへ液体が供給されると、一時的に、タンク内の液面がカートリッジ内の液面より低くなる場合がある。そのため、例えば、カートリッジ内に液体が十分に残っているにもかかわらず、センサがタンク内の液面を検知することによって、カートリッジ内にタンクに供給可能な液体が残っていないと検知してしまう。つまり、カートリッジ内の液体残量を誤検知してしまう。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タンク内の液体残量を検知するシステムにおいて、液体残量の誤検知の可能性を低くすることができるシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明に係るシステムは、液体を貯留する第1貯留室、及び上記第1貯留室を大気に連通させる第1大気連通部を有するカートリッジと、上記カートリッジが接続可能であり、接続された上記カートリッジの上記第1貯留室から液体が流入する開口、及び上記開口を通じて流入する液体が流通する流路を有する管と、液体を貯留する第2貯留室、上記管に接続された上記カートリッジの上記第1貯留室から上記流路を介して流通した液体が上記第2貯留室へ流入する流入口、及び上記第2貯留室を大気に連通させる第2大気連通部を有するタンクと、上記タンクの上記第2貯留室から流出した液体を消費する消費部と、上記第2貯留室に貯留された液体の液面の上下方向の位置が所定位置になったことを検知する検知部と、を備える。上記第2貯留室の上端は、上記流路より上方にある。上記第2貯留室の下端は、上記流路より下方にある。上記開口は、上記流入口より上方にある。上記所定位置は、上記開口より下方且つ上記流入口より上方である。上記所定位置より上方且つ上記開口より下方において、上記第2貯留室の水平断面積は、上記流路の水平断面積より大きい。
【0008】
上記構成では、検知部が液面を検知する所定位置は、管の開口より下方且つタンクの流入口より上方にある。つまり、所定位置は、流路と同じ高さにある。よって、第2貯留室からの液体の流出によって液面が所定位置となり検知部によって検知された状態では、液面は、第2貯留室と流路とに存在する。
【0009】
ここで、上記構成では、所定位置より上方且つ開口より下方において、第2貯留室の水平断面積は、流路の水平断面積より大きい。そのため、液面が第2貯留室と流路とに存在する状態では、第2貯留室の液面は下がりにくい。よって、液面が所定位置となり検知部によって検知された状態では、第1貯留室に第2貯留室へ供給可能な液体が残っていない可能性が高い。つまり、第1貯留室に液体が十分に残っている状態で、第1貯留室に第2貯留室へ供給可能な液体が残っていないと検知してしまうような誤検知の可能性を低くすることができる。
【0010】
(2) 上記管は、鉛直方向に延びる鉛直部を有している。上記所定位置は、上記鉛直部の上端より下方且つ上記鉛直部の下端より上方である。
(【0011】以降は省略されています)
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