TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025112809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007292
出願日2024-01-22
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250725BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】シートに画像形成せずに切断のみを実行できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、装置本体と、画像形成部と、カッターと、排出トレイと、制御部と、を備える。カッターは、シートの搬送方向において、画像形成部よりも下流に配置されている。制御部は、シートに画像形成してシートを切断する印刷切断モードと、シートに画像形成せずシートを切断する切断のみモードと、のいずれのモードが選択されたかを判定し、判定したモードを実行可能である。制御部は、印刷切断モードを実行する場合(S3,No)(S4,No)、画像形成部でシートに画像を形成してカッターでシートを切断する。制御部は、切断のみモードを実行する場合(S3,Yes)(S4,Yes)、シートに画像を形成せずカッターでシートを切断する(S15)(S9)。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体と、
前記装置本体内に配置され、シートに画像を形成する画像形成部と、
シートの搬送方向において、前記画像形成部よりも下流に配置され、前記搬送方向と交差する交差方向にシートを切断可能なカッターと、
シートが排出される排出トレイと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
シートに画像形成してシートを切断する印刷切断モードと、シートに画像形成せずシートを切断する切断のみモードと、のいずれのモードが選択されたかを判定し、判定したモードを実行可能であり、
前記印刷切断モードを実行する場合、前記画像形成部でシートに画像を形成して前記カッターでシートを切断し、
前記切断のみモードを実行する場合、シートに画像を形成せず前記カッターでシートを切断することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
シートを収容する供給トレイをさらに備え、
前記制御部は、前記切断のみモードを実行する指令を受信してから前記供給トレイからシートの搬送を開始するまでの準備動作時間が、前記印刷切断モードを実行する指令を受信してから前記供給トレイからシートの搬送を開始するまでの準備動作時間よりも短くなるように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
シートを収容する供給トレイをさらに備え、
前記画像形成部は、トナー像が転写されたシートを加熱することでシートにトナー像を定着させる定着器をさらに有し、
前記制御部は、
前記印刷切断モードを実行する場合、前記定着器が第1温度以上であることを条件として、前記供給トレイからシートの供給を開始し、
前記切断のみモードを実行する場合、前記定着器が前記第1温度より低い温度である第2温度以上であることを条件として、前記供給トレイからシートの供給を開始することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記切断のみモードを実行する場合、シート排出までの早さを優先する早さ優先モードと、切断するシートの寸法精度を優先する精度優先モードと、のいずれかを実行可能であり、
前記精度優先モードを実行する場合、前記定着器の温度が、第2温度以上前記第1温度未満である第3温度以下であることを条件として、前記供給トレイからシートの供給を開始し、
前記早さ優先モードを実行する場合、前記定着器の温度が、前記第2温度以上であれば、前記第3温度より高い温度であっても、前記供給トレイからシートの供給を開始することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
シートを収容する供給トレイをさらに備え、
前記画像形成部は、
感光体ドラムと、
光源から出射されたビームを偏向するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータと、を有する偏向器であって、前記ポリゴンミラーで偏向されたビームを前記感光体ドラムに出射する偏向器と、を有し、
前記制御部は、
前記印刷切断モードを実行する場合、前記ポリゴンモータを回転させ、前記ポリゴンモータの回転が安定したことを条件として、前記供給トレイからシートの供給を開始し、
前記切断のみモードを実行する場合、前記ポリゴンモータを回転させることなく前記供給トレイからシートの供給を開始することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記装置本体内に配置され、シートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラを回転させる搬送モータと、をさらに備え、
前記制御部は、
前記印刷切断モードを実行する場合、前記搬送モータを第1回転速度で回転させ、
前記切断のみモードを実行する場合、前記搬送モータを前記第1回転速度より速い第2回転速度で回転させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記切断のみモードを実行する場合、シートを排出するまでの早さを優先する早さ優先モードと、切断するシートの寸法精度を優先する精度優先モードと、を実行可能であり、
前記早さ優先モードを実行する場合、前記搬送モータを前記第2回転速度で回転させ、
前記精度優先モードを実行する場合、前記搬送モータを前記第1回転速度以下の速度である第3回転速度で回転させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記画像形成部は、感光体ドラムと、前記感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラと、前記感光体ドラムに対して前記現像ローラを圧接および離間することが可能な圧接離間機構と、を有し、
前記制御部は、
前記印刷切断モードを実行する場合、前記現像ローラを前記感光体ドラムに圧接させ、
前記切断のみモードを実行する場合、前記現像ローラを前記感光体ドラムから離間させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成部は、前記装置本体に対して着脱可能であり、内部に画像形成するための消耗材が収容可能なカートリッジを有し、
前記制御部は、前記装置本体にカートリッジが装着されていないと判定した場合、
前記印刷切断モードの実行を禁止し、
前記切断のみモードの実行を禁止しないことを特徴とする請求項1から請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記画像形成部は、画像形成するための消耗材が収容された収容部を有し、
前記制御部は、前記収容部における消耗材の残量が所定量以下であると判定した場合、
前記印刷切断モードの実行を禁止し、
前記切断のみモードの実行を禁止しないことを特徴とする請求項1から請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カッターを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カッターを備えた画像形成装置が知られている(特許文献1)。この画像形成装置は、シートの切断が必要であると判断された場合に、1枚のシートを2枚に切断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-362823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、カッターを備えた画像形成装置においては、画像形成をしてシートを切断するように設定されており、シートに画像形成せずに切断のみを実行できる設定が用意されていなかった。
【0005】
そこで、本発明は、シートに画像形成せずに切断のみを実行できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記した目的を達成するための画像形成装置は、装置本体と、画像形成部と、カッターと、排出トレイと、制御部と、を備える。
画像形成部は、装置本体内に配置され、シートに画像を形成する。カッターは、シートの搬送方向において、画像形成部よりも下流に配置されている。カッターは、搬送方向と交差する交差方向にシートを切断可能である。排出トレイは、シートが排出される。
制御部は、シートに画像形成してシートを切断する印刷切断モードと、シートに画像形成せずシートを切断する切断のみモードと、のいずれのモードが選択されたかを判定し、判定したモードを実行可能である。
制御部は、印刷切断モードを実行する場合、画像形成部でシートに画像を形成してカッターでシートを切断する。
制御部は、切断のみモードを実行する場合、シートに画像を形成せずカッターでシートを切断する。
【0007】
制御部は、切断のみモードを実行する場合、シートに画像を形成せずカッターでシートを切断する。このため、画像形成部とカッターを備える画像形成装置において、シートに画像形成せずに切断のみを実行できる。
【0008】
また、シートを収容する供給トレイをさらに備えていてもよい。そして、制御部は、切断のみモードを実行する指令を受信してから供給トレイからシートの搬送を開始するまでの準備動作時間が、印刷切断モードを実行する指令を受信してから供給トレイからシートの搬送を開始するまでの準備動作時間よりも短くなるように制御してもよい。
【0009】
制御部は、切断のみモードを実行する場合には、印刷切断モードを実行する場合と比較して準備動作時間が短くなるように制御するため、印刷切断モードを実行する場合と比較して早く動作を開始することができる。
【0010】
また、画像形成装置は、シートを収容する供給トレイをさらに備えていてもよい。そして、画像形成部は、トナー像が転写されたシートを加熱することでシートにトナー像を定着させる定着器をさらに有していてもよい。そして、制御部は、印刷切断モードを実行する場合、定着器が第1温度以上であることを条件として、供給トレイからシートの供給を開始してもよい。そして、制御部は、切断のみモードを実行する場合、定着器が第1温度より低い温度である第2温度以上であることを条件として、供給トレイからシートの供給を開始してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ブラザー工業株式会社
プリンタ
6日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
9日前
ブラザー工業株式会社
走査光学装置
12日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
10日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
9日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
9日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出ヘッド
17日前
ブラザー工業株式会社
シート給送装置
12日前
ブラザー工業株式会社
ミシンフレーム
11日前
ブラザー工業株式会社
液滴吐出ヘッド
17日前
ブラザー工業株式会社
ラベル貼付装置
2日前
ブラザー工業株式会社
ラベル貼付装置
2日前
ブラザー工業株式会社
サポートプログラム
4日前
ブラザー工業株式会社
カートリッジおよびメモリホルダ
10日前
ブラザー工業株式会社
プログラム、および、データ処理装置
10日前
ブラザー工業株式会社
情報処理プログラム及び印刷システム
2日前
ブラザー工業株式会社
プログラム、および、データ処理装置
10日前
ブラザー工業株式会社
プログラム、および、データ処理装置
10日前
ブラザー工業株式会社
許容印刷量管理装置及び管理プログラム
2日前
ブラザー工業株式会社
サポートプログラムおよびプログラムセット
2日前
ブラザー工業株式会社
通知プログラム、通知システム、及び通知方法
9日前
ブラザー工業株式会社
アプリケーションプログラム、制御方法、及び端末装置
2日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
17日前
ブラザー工業株式会社
管理システム、管理プログラム、管理装置、及び管理方法
3日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
4日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
11日前
ブラザー工業株式会社
液体収容ボトル
2日前
ブラザー工業株式会社
印刷用カセット
19日前
ブラザー工業株式会社
サポートプログラム
4日前
ブラザー工業株式会社
バックアッププログラム、バックアップシステム、及びバックアップ方法
9日前
ブラザー工業株式会社
システムおよびプリンタ
4日前
ブラザー工業株式会社
サーバ、サーバのためのコンピュータプログラム、および、通信システム
4日前
ブラザー工業株式会社
サーバ、サーバのためのコンピュータプログラム、および、通信システム
4日前
ブラザー工業株式会社
サーバ、サーバのためのコンピュータプログラム、および、通信システム
4日前
続きを見る