TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025115036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009340
出願日2024-01-25
発明の名称車両用ランプユニット
出願人豊田合成株式会社
代理人個人,個人
主分類B60Q 1/50 20060101AFI20250730BHJP(車両一般)
要約【課題】光源からの光を照射させるための電子部品の製品寿命が短くなることを抑制できる車両用ランプユニットを提供する。
【解決手段】車両用ランプユニット11は、車両に取り付けることが可能なユニット本体13と、そのユニット本体13に設けられた光源14とを備え、光源14からの光を路面15に向けて照射する。ユニット本体13は、光源14をユニット本体13に対し上下方向に相対移動させる移動装置として、伸縮部16及びアクチュエータ17を備えている。アクチュエータ17は、車両周辺が明るいときには暗いときと比較して、光源14をユニット本体13に対し下方に相対移動させることによって路面15に近づける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に取り付けることが可能なユニット本体と、そのユニット本体に設けられた光源とを備え、前記光源からの光を路面に向けて照射する車両用ランプユニットにおいて、
前記ユニット本体は、前記光源を前記ユニット本体に対し上下方向に相対移動させる移動装置を備え、
前記移動装置は、車両周辺が明るいときには暗いときと比較して、前記光源を前記ユニット本体に対し下方に移動させることによって前記路面に近づける車両用ランプユニット。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記移動装置は、第1移動装置であり、
前記ユニット本体は、第2移動装置により上下方向に移動することが可能であり、
前記第2移動装置は、前記光源からの光の照射が停止されているときには、前記ユニット本体が車両に格納される位置まで前記ユニット本体を上方に移動させる請求項1に記載の車両用ランプユニット。
【請求項3】
前記ユニット本体は、前記光源からの光を前記路面に向けて照射したときの前記路面上での光の照射範囲を一定にするフィルタを備えている請求項2に記載の車両用ランプユニット。
【請求項4】
前記移動装置は、第1移動装置であり、
前記ユニット本体は、前記光源からの光を前記路面に向けて照射したときの前記路面上での光の照射範囲を一定にするフィルタと、そのフィルタを前記ユニット本体に対し上下方向に相対移動させる第2移動装置と、を備え、
前記第2移動装置は、前記光源からの光の照射が停止されているときには、前記光源からの光の照射が行われているときと比較して、前記フィルタがより上方に位置するように前記フィルタを移動させる請求項1に記載の車両用ランプユニット。
【請求項5】
前記ユニット本体は、車両におけるボディの下部であって前記路面との間に遮蔽物がない箇所に、取り付けることが可能とされている請求項2~4のいずれか一項に記載の車両用ランプユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用ランプユニットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に示される車両用ランプユニットは、ユニット本体と光源とを備えている。ユニット本体は車両に取り付けることが可能となっている。光源はユニット本体に設けられている。車両用ランプユニットは、ユーザーが車両に近づいたとき等に光源からの光を路面に向けて照射することにより、ユーザーが路面上に照射された光を視認できるようにする。こうした車両用ランプユニットは、例えば車両におけるウェルカムランプとして用いたり、車両のドアを開放するためのキックセンサの位置をユーザーに示すために用いたりされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-13722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、昼間など車両周辺が明るい場合、夜間など車両周辺が暗い場合と比較して、車両用ランプユニットによって路面上に照射された光をユーザーが視認しにくくなる。こうしたことに対処するため、車両周辺が明るいときには暗いときと比較して、光源がより明るい光を路面に向けて照射するよう光源に対する電力供給量を多くすることが考えられる。しかし、この場合には光源から光を照射させるための電子部品の発熱量が増加するため、その電子部品の製品寿命が短くなるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
次に、上記課題を解決する車両用ランプユニットの各態様について記載する。
(態様1)
車両に取り付けることが可能なユニット本体と、そのユニット本体に設けられた光源とを備え、前記光源からの光を路面に向けて照射する車両用ランプユニットにおいて、前記ユニット本体は、前記光源を前記ユニット本体に対し上下方向に相対移動させる移動装置を備え、前記移動装置は、車両周辺が明るいときには暗いときと比較して、前記光源を前記ユニット本体に対し下方に移動させることによって前記路面に近づける車両用ランプユニット。
【0006】
上記構成によれば、車両周辺が明るいときには暗いときと比較して、光源が路面に近づけられるため、光源から路面に照射される光がユーザーからは明るく見えるようになる。このため、車両周辺が明るいとき、光源に対する電力供給量を多くして光源からより明るい光を路面に向けて照射しなくても、ユーザ-が路面上に照射された光を視認しやすくなる。従って、光源に対する電力供給量を上述したように多くすることに伴って光源から光を照射させるための電子部品の発熱量が増加すること、及び、そうした発熱量の増加に伴って上記電子部品の製品寿命が短くなることを抑制できる。
【0007】
(態様2)
前記移動装置は、第1移動装置であり、前記ユニット本体は、第2移動装置により上下方向に移動することが可能であり、前記第2移動装置は、前記光源からの光の照射が停止されているときには、前記ユニット本体が車両に格納される位置まで前記ユニット本体を上方に移動させる(態様1)に記載の車両用ランプユニット。
【0008】
上記構成によれば、光源からの光の照射が停止されているとき、言い換えれば光源が光の照射のために使用されていないときには、ユニット本体が車両に格納される。これにより、光源が光の照射のために使用されていないとき、ユニット本体が車両から突出することを抑制できる。
【0009】
(態様3)
前記ユニット本体は、前記光源からの光を前記路面に向けて照射したときの前記路面上での光の照射範囲を一定にするフィルタを備えている(態様2)に記載の車両用ランプユニット。
【0010】
上記構成によれば、光源からの光がフィルタを介して路面に照射されることにより、路面上での上記光の照射範囲が光源と路面との距離に関係なく一定になる。
(態様4)
前記移動装置は、第1移動装置であり、前記ユニット本体は、前記光源からの光を前記路面に向けて照射したときの前記路面上での光の照射範囲を一定にするフィルタと、そのフィルタを前記ユニット本体に対し上下方向に相対移動させる第2移動装置と、を備え、前記第2移動装置は、前記光源からの光の照射が停止されているときには、前記光源からの光の照射が行われているときと比較して、前記フィルタがより上方に位置するように前記フィルタを移動させる(態様1)に記載の車両用ランプユニット。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

豊田合成株式会社
樹脂製品
1か月前
豊田合成株式会社
取付装置
9日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
29日前
豊田合成株式会社
車両用外装品
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
28日前
豊田合成株式会社
ハンドル装置
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
29日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
29日前
豊田合成株式会社
下肢保護装置
1日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
14日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
1か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
1か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
1か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
1か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
1か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
14日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
14日前
豊田合成株式会社
車両用外装品
13日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
6日前
豊田合成株式会社
車両用ビーム
13日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
6日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
6日前
豊田合成株式会社
ハンドル装置
1か月前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
8日前
豊田合成株式会社
流体殺菌装置
8日前
豊田合成株式会社
光源モジュール
1か月前
豊田合成株式会社
太陽電池付き衣類
3日前
豊田合成株式会社
ステアリング装置
1か月前
豊田合成株式会社
ステアリング装置
1か月前
豊田合成株式会社
車両の音出力装置
1か月前
豊田合成株式会社
太陽電池モジュール
2日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置及び車両
1か月前
豊田合成株式会社
車両用ランプユニット
1日前
豊田合成株式会社
イルミネーション装置
1か月前
豊田合成株式会社
車両用電気装置ボックス
1か月前
続きを見る