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公開番号2025115298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009778
出願日2024-01-25
発明の名称会話支援装置、会話支援システム、会話支援方法、およびプログラム
出願人本田技研工業株式会社,ホンダ太陽株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/0481 20220101AFI20250730BHJP(計算;計数)
要約【課題】参加者によって発話または入力されたテキストが以前の発話である場合に、コメントの文脈理解が容易となる会話支援装置、会話支援システム、会話支援方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】会話支援システム1は、発話を取得する取得部301を有する会議支援装置30と、取得した発話に基づくテキストを表示する表示部204及び発話に基づくテキストを表示部204に表示させる制御部205を有する端末20と、を備え、制御部205は、表示部204に表示された複数のテキストのうち利用者が選択した部分を指定テキストとして認識し、指定テキストが認識された状態で指定テキストに対する発話が入力された際、指定テキストに対する発話を指定テキストと関連付けて表示部204へ表示させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
発話を取得する取得部と、
取得した発話に基づくテキストを表示する表示部と、
前記発話に基づく前記テキストを前記表示部に表示させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記表示部に表示された複数の前記テキストのうち利用者が選択した部分を指定テキストとして認識し、
前記指定テキストが認識された状態で前記指定テキストに対する発話が入力された際、前記指定テキストに対する発話を前記指定テキストと関連付けて前記表示部へ表示させる、会話支援装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記発話が音声信号の場合にテキストに変換するテキスト変換部、を備え、
前記取得部は、前記発話が音声信号の場合に前記音声信号を取得し、前記発話がテキストの場合に前記テキストを取得し、
前記制御部は、
前記変換された前記テキスト、または取得された前記テキストに識別情報を付与し、前記表示部に表示された複数の前記テキストのうち利用者が選択した前記テキストの前記識別情報に基づいて、前記指定テキストに対する発話を前記指定テキストと関連付けて前記表示部へ表示させる、
請求項1に記載の会話支援装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記指定テキストに対する発話を、前記指定テキストを表示させる領域内に表示させる、
請求項1または請求項2に記載の会話支援装置。
【請求項4】
前記制御部は、
スレッド表示指示があった場合に、前記指定テキストに対する発話と、前記指定テキストとの関係を、前記表示部にスレッド表示させる、
請求項1または請求項2に記載の会話支援装置。
【請求項5】
前記指定テキストは、前記発話の全文または一部である、
請求項1または請求項2に記載の会話支援装置。
【請求項6】
端末と、
会議支援装置と、を備え、
前記端末は、
発話を取得する取得部と、
前記発話に基づくテキストを表示する表示部と、
取得した前記発話に関する情報を前記会議支援装置へ送信し、前記発話に基づく前記テキストを取得し、前記会議支援装置から取得した前記テキストを前記表示部に表示させ、表示させた複数の前記テキストのうち選択されたテキスト部分を指定テキストとして認識し、前記指定テキストが認識された状態で前記指定テキストに対する発話が入力された際、前記指定テキストを示す情報と、前記指定テキストに対する発話とを前記会議支援装置へ送信し、前記会議支援装置から取得された前記指定テキストを示す情報と前記指定テキストに対する発話とを関連付けたコメント表示情報を前記表示部に表示させる処理部と、を備え、
前記会議支援装置は、
前記端末から取得した前記発話が音声信号の場合に、前記音声信号をテキストに変換する変換部と、
前記指定テキストを示す情報と、前記指定テキストに対する発話とを取得し、前記指定テキストに対する発話を前記指定テキストと関連付けた前記コメント表示情報を生成するコメント生成部と、
生成された前記コメント表示情報を前記端末へ送信させる処理部と、を備える、
会話支援システム。
【請求項7】
取得部が、発話を取得し、
表示部が、取得された発話に基づくテキストを表示し、
制御部が、前記表示部に表示された複数の前記テキストのうち利用者が選択した部分を指定テキストとして認識し、
前記制御部が、前記指定テキストが認識された状態で前記指定テキストに対する発話が入力された際、前記指定テキストに対する発話を前記指定テキストと関連付けて前記表示部へ表示させる、
会話支援方法。
【請求項8】
発話を取得させ、
取得された前記発話に基づく表示させるテキストを生成し、
前記テキストを表示部に表示させ、
前記表示部に表示された複数の前記テキストのうち利用者が選択した部分を指定テキストとして認識させ、
前記指定テキストが認識された状態で前記指定テキストに対する発話が入力された際、前記指定テキストに対する発話を前記指定テキストと関連付けて前記表示部へ表示させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、会話支援装置、会話支援システム、会話支援方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
参加者の発言音声を音声認識して、画面に表示させる会議支援システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなシステムでは、参加者が使用する携帯端末等の画面に、各参加者の発話を音声認識してテキスト化して表示させるため、会議に聴覚障がい者等が参加している場合に有用である。このようなシステムにおいて、健聴者の意図を聴覚障がい者に対して適切に伝えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6548045号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、画面に発話が時系列順に表示されていくため、直前の発話ではなく、遡ってより前の発話に対して発言したい場合でも、時系列順に表示されるのみで、文脈を理解することが容易でない場合があった。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、参加者によって発話または入力されたテキストが以前の発話である場合に、コメントの文脈理解が容易となる会話支援装置、会話支援システム、会話支援方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る会話支援装置は、発話を取得する取得部と、取得した発話に基づくテキストを表示する表示部と、前記発話に基づく前記テキストを前記表示部に表示させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記表示部に表示された複数の前記テキストのうち利用者が選択した部分を指定テキストとして認識し、前記指定テキストが認識された状態で前記指定テキストに対する発話が入力された際、前記指定テキストに対する発話を前記指定テキストと関連付けて前記表示部へ表示させる、会話支援装置である。
【0007】
(2)上記(1)の一態様に係る会話支援装置において、前記発話が音声信号の場合にテキストに変換するテキスト変換部、を備え、前記取得部は、前記発話が音声信号の場合に前記音声信号を取得し、前記発話がテキストの場合に前記テキストを取得し、前記制御部は、前記変換された前記テキスト、または取得された前記テキストに識別情報を付与し、前記表示部に表示された複数の前記テキストのうち利用者が選択した前記テキストの前記識別情報に基づいて、前記指定テキストに対する発話を前記指定テキストと関連付けて前記表示部へ表示させるようにしてもよい。
【0008】
(3)上記(1)または(2)の一態様に係る会話支援装置において、前記制御部は、
前記指定テキストに対する発話を、前記指定テキストを表示させる領域内に表示させるようにしてもよい。
【0009】
(4)上記(1)から(3)のうちのいずれか1つの一態様に係る会話支援装置において、前記制御部は、スレッド表示指示があった場合に、前記指定テキストに対する発話と、前記指定テキストとの関係を、前記表示部にスレッド表示させるようにしてもよい。
【0010】
(5)上記(1)から(4)のうちのいずれか1つの一態様に係る会話支援装置において、前記指定テキストは、前記発話の全文または一部であるようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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