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公開番号
2025115346
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024085033,2024527818
出願日
2024-05-24,2023-06-06
発明の名称
検針機及び検査システム
出願人
株式会社ハシマ
代理人
個人
,
個人
主分類
G01V
3/08 20060101AFI20250730BHJP(測定;試験)
要約
【課題】種々の工程を実施するための装置の設置に必要なスペースを削減することができる検針機及び検査システムを提供する。
【解決手段】検針機10は、検査領域23を有する装置本体20と、検査領域23を通過するように、製品11を順方向又は戻し方向に搬送するように構成された搬送ベルト30と、検出ヘッド40と、RFIDアンテナ50とを含む。搬送ベルト30は、検査領域23において製品11を搬送させる間、区域A1を製品11が順方向に搬送されるように回転するとともに、区域A2で金属が検出されない場合、区域A2を製品11が通過して区域A3でID信号が検出されるように製品11が順方向に搬送されるように回転する一方、区域A2で金属が検出される場合、区域A2から区域A1に戻されるように製品11が戻し方向に搬送されるように回転するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
検査対象に不要な金属が混入しているか否かを検査するように構成された検針機であって、
前記検査対象の検査を実施する検査領域を有する装置本体と、
前記検査領域を前記検査対象が通過するように、当該検査対象を順方向又は戻し方向に搬送するように構成された搬送ベルトと、
前記搬送ベルトによって前記順方向に搬送される前記検査対象が通過する際に、前記金属を検出するように構成された少なくとも1つの金属検出部と、
前記検査対象と共に搬送されるタグが通過する際に、当該タグが有する個別情報を検出するように構成された少なくとも1つの個別情報検出部と、を含み、
前記個別情報は、共に搬送される前記検査対象に関する情報を含み、
前記個別情報検出部は、前記検査領域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、
前記金属検出部と、前記個別情報検出部とは、互いに異なる位置に設けられており、
前記検査領域は、前記金属を検出するための領域と、前記個別情報を検出するための領域とを含み、
前記金属検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられ、
前記検査領域は、前記金属検出部を基準として区画された複数の区域を有し、
前記複数の区域は、第1の区域と、第2の区域と、第3の区域とを含み、
前記第1の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における上流側の区域であり、
前記第2の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部が配置された区域であって、前記金属を検出するための領域であり、
前記第3の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における下流側の区域であって、前記個別情報を検出するための領域を含み、
前記個別情報検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられるとともに、前記第3の区域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、
前記搬送ベルトは、前記検査領域において前記検査対象を搬送させる間、前記第1の区域を前記検査対象が前記順方向に搬送されるように回転するとともに、
前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出されない場合、前記第2の区域を当該検査対象が通過して前記第3の区域における前記個別情報を検出するための領域で前記個別情報が検出されるように当該検査対象が前記順方向に搬送されるように回転する一方、
前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出される場合、前記第2の区域から前記第1の区域に戻されるように当該検査対象が前記戻し方向に搬送されるように回転する、ように構成されている検針機。
続きを表示(約 3,000 文字)
【請求項2】
検査対象に不要な金属が混入しているか否かを検査するように構成された検針機であって、
前記検査対象の検査を実施する検査領域を有する装置本体と、
前記検査領域を前記検査対象が通過するように、当該検査対象を順方向又は戻し方向に搬送するように構成された搬送ベルトと、
前記搬送ベルトによって前記順方向に搬送される前記検査対象が通過する際に、前記金属を検出するように構成された少なくとも1つの金属検出部と、
前記検査対象と共に搬送されるタグが通過する際に、当該タグが有する個別情報を検出するように構成された少なくとも1つの個別情報検出部と、を含み、
前記個別情報は、共に搬送される前記検査対象に関する情報を含み、
前記個別情報検出部は、前記検査領域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、
前記金属検出部と、前記個別情報検出部とは、互いに異なる位置に設けられており、
前記検査領域は、前記金属を検出するための領域と、前記個別情報を検出するための領域とを含み、
前記金属検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられ、
前記検査領域は、前記金属検出部を基準として区画された複数の区域を有し、
前記複数の区域は、第1の区域と、第2の区域と、第3の区域とを含み、
前記第1の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における上流側の区域であって、前記個別情報を検出するための領域を含み、
前記第2の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部が配置された区域であって、前記金属を検出するための領域であり、
前記第3の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における下流側の区域であり、
前記個別情報検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられるとともに、前記第1の区域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、
前記搬送ベルトは、前記検査領域において前記検査対象を搬送させる間、前記第1の区域における前記個別情報を検出するための領域で前記個別情報が検出されるように当該検査対象が前記順方向に搬送されるように回転するとともに、
前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出されない場合、前記第2の区域及び前記第3の区域を当該検査対象が通過して前記順方向に搬送されるように回転する一方、
前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出される場合、前記第2の区域から前記第1の区域における前記個別情報を検出するための領域まで戻されるように当該検査対象が前記戻し方向に搬送されるように回転する、ように構成されている検針機。
【請求項3】
検査対象に不要な金属が混入しているか否かを検査するように構成された検針機であって、
前記検査対象の検査を実施する検査領域を有する装置本体と、
前記検査領域を前記検査対象が通過するように、当該検査対象を順方向又は戻し方向に搬送するように構成された搬送ベルトと、
前記搬送ベルトによって前記順方向に搬送される前記検査対象が通過する際に、前記金属を検出するように構成された少なくとも1つの金属検出部と、
前記検査対象と共に搬送されるタグが通過する際に、当該タグが有する個別情報を検出するように構成された少なくとも1つの個別情報検出部と、を含み、
前記個別情報は、共に搬送される前記検査対象に関する情報を含み、
前記個別情報検出部は、前記検査領域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、
前記金属検出部と、前記個別情報検出部とは、互いに異なる位置に設けられており、
前記検査領域は、前記金属を検出するための領域と、前記個別情報を検出するための領域とを含み、
前記金属検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられ、
前記検査領域は、前記金属検出部を基準として区画された複数の区域を有し、
前記複数の区域は、第1の区域と、第2の区域と、第3の区域とを含み、
前記第1の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における上流側の区域であって、前記個別情報を検出するための領域を含み、
前記第2の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部が配置された区域であって、前記金属を検出するための領域であり、
前記第3の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における下流側の区域であって、前記個別情報を検出するための領域を含み、
前記個別情報検出部は、第1の個別情報検出部と、第2の個別情報検出部とを含み、
前記第1の個別情報検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられるとともに、前記第1の区域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、
前記第2の個別情報検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられるとともに、前記第3の区域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、
前記搬送ベルトは、前記検査領域において前記検査対象を搬送させる間、前記第1の区域における前記個別情報を検出するための領域で前記個別情報が前記第1の個別情報検出部によって検出されるように当該検査対象が前記順方向に搬送されるように回転するとともに、
前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出されない場合、前記第2の区域を当該検査対象が通過して前記第3の区域における前記個別情報を検出するための領域で前記個別情報が前記第2の個別情報検出部によって検出されるように当該検査対象が前記順方向に搬送されるように回転する一方、
前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出される場合、前記第2の区域から前記第1の区域における前記個別情報を検出するための領域まで戻されるように当該検査対象が前記戻し方向に搬送されるように回転する、ように構成されている検針機。
【請求項4】
請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載の検針機と、前記検査に係る処理を実行するように構成された処理回路と、を含む検査システムであって、
前記処理回路は、前記搬送ベルトを回転させるための処理を含む、ように構成されている検査システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、検針機及び検査システムに関する。
続きを表示(約 5,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、製品出荷時には種々の工程が必要であった。これに対し、種々の工程の一つとして検査を実施する検針機がある。例えば、製品出荷前の製品に不要な金属が混入しているか否かを検査する場合、特許文献1に記載の検針機、より詳しくは、搬送ベルトと検出ヘッドとを備えた検針機が用いられる。搬送ベルトは、検査対象である、縫製品等の製品を順方向に搬送する。検出ヘッドは、製品が搬送ベルトによって順方向に搬送されながら検出ヘッドを通過する際に、折れ針等の不要な金属を検出する。検針機は、製品に不要な金属が混入しているか否かを、製品出荷前に検査する。これにより、製品に不要な金属が混入している場合には、製品出荷前に検出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-189412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製品出荷に際しては、上記の不要な金属の混入を検査する製品に対してさらに別の観点での工程を実施する場合もある。こうした別の観点での工程は、上記検針機とは別の装置によって実施する。この場合、上記検針機と別の装置とは、限りあるスペースのなかでそれぞれ設置される必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、検査対象に不要な金属が混入しているか否かを検査するように構成された検針機を提供する。上記検針機は、前記検査対象の検査を実施する検査領域を有する装置本体と、前記検査領域を前記検査対象が通過するように、当該検査対象を順方向又は戻し方向に搬送するように構成された搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって前記順方向に搬送される前記検査対象が通過する際に、前記金属を検出するように構成された少なくとも1つの金属検出部と、前記検査対象と共に搬送されるタグが通過する際に、当該タグが有する個別情報を検出するように構成された少なくとも1つの個別情報検出部とを含んでいる。前記個別情報は、共に搬送される前記検査対象に関する情報を含み、前記個別情報検出部は、前記検査領域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、前記金属検出部と、前記個別情報検出部とは、互いに異なる位置に設けられており、前記検査領域は、前記金属を検出するための領域と、前記個別情報を検出するための領域とを含み、前記金属検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられ、前記検査領域は、前記金属検出部を基準として区画された複数の区域を有し、前記複数の区域は、第1の区域と、第2の区域と、第3の区域とを含み、前記第1の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における上流側の区域であり、前記第2の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部が配置された区域であって、前記金属を検出するための領域であり、前記第3の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における下流側の区域であって、前記個別情報を検出するための領域を含み、前記個別情報検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられるとともに、前記第3の区域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、前記搬送ベルトは、前記検査領域において前記検査対象を搬送させる間、前記第1の区域を前記検査対象が前記順方向に搬送されるように回転するとともに、前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出されない場合、前記第2の区域を当該検査対象が通過して前記第3の区域における前記個別情報を検出するための領域で前記個別情報が検出されるように当該検査対象が前記順方向に搬送されるように回転する一方、前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出される場合、前記第2の区域から前記第1の区域に戻されるように当該検査対象が前記戻し方向に搬送されるように回転するように構成されている。
【0006】
また、本開示の別の態様は、検査対象に不要な金属が混入しているか否かを検査するように構成された検針機を提供する。上記検針機は、前記検査対象の検査を実施する検査領域を有する装置本体と、前記検査領域を前記検査対象が通過するように、当該検査対象を順方向又は戻し方向に搬送するように構成された搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって前記順方向に搬送される前記検査対象が通過する際に、前記金属を検出するように構成された少なくとも1つの金属検出部と、前記検査対象と共に搬送されるタグが通過する際に、当該タグが有する個別情報を検出するように構成された少なくとも1つの個別情報検出部とを含んでいる。前記個別情報は、共に搬送される前記検査対象に関する情報を含み、前記個別情報検出部は、前記検査領域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、前記金属検出部と、前記個別情報検出部とは、互いに異なる位置に設けられており、前記検査領域は、前記金属を検出するための領域と、前記個別情報を検出するための領域とを含み、前記金属検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられ、前記検査領域は、前記金属検出部を基準として区画された複数の区域を有し、前記複数の区域は、第1の区域と、第2の区域と、第3の区域とを含み、前記第1の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における上流側の区域であって、前記個別情報を検出するための領域を含み、前記第2の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部が配置された区域であって、前記金属を検出するための領域であり、前記第3の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における下流側の区域であり、前記個別情報検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられるとともに、前記第1の区域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、前記搬送ベルトは、前記検査領域において前記検査対象を搬送させる間、前記第1の区域における前記個別情報を検出するための領域で前記個別情報が検出されるように当該検査対象が前記順方向に搬送されるように回転するとともに、前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出されない場合、前記第2の区域及び前記第3の区域を当該検査対象が通過して前記順方向に搬送されるように回転する一方、前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出される場合、前記第2の区域から前記第1の区域における前記個別情報を検出するための領域まで戻されるように当該検査対象が前記戻し方向に搬送されるように回転するように構成されている。
【0007】
また、本開示の別の態様は、検査対象に不要な金属が混入しているか否かを検査するように構成された検針機を提供する。上記検針機は、前記検査対象の検査を実施する検査領域を有する装置本体と、前記検査領域を前記検査対象が通過するように、当該検査対象を順方向又は戻し方向に搬送するように構成された搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって前記順方向に搬送される前記検査対象が通過する際に、前記金属を検出するように構成された少なくとも1つの金属検出部と、前記検査対象と共に搬送されるタグが通過する際に、当該タグが有する個別情報を検出するように構成された少なくとも1つの個別情報検出部とを含んでいる。前記個別情報は、共に搬送される前記検査対象に関する情報を含み、前記個別情報検出部は、前記検査領域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、前記金属検出部と、前記個別情報検出部とは、互いに異なる位置に設けられており、前記検査領域は、前記金属を検出するための領域と、前記個別情報を検出するための領域とを含み、前記金属検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられ、前記検査領域は、前記金属検出部を基準として区画された複数の区域を有し、前記複数の区域は、第1の区域と、第2の区域と、第3の区域とを含み、前記第1の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における上流側の区域であって、前記個別情報を検出するための領域を含み、前記第2の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部が配置された区域であって、前記金属を検出するための領域であり、前記第3の区域は、前記検査領域のうちの、前記金属検出部に対して前記順方向における下流側の区域であって、前記個別情報を検出するための領域を含み、前記個別情報検出部は、第1の個別情報検出部と、第2の個別情報検出部とを含み、前記第1の個別情報検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられるとともに、前記第1の区域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、前記第2の個別情報検出部は、前記検査領域において前記装置本体に対して一体的に設けられるとともに、前記順方向に対して交差する方向に沿って前記検査領域を跨ぐように設けられるとともに、前記第3の区域を通過中の前記タグが有する前記個別情報を検出可能な位置に設けられ、前記搬送ベルトは、前記検査領域において前記検査対象を搬送させる間、前記第1の区域における前記個別情報を検出するための領域で前記個別情報が前記第1の個別情報検出部によって検出されるように当該検査対象が前記順方向に搬送されるように回転するとともに、前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出されない場合、前記第2の区域を当該検査対象が通過して前記第3の区域における前記個別情報を検出するための領域で前記個別情報が前記第2の個別情報検出部によって検出されるように当該検査対象が前記順方向に搬送されるように回転する一方、前記第2の区域における前記金属を検出するための領域で前記金属が検出される場合、前記第2の区域から前記第1の区域における前記個別情報を検出するための領域まで戻されるように当該検査対象が前記戻し方向に搬送されるように回転するように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態にかかる検針機を上から見たときの平面図である。
第2の実施形態にかかる検針機を上から見たときの平面図である。
第3の実施形態にかかる検針機を上から見たときの平面図である。
第4の実施形態にかかる検針機の使用態様を説明する模式図である。
図4のシュータ装置を説明する斜視図である。
図4のシュータ装置の動作態様を説明する模式図である。
図4のシュータ装置の動作態様を説明する模式図である。
図4のシュータ装置の動作態様を説明する模式図である。
図4のシュータ装置の動作態様を説明する模式図である。
図4のシュータ装置の動作態様を説明する模式図である。
他の実施形態にかかる検針機を説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態にかかる検針機を図面に従って説明する。
図1に示すように、検針機10は、検査対象である製品出荷前の製品11に不要な金属が混入しているか否かを検査する検査装置である。製品11は、例えば、縫製品である。製品11に不要な金属は、例えば、折れ針である。以下の説明では、製品11に不要な金属が混入しているか否かを検査することを単に「検針」と記載する場合がある。
【0010】
<検針機>
検針機10は、装置本体20と、搬送ベルト30と、検出ヘッド40と、RFIDアンテナ50と、少なくとも1つの光電センサ60と、処理装置70とを備えている。装置本体20は、図1中の紙面の表裏方向に高さを有する直方体状である。装置本体20は、図1の紙面裏側の工場等の検査スペースの地面に対して車輪等を介して移動可能に設置されている。以下の説明において、「上」、「下」等の用語で表される向きは、重力方向を基準として定義される。装置本体20の「上下方向」に直交する方向であって、図1中の上下方向は、装置本体20の「幅方向」である。「上下方向」及び「幅方向」に直交する方向であって、図1中の左右方向は、製品11を検査する際の当該製品11の「搬送方向」である。搬送方向は、図1中の右から左に向かう方向である順方向、または、当該順方向と反対の方向である戻し方向である。以下の説明では、順方向の搬送方向を単に「順方向」と記載する、又は戻し方向の搬送方向を単に「戻し方向」と記載する場合がある。装置本体20は、検針機10の各種の機能を実現するための構成を組み付けるためのベースである。
(【0011】以降は省略されています)
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