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公開番号
2025115424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024009872
出願日
2024-01-26
発明の名称
車載装置、通信方法および通信プログラム
出願人
住友電気工業株式会社
,
住友電装株式会社
,
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類
H04L
12/28 20060101AFI20250731BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】USBインタフェースを介して車載ネットワークに接続された外部機器と、車載ネットワークにおける他の機器との通信を簡易な構成で中継する。
【解決手段】車載装置は、USB機器を接続可能な接続ポートと、前記接続ポートへの前記USB機器の接続を検知する検知部と、USB情報を取得する取得部と、複数の中継部と、前記USB機器と他の機器との間の中継処理を行う前記中継部を起動する起動部と、前記複数の中継部の各々と前記USB情報との対応関係を示す対応情報を記憶する記憶部とを備え、前記中継部は、前記中継処理において、前記USB機器との通信の終端および前記他の機器との通信の終端の少なくともいずれか一方を行い、前記対応情報および前記取得部により取得された前記USB情報に基づいて、起動する前記中継部を決定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車載ネットワークにおける車載装置であって、
USBインタフェースを介してUSB機器を接続可能な接続ポートと、
前記接続ポートへの前記USB機器の接続を検知する検知部と、
前記検知部により接続を検知された前記USB機器に関するUSB情報を取得する取得部と、
前記USB機器と、前記車載ネットワークにおける他の機器との通信を中継する中継処理を行う複数の中継部と、
前記複数の中継部のうちの、前記検知部により接続を検知された前記USB機器と前記他の機器との間の前記中継処理を行う前記中継部を起動する起動部と、
前記複数の中継部の各々と、前記USB情報との対応関係を示す対応情報を記憶する記憶部とを備え、
前記中継部は、前記中継処理において、前記USB機器との通信の終端および前記他の機器との通信の終端の少なくともいずれか一方を行い、
前記起動部は、前記対応情報および前記取得部により取得された前記USB情報に基づいて、起動する前記中継部を決定する、車載装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記車載装置は、複数の前記接続ポートを備え、
前記取得部は、前記複数の接続ポートのうちの前記USB機器が接続された前記接続ポートを識別するための前記USB情報を取得する、請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記取得部は、1つの前記USB機器について複数種類の前記USB情報を取得し、
前記起動部は、前記対応情報において、すべての種類の前記USB情報に対応する前記中継部が存在しない場合、一部の種類の前記USB情報に基づいて、起動する前記中継部を決定する、請求項1または請求項2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記記憶部は、前記対応情報として、前記複数種類のUSB情報にそれぞれ対応する複数の項目からなる複合主キーを含み、かつ前記複合主キーにおける一部の前記項目の値が任意である対応テーブルを記憶する、請求項3に記載の車載装置。
【請求項5】
前記車載装置は、同じ種類の複数の前記中継部を備え、
前記記憶部は、同じ種類の前記複数の中継部の各々と、前記中継部を識別可能な追加情報との対応関係をさらに示す前記対応情報を記憶する、請求項1または請求項2に記載の車載装置。
【請求項6】
車載ネットワークにおける車載装置、における通信方法であって、
前記車載装置は、USBインタフェースを介してUSB機器を接続可能な接続ポートと、前記USB機器および前記車載ネットワークにおける他の機器の通信を中継する中継処理を行う複数の中継部とを備え、
前記中継部は、前記中継処理において、前記USB機器との通信の終端および前記他の機器との通信の終端の少なくともいずれか一方を行い、
前記通信方法は、
前記接続ポートへの前記USB機器の接続を検知するステップと、
接続を検知した前記USB機器に関するUSB情報を取得するステップと、
前記複数の中継部のうちの、接続を検知した前記USB機器と前記他の機器との間の前記中継処理を行う前記中継部を起動するステップとを含み、
前記車載装置は、さらに、
前記複数の中継部の各々と、前記USB情報との対応関係を示す対応情報を記憶する記憶部を備え、
前記中継部を起動するステップにおいては、前記対応情報および取得した前記USB情報に基づいて、起動する前記中継部を決定する、通信方法。
【請求項7】
車載ネットワークにおける車載装置、において用いられる通信プログラムであって、
前記車載装置は、USBインタフェースを介してUSB機器を接続可能な接続ポートを備え、
コンピュータを、
前記接続ポートへの前記USB機器の接続を検知する検知部と、
前記検知部により接続を検知された前記USB機器に関するUSB情報を取得する取得部と、
前記USB機器と、前記車載ネットワークにおける他の機器との通信を中継する中継処理を行う複数の中継部と、
前記複数の中継部のうちの、前記検知部により接続を検知された前記USB機器と前記他の機器との間の前記中継処理を行う前記中継部を起動する起動部、
として機能させるためのプログラムであり、
前記車載装置は、さらに、
前記複数の中継部の各々と、前記USB情報との対応関係を示す対応情報を記憶する記憶部を備え、
前記中継部は、前記中継処理において、前記USB機器との通信の終端および前記他の機器との通信の終端の少なくともいずれか一方を行い、
前記起動部は、前記対応情報および前記取得部により取得された前記USB情報に基づいて、起動する前記中継部を決定する、通信プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車載装置、通信方法および通信プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カーシェアリングの普及、および車両に搭載される車載装置の処理能力向上の要望に伴って、車載装置に外付けの機器を接続することにより車載ネットワークをカスタマイズすることが求められている。
【0003】
たとえば、特許文献1(国際公開公報第2020/179123号)には、以下のような管理装置が開示されている。すなわち、管理装置は、1または複数の車載機能部を含むネットワークへの機能部の追加を検知する検知部と、前記検知部によって追加を検知された前記機能部である新規機能部、および前記車載機能部の、アプリケーションレイヤよりも下位のレイヤのネットワーク構成に関する情報を含む機能部情報をそれぞれ取得する取得部と、前記取得部によって取得された各前記機能部情報に基づいて、前記新規機能部をさらに含む前記ネットワークである新規ネットワークの構成情報を生成する生成部とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/179123号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術を超えて、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを介して車載ネットワークに接続された外部機器と、車載ネットワークにおける他の機器との通信を簡易な構成で中継することが可能な技術が望まれる。
【0006】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、USBインタフェースを介して車載ネットワークに接続された外部機器と、車載ネットワークにおける他の機器との通信を簡易な構成で中継することが可能な車載装置、通信方法および通信プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の車載装置は、車載ネットワークにおける車載装置であって、USBインタフェースを介してUSB機器を接続可能な接続ポートと、前記接続ポートへの前記USB機器の接続を検知する検知部と、前記検知部により接続を検知された前記USB機器に関するUSB情報を取得する取得部と、前記USB機器と、前記車載ネットワークにおける他の機器との通信を中継する中継処理を行う複数の中継部と、前記複数の中継部のうちの、前記検知部により接続を検知された前記USB機器と前記他の機器との間の前記中継処理を行う前記中継部を起動する起動部と、前記複数の中継部の各々と、前記USB情報との対応関係を示す対応情報を記憶する記憶部とを備え、前記中継部は、前記中継処理において、前記USB機器との通信の終端および前記他の機器との通信の終端の少なくともいずれか一方を行い、前記起動部は、前記対応情報および前記取得部により取得された前記USB情報に基づいて、起動する前記中継部を決定する。
【0008】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車載装置として実現され得るだけでなく、車載装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、車載装置を含むシステムとして実現され得る。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、USBインタフェースを介して車載ネットワークに接続された外部機器と、車載ネットワークにおける他の機器との通信を簡易な構成で中継することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施の形態に係る車載システムの構成の一例を示す図である。
図2は、本開示の実施の形態に係る車載ECUの構成を示す図である。
図3は、本開示の実施の形態に係るUSB機器のUSBデバイスクラスの一覧を示す図である。
図4は、本開示の実施の形態に係る車載ECUにおける記憶部が記憶する対応テーブルの一例を示す図である。
図5は、本開示の実施の形態に係る車載ECUが中継処理を開始する際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図6は、本開示の実施の形態に係る車載ECUが終端部を起動する際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図7は、本開示の実施の形態に係る車載システムにおける通信のシーケンスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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