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公開番号2025115553
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010064
出願日2024-01-26
発明の名称自動分析装置および分注ユニット
出願人キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G01N 35/10 20060101AFI20250731BHJP(測定;試験)
要約【課題】分注時における分注プローブの位置制御の精度を確保すること。
【解決手段】実施形態に係る自動分析装置は、分注アームと補助ユニットを備える。分注アームは、液体を分注する分注プローブを保持し、分注プローブを分注位置へ搬送する。補助ユニットは、分注位置の上方において分注プローブを着脱可能に固定し、固定した分注プローブの上下方向への移動を補助する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
液体を分注する分注プローブを保持し、前記分注プローブを分注位置へ搬送する分注アームと、
前記分注位置の上方において前記分注プローブを着脱可能に固定し、固定した分注プローブの上下方向への移動を補助する補助ユニットと、
を備える、自動分析装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記液体は、試料、試薬、純水、洗剤、または標準試料である、
請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項3】
前記分注位置は、前記液体の吸引位置または吐出位置である、
請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項4】
前記補助ユニットは、前記分注位置の近傍で、かつ、前記分注アームとは異なる位置に設置されている、
請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項5】
前記補助ユニットは、磁石を備え、
前記分注プローブは、前記磁石に吸着する、
請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項6】
前記磁石は、前記補助ユニットの内部に設けられ、
前記補助ユニットは、前記分注プローブが接触する接触面と、前記接触面と前記磁石との間に設けられる弾性部材をさらに備える、
請求項5に記載の自動分析装置。
【請求項7】
前記補助ユニットは、前記分注プローブを把持する把持機構を備える、
請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項8】
前記分注アームは、前記分注プローブが前記補助ユニットに固定された状態で、前記分注プローブを上下方向に移動させる、
請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項9】
前記補助ユニットは、前記分注アームと一緒に、前記分注プローブを上下方向に移動させる、
請求項8に記載の自動分析装置。
【請求項10】
前記分注アームは、前記分注プローブを着脱可能に保持し、前記分注プローブが前記補助ユニットに固定されたことに基づいて、前記分注プローブを前記分注アームから分離し、
前記補助ユニットは、前記分注プローブが前記分注アームから分離した状態で、前記分注プローブを上下方向に移動させる、
請求項1に記載の自動分析装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、自動分析装置および分注ユニットに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
臨床検査用の自動分析装置では、血液や尿などの生体試料(以下「試料」と称する。)と試薬とを一定量混合して反応させ、この混合液に光を照射してその透過光及び/又は散乱光の光量を測定することで、測定対象物質の濃度等を求める。試料や試薬などを反応容器内に分注する際には、分注プローブを先端部に固定した分注アームの回動動作により、分注プローブを吸引位置や吐出位置などの分注位置に搬送している。
【0003】
このような自動分析装置において、分注アームの動作半径を大きくしたり、分注アームに複数の回動軸を設けて多軸化したり、分注動作を高速化したりすると、分注プローブの先端が振動してしまい、分注を正常に実行できないという問題がある。このため、分注時における分注プローブの位置制御の精度を確保することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭61-88157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、分注時における分注プローブの位置制御の精度を確保することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る自動分析装置は、分注アームと補助ユニットを備える。分注アームは、液体を分注する分注プローブを保持し、分注プローブを分注位置へ搬送する。補助ユニットは、分注位置の上方において分注プローブを着脱可能に固定し、固定した分注プローブの上下方向への移動を補助する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態に係る自動分析装置の構成を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る分析機構の構成の一例を示す図である。
図3は、第1の実施形態に係る分注ユニットの構成の一例を示す図である。
図4は、第1の実施形態に係る自動分析装置による分注処理の処理手順を例示するフローチャートである。
図5は、分注プローブが吸引位置に移動した状態を示す図である。
図6は、図5に示す状態から分注プローブが下降する様子を示す図である。
図7は、図6に示す状態から分注プローブが上昇する様子を示す図である。
図8は、図7に示す状態から分注プローブが吐出位置に移動する様子を示す図である。
図9は、図8に示す状態から分注プローブが下降する様子を示す図である。
図10は、図9に示す状態から分注プローブが上昇する様子を示す図である。
図11は、第2の実施形態に係る分析機構の構成の一例を示す図である。
図12は、第2の実施形態に係る分注ユニットの構成の一例を示す図である。
図13は、第2の実施形態に係る自動分析装置による分注処理の処理手順を例示するフローチャートである。
図14は、分注プローブが吐出位置に移動した状態を示す図である。
図15は、図14に示す状態から分注プローブが分離した様子を示す図である。
図16は、図15に示す状態から分注プローブが下降する様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、測定テープ及び自動分析装置の実施形態について詳細に説明する。以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る自動分析装置1の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、自動分析装置1は、分析機構2、解析回路3、駆動機構4、入力インタフェース5、出力インタフェース6、通信インタフェース7、記憶回路8および制御回路9を備える。尚、制御回路は、処理回路に言い換えられてもよい。
【0010】
分析機構2は、標準試料または被検試料などの試料と、当該試料に設定される各種検査項目で用いられる試薬とを混合する。分析機構2は、試料と試薬との混合液を測定し、例えば、吸光度に関連付けられた標準データおよび被検データを生成する。また、分析機構2は、試料と試薬との混合液を測定し、例えば、電極電位に関連付けられた標準データおよび被検データを生成する。
(【0011】以降は省略されています)

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