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公開番号2025115587
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010126
出願日2024-01-26
発明の名称照明装置及びその制御方法とプログラム、撮像システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 15/05 20210101AFI20250731BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】撮像装置に対する簡単な操作で照明装置の発光モードの切り替えを可能にする。
【解決手段】手動で設定された発光量で発光部302を発光させるマニュアル発光モード、又は、自動調光により決定された発光量で発光部302を発光させる自動調光モードに発光モードを設定することができるストロボ装置300において、システム制御部101は、カメラ100から通信により発光モードの切り替え命令を受信した場合に、切り替え命令を受信した時点で、マニュアル発光モードが設定されているときには自動調光モードへの切り替えを行い、自動調光モードが設定されているときにはマニュアル発光モードでの発光量への切り替えを行う。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
発光部と、
撮像装置との間で通信を行う通信手段と、
前記発光部の発光モードを、手動で設定された発光量で前記発光部を発光させる第1の発光モード、又は、自動調光により決定された発光量で前記発光部を発光させる第2の発光モードに設定する第1の設定手段と、
前記通信手段を介して前記発光部の発光モードを切り替える命令を前記撮像装置から受信した場合に、前記命令を受信した時点で、前記第1の発光モードが設定されているときには前記第2の発光モードへの切り替えを行い、前記第2の発光モードが設定されているときには前記第1の発光モードへの切り替えを行う制御手段と、を備えることを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記第2の発光モードから前記第1の発光モードへ切り替える際に前記第2の発光モードでの直近の発光量を前記第1の発光モードでの最初の発光量に設定する発光量引き継ぎ機能を有効に又は無効に設定する第2の設定手段を更に備え、
前記制御手段は、前記撮像装置からの前記命令に基づき前記第2の発光モードから前記第1の発光モードへの切り替えを行う際に、前記発光量引き継ぎ機能が有効である場合には、前記第2の発光モードでの直近の発光量を前記第1の発光モードでの最初の発光量に設定することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
1回の操作により前記発光部の発光モードを前記第1の発光モードと前記第2の発光モードとの間で切り替えるための操作手段を備え、
前記制御手段は、前記発光量引き継ぎ機能が有効に設定されている場合にのみ、前記操作手段が操作された際に前記第1の発光モードと前記第2の発光モードとの間で切り替えを行うことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記第1の設定手段は、前記発光部の発光モードを前記第1の発光モードおよび前記第2の発光モードと異なる第3の発光モードに設定することができ、
前記制御手段は、前記第3の発光モードが設定されている状態で前記撮像装置から前記命令を受信した場合には前記発光部の発光モードの切り替えを行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
【請求項5】
照明装置と撮像装置が通信可能に接続された撮像システムであって、
前記撮像装置は、
1回の操作に応じて前記照明装置の発光モードを切り替える命令を発生させる発生手段を備え、
前記照明装置は、
発光部と、
前記照明装置の発光モードを、手動で設定された発光量で前記発光部を発光させる第1の発光モード、又は、自動調光により決定された発光量で前記発光部を発光させる第2の発光モードに設定する第1の設定手段と、
前記撮像装置から前記命令を通信により受信した場合に、前記命令を受信した時点で、前記第1の発光モードが設定されているときには前記第2の発光モードへの切り替えを行い、前記第2の発光モードが設定されているときには前記第1の発光モードへの切り替えを行う第1の制御手段と、を備えることを特徴とする撮像システム。
【請求項6】
前記照明装置において、
前記第1の設定手段は、前記照明装置の発光モードを前記第1の発光モードおよび前記第2の発光モードと異なる第3の発光モードに設定することができ、
前記第1の制御手段は、前記第3の発光モードが設定されている状態で前記撮像装置から前記命令を受信した場合には前記照明装置の発光モードの切り替えを行わないことを特徴とする請求項5に記載の撮像システム。
【請求項7】
前記照明装置は、前記第2の発光モードから前記第1の発光モードへ切り替える際に前記第2の発光モードでの直近の発光量を前記第1の発光モードでの最初の発光量に設定する発光量引き継ぎ機能を有効に又は無効に設定する第2の設定手段を更に備え、
前記第1の制御手段は、前記撮像装置からの前記命令に基づき前記第2の発光モードから前記第1の発光モードへの切り替えを行う際に、前記発光量引き継ぎ機能が有効に設定されている場合には、前記第2の発光モードでの直近の発光量を前記第1の発光モードでの最初の発光量に設定することを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像システム。
【請求項8】
前記照明装置は、前記発光量引き継ぎ機能が有効か無効かを示す第1の情報を通信により前記撮像装置に通知する通知手段を備え、
前記撮像装置は、
前記第1の情報を通信により取得する取得手段と、
前記第1の情報が前記発光量引き継ぎ機能の有効と無効のどちらを示しているかにかかわらず、前記命令が発生した際には前記命令を前記照明装置へ通信により送信する第2の制御手段と、を備えることを特徴とする請求項7に記載の撮像システム。
【請求項9】
前記照明装置は、前記発光量引き継ぎ機能が有効か無効かを示す第1の情報を通信により前記撮像装置に通知する通知手段を備え、
前記撮像装置は、
前記第1の情報を通信により取得する取得手段と、
前記命令が発生した際に、前記第1の情報が前記発光量引き継ぎ機能が有効であることを示している場合に前記命令を前記照明装置へ通信により送信し、前記第1の情報が前記発光量引き継ぎ機能が無効であることを示している場合には前記命令を前記照明装置へ送信しない第2の制御手段と、を備えることを特徴とする請求項7に記載の撮像システム。
【請求項10】
前記照明装置の前記第1の設定手段は、前記照明装置の発光モードを前記第1の発光モードおよび前記第2の発光モードと異なる第3の発光モードに設定することができ、
前記照明装置は、前記照明装置に設定されている発光モードを示す第2の情報を通信により前記撮像装置に通知する通知手段を備え、
前記撮像装置は、
前記第2の情報を通信により取得する取得手段と、
前記命令が発生した際に、前記第2の情報が前記照明装置の発光モードが前記第3の発光モードに設定されていることを示しているときには、前記命令を前記照明装置へ送信しない第2の制御手段と、を備えることを特徴とする請求項5に記載の撮像システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置及びその制御方法とプログラム並びに撮像システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
撮像装置に照明装置(所謂ストロボ装置)が装着されている場合に、照明装置の発光モード等を撮像装置から設定することができる撮像システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-167259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載された技術では、撮像装置の表示部に発光条件を設定するための画面を表示させ、撮像装置の操作部を操作して画面上のカーソルを所望の項目欄へ移動させて操作部のセットボタンを押下する等の煩雑な操作が必要になる。
【0005】
本発明は、撮像装置に対する簡単な操作で照明装置の発光モードを切り替えることができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る照明装置は、発光部と、撮像装置との間で通信を行う通信手段と、前記発光部の発光モードを、手動で設定された発光量で前記発光部を発光させる第1の発光モード、又は、自動調光により決定された発光量で前記発光部を発光させる第2の発光モードに設定する第1の設定手段と、前記通信手段を介して前記発光部の発光モードを切り替える命令を前記撮像装置から受信した場合に、前記命令を受信した時点で、前記第1の発光モードが設定されているときには前記第2の発光モードへの切り替えを行い、前記第2の発光モードが設定されているときには前記第1の発光モードへの切り替えを行う制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮像装置に対する簡単な操作で照明装置の発光モードを切り替えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る撮像システムの概略構成を示すブロック図である。
ストロボ接点群の構成を示す図である。
撮像装置/ストロボ装置間で通信を確立するための処理を説明するシーケンス図である。
撮像システムによるストロボ自動調光撮影処理のフローチャートである。
S407のプリ発光及びS410でのメイン発光のフローチャートである。
撮像装置による自動調光モードとマニュアル発光モードの切り替え処理のシーケンス図である。
S608での発光モードの切り替え動作のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明に係る照明装置として、デジタルカメラ等の撮像装置にアクセサリとして着脱可能なストロボ装置を取り上げる。また、以下の説明において、撮像装置とは、撮像素子を備える撮像装置の本体部を指すものとする。但し、例えばコンパクトデジタルカメラのように撮影レンズが装置本体と一体的に構成されているものは、便宜的に、撮像装置に含まれるものとする。装置本体に対してレンズ鏡筒(交換レンズ)や照明装置等のアクセサリの着脱が可能な一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラについては、撮像装置に各種のアクセサリが装着された構成を「撮像システム」と称呼する。
【0010】
図1は、実施形態に係る撮像システム1000の概略構成を示すブロック図である。撮像システム1000は、撮像装置の一例であるデジタルカメラ100(以下「カメラ100」という)にレンズ鏡筒200とストロボ装置300が装着されて構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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