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公開番号2025115830
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010508
出願日2024-01-26
発明の名称情報処理装置、データ登録システム、プログラム、データ登録方法
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 9/451 20180101AFI20250731BHJP(計算;計数)
要約【課題】アプリケーションで利用されるデータの登録に関する作業を生成AIを利用して支援すること。
【解決手段】情報処理装置は、予め定義された関数の実行により機能し、アプリケーションにより利用されるデータを、該アプリケーションに登録するデータ登録部であって、要求に含まれるデータをアプリケーションに登録するデータ登録部と、端末装置から受信したチャットメッセージを生成AIシステムに送信するチャット制御部と、を有し、生成AIシステムに送信したチャットメッセージと、アプリケーションに関する情報と、関数を呼び出すための情報と、に基づいて生成AIシステムが送信した要求であって、生成AIシステムがチャットメッセージとアプリケーションに関する情報とに基づいて生成したデータを含む要求を受信した場合、データ登録部が要求に含まれるデータを対象のアプリケーションに登録する。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置、及び、生成AI(Artificial Intelligence)システムとネットワークを介して通信できる情報処理装置であって、
予め定義された関数の実行により機能し、アプリケーションにより利用されるデータを、該アプリケーションに登録するデータ登録部であって、要求に含まれる前記データを前記アプリケーションに登録するデータ登録部と、
前記端末装置から送信されるチャットメッセージを受信した場合、受信した該チャットメッセージを、前記生成AIシステムに送信するチャット制御部と、
を有し、
前記チャット制御部は、少なくとも1回は、前記データを登録する対象のアプリケーションに関する情報と、前記生成AIシステムが前記関数を呼び出すための情報とを前記生成AIシステムに送信し、
前記生成AIシステムに送信した前記チャットメッセージと、前記アプリケーションに関する情報と、前記関数を呼び出すための情報と、に基づいて前記生成AIシステムが送信した前記要求であって、前記生成AIシステムが前記チャットメッセージと前記アプリケーションに関する情報とに基づいて生成した前記データを含む前記要求を、前記チャット制御部が受信した場合、前記データ登録部が、受信した該要求に含まれる前記データを、前記データを登録する対象のアプリケーションに登録する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記チャット制御部は、前記要求を前記生成AIシステムから受信した場合、受信した該要求に含まれる前記データを前記アプリケーションに登録することに対する確認の要求を、前記端末装置に送信し、
前記端末装置が前記チャットメッセージと同じ画面に表示させた前記確認の要求に対し、前記要求に含まれる前記データを登録する指示を受け付けた場合に、前記指示を前記端末装置から受信し、
前記データ登録部は、前記生成AIシステムから受信した前記要求に含まれる前記データを、前記端末装置から前記指示を受信したことに応じて、前記データを登録する対象のアプリケーションに登録する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記チャット制御部は、前記生成AIシステムに送信した前記データに対する応答メッセージを前記生成AIシステムから受信した場合、該応答メッセージを前記端末装置に送信する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記アプリケーションを識別するアプリ識別情報を前記端末装置から受信した場合、
前記データ登録部は、前記アプリケーションを識別するアプリ識別情報で特定される前記アプリケーションが有する項目名を取得し、
前記チャット制御部は、前記データを登録する対象のアプリケーションに関する情報として、取得された前記項目名を前記生成AIシステムに送信し、
前記データ登録部は、前記要求に含まれる前記データを前記項目名に対応付けて、前記データを登録する対象のアプリケーションに登録する、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記情報処理装置はネットワークを介して前記アプリケーションを実行するアプリケーションサービスと通信し、
前記データ登録部は、前記アプリケーションを識別するアプリ識別情報で特定される前記アプリケーションが有する前記項目名を前記アプリケーションサービスから取得する、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記関数を呼び出すための情報は、前記生成AIシステムが呼び出す関数の仕様の設定を含み、
関数の仕様の設定に基づいて前記生成AIシステムが前記情報処理装置に送信する前記関数を呼び出す関数呼び出し要求には、前記データの登録に係る要求が含まれ、
前記チャット制御部は、前記データの登録に係る要求を前記生成AIシステムから受信する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記チャット制御部が、前記データの登録に係る要求を前記生成AIシステムから受信した場合、前記データ登録部は前記要求に含まれる前記データを、前記データを登録する対象のアプリケーションに登録し、
前記チャット制御部が、前記データの登録に係る要求でなく前記データに対する応答メッセージを前記生成AIシステムから受信した場合、前記チャット制御部は前記応答メッセージを前記端末装置に送信する、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記チャット制御部が、前記データの登録に係る要求を前記生成AIシステムから受信した場合、前記データ登録部が前記要求に含まれる前記データを前記アプリケーションに登録する前に、前記データを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から前記データを登録する旨を受信した場合、前記データ登録部が前記要求に含まれる前記データを前記アプリケーションに登録する、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記アプリケーションが表に前記データが登録されるアプリケーションである場合、
前記データは前記表に登録される1つ以上の値である、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記値は日付、文字列、又は、数値である、請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、データ登録システム、プログラム、及びデータ登録方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
現在、ユーザーからのチャットメッセージで要求された応答を生成する生成AIが知られている(例えば、非特許文献1参照)。生成AIの利用形態の一例として、ユーザーは生成AIにデータの生成を依頼することがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、アプリケーションにより利用されるデータ、例えば、アプリケーションを設定する設定データや、アプリケーションに入力されるサンプルデータ等を、生成AIの機能を使って生成する場合、生成されたデータを、ユーザー自身が全てアプリケーションに登録する作業を行う必要があり、利便性がよくなかった。
【0004】
本発明は、上記課題に鑑み、アプリケーションで利用されるデータの登録に関する作業を生成AIを利用して支援する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、端末装置、及び、生成AI(Artificial Intelligence)システムとネットワークを介して通信できる情報処理装置であって、予め定義された関数の実行により機能し、アプリケーションにより利用されるデータを、該アプリケーションに登録するデータ登録部であって、要求に含まれる前記データを前記アプリケーションに登録するデータ登録部と、前記端末装置から送信されるチャットメッセージを受信した場合、受信した該チャットメッセージを、前記生成AIシステムに送信するチャット制御部と、を有し、
前記チャット制御部は、少なくとも1回は、前記データを登録する対象のアプリケーションに関する情報と、前記生成AIシステムが前記関数を呼び出すための情報とを前記生成AIシステムに送信し、前記生成AIシステムに送信した前記チャットメッセージと、前記アプリケーションに関する情報と、前記関数を呼び出すための情報と、に基づいて前記生成AIシステムが送信した前記要求であって、前記生成AIシステムが前記チャットメッセージと前記アプリケーションに関する情報とに基づいて生成した前記データを含む前記要求を、前記チャット制御部が受信した場合、前記データ登録部が、受信した該要求に含まれる前記データを、前記データを登録する対象のアプリケーションに登録する。
【発明の効果】
【0006】
アプリケーションで利用されるデータの登録に関する作業を生成AIを利用して支援できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
アプリケーションのユーザーインターフェースの一例を示す図である。
日報アプリがダミーデータを加工して生成した各種のグラフを示す図の一例である。
ユーザーが入力したチャットメッセージに対し、生成AIシステムが関数の実行を情報処理システムに要求し、情報処理システムがダミーデータを生成するまでの処理を説明する図である。
データ登録システムの一例のシステム構成を示す図である。
情報処理システム、ユーザー端末、及び、開発者端末の一例のハードウェア構成を示す図である。
情報処理システム、ユーザー端末及び開発者端末の一例の機能構成を示す図である。
ユーザー端末が表示する日報アプリ画面の一例を示す図である。
ユーザーがAI連携機能ボタンを押下することで表示された機能選択画面の一例を示す図である。
ユーザーがレコード自動生成ボタンを押下することで表示されたチャット画面の一例を示す図である。
生成されたダミーデータが表示されたチャット画面の一例を示す図である。
ユーザーがOKボタンを押下することで表示された日報アプリ画面とチャット画面の一例を示す図である。
情報処理システムが、アプリケーションサービスから取得するレスポンスメッセージの一例を示す図である。
生成AIシステムが公開する第1APIを呼び出すリクエストメッセージの一例を示す図である。
図13のリクエストメッセージに対し生成AIシステムが情報処理システムに送信するレスポンスメッセージの一例である。
図13のリクエストメッセージに対し生成AIシステムが情報処理システムに送信するレスポンスメッセージの一例である。
図15の関数呼び出し要求に基づいて、データ登録部がアプリケーションサービスに送信するリクエストメッセージの一例を示す図である。
生成AIシステムが公開する第1APIを呼び出すリクエストメッセージの一例を示す図である。
情報処理システムがダミーデータの登録を支援する処理を説明するシーケンス図の一例である。
ユーザー端末内の2つのWebブラウザが連携することを利用して、情報処理システムがアプリケーションサービスにダミーデータを登録するシーケンス図の一例である(その1)。
ユーザー端末内の2つのWebブラウザが連携することを利用して、情報処理システムがアプリケーションサービスにダミーデータを登録するシーケンス図の一例である(その2)。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態の一例として情報処理システムと、情報処理システムが行うアプリデータ登録方法について図面を参照しながら説明する。本実施形態では、ユーザーが、ダミーデータの生成及び登録を、生成AIシステムを利用してローコード又はノーコードで行うことができる。
【0009】
<生成AIシステムを用いたダミーデータの登録の支援>
ChatGPT(登録商標)等の生成AIシステムが知られている。生成AIシステムは、テキスト生成、質問応答、テキスト分類、感情分析、情報抽出、文章要約など、さまざまな自然言語処理タスクを実行できる。また、プログラムのコーディング中に次に書くべきコードの提案をするCopilot(登録商標)等の生成AIシステムも知られている。生成AIシステムはローコード又はノーコードでアプリケーションを生成することもできる。
【0010】
本実施形態では、ユーザーが生成AIシステムとの会話(チャットともいう)を通じてアプリケーションで使用するダミーデータを生成し、更に、アプリケーションに登録する技術について説明する。なお、生成AIシステム又はその機能を単にAI(Artificial Intelligence)という場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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