TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025115924
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024060264
出願日
2024-04-03
発明の名称
構造物用の支持部材
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04D
13/00 20060101AFI20250731BHJP(建築物)
要約
【課題】構造物用の支持部材の強度を高める。
【解決手段】突出部2を有する構造物1に装置を固定するために用いられる構造物用の支持部材10において、突出部2を一方向に沿って両側から挟む第一挟持部材20及び第二挟持部材30と、装置を固定するための固定手段70とを備え、第一挟持部材20と第二挟持部材30とは一方向に交差する他方向に伸びる第一軸50の軸回りに回動自在であり、第一挟持部材20と第二挟持部材30とは一方向に伸びる第二軸60によって互いに接近する方向へ締め付け可能である構造物用の支持部材10とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
突出部(2)を有する構造物(1)に装置を固定するために用いられる支持部材(10)において、
前記突出部(2)を一方向に沿って両側から挟む第一挟持部材(20)及び第二挟持部材(30)と、前記装置を固定するための固定手段(70)とを備え、前記第一挟持部材(20)と前記第二挟持部材(30)とは前記一方向に交差する他方向に伸びる第一軸(50)の軸回りに回動自在であり、前記第一挟持部材(20)と前記第二挟持部材(30)とは前記一方向に伸びる第二軸(60)によって互いに接近する方向へ締め付け可能である構造物用の支持部材。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第一挟持部材(20)と前記第二挟持部材(30)とは、前記第一軸(50)によって任意の回動位置で動かないように締め付け可能である請求項1に記載の構造物用の支持部材。
【請求項3】
前記第一軸(50)は、前記第一挟持部材(20)及び前記第二挟持部材(30)に設けられた孔(24,34)に挿通されて、前記孔(24,34)の少なくとも一つはその長手方向が前記一方向へ向く長孔である請求項1に記載の構造物用の支持部材。
【請求項4】
前記第一挟持部材(20)と前記第二挟持部材(30)との間に補強部材(40)を備え、前記補強部材(40)に前記第一軸(50)が挿通され、前記固定手段(70)は前記補強部材(40)に設けられている請求項1に記載の構造物用の支持部材。
【請求項5】
前記第一挟持部材(20)と前記第二挟持部材(30)との間に補強部材(40)を備え、前記補強部材(40)に前記第一軸(50)及び前記第二軸(60)が挿通され、前記固定手段(70)は前記補強部材(40)に設けられている請求項1に記載の構造物用の支持部材。
【請求項6】
前記補強部材(40)は、前記第一挟持部材(20)及び前記第二挟持部材(30)に対して前記他方向に可動である請求項4又は5に記載の構造物用の支持部材。
【請求項7】
前記補強部材(40)は、前記第一挟持部材(20)及び前記第二挟持部材(30)に対して前記他方向に可動であり、前記補強部材(40)と前記第一挟持部材(20)又は前記第二挟持部材(30)との間に、前記補強部材(40)を前記他方向に沿って付勢する弾性部材(54)が配置されている請求項4又は5に記載の構造物用の支持部材。
【請求項8】
前記補強部材(40)は、前記第一挟持部材(20)及び前記第二挟持部材(30)に対して前記一方向及び前記他方向に可動である請求項4又は5に記載の構造物用の支持部材。
【請求項9】
前記第一挟持部材(20)は、前記第二軸(60)が挿通される第一貫通孔(25)を備えた第一基部(21)と、前記第一基部(21)から一方向に沿って立ち上がり前記突出部(2)の側面に対向する第一押圧片(22)とを備え、前記第二挟持部材(30)は、前記第二軸(60)が挿通される第一貫通孔(35)を備えた第二基部(31)と、前記第二基部(31)から一方向に沿って立ち上がり前記突出部(2)の側面に対向する第二押圧片(32)とを備える請求項1に記載の構造物用の支持部材。
【請求項10】
構造物(1)に装置を固定するために用いられる支持部材(10)において、
前記構造物(1)に固定される一体の部材からなる保持部材(80)と、前記保持部材(80)に挿通される第一軸(50)と、前記第一軸(50)が挿通される補強部材(40)と、前記補強部材(40)に設けられ前記装置を固定するための固定手段(70)とを備え、前記補強部材(40)は、前記保持部材(80)に対して前記第一軸(50)の軸方向に可動である構造物用の支持部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、各種建築物における折板屋根等に用いられる構造物用の支持部材に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
各種建築物において、屋根の素材として、金属板を波形に折り曲げて形成した折板、いわゆる折板屋根が用いられる。この折板屋根の上に、ソーラーパネルや中継ボックス等の各種設備を固定する場合がある。一般に、折板屋根を構成する複数枚の折板同士は、金属板の縁同士を塑性変形させたハゼ部(カシメ部)を介して連結されている。折板屋根の上に各種設備を固定する場合、例えば、特許文献1~3に示すように、そのハゼ部を両側から挟み込むクランプ部を備えた支持部材が用いられる。ハゼ部に固定された支持部材の上部にはフレームが取り付けられ、そのフレームに各種設備が取り付けられるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-197442号公報
登録実用新案第3176991号公報
特開2000-336857号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の支持部材では、ハゼ部を両側から挟む第1挟持部材と第2挟持部材とが横方向のボルトによって締め付け固定され、さらに、第1挟持部材から上方へ伸びる別のボルトによって、フレーム(固定対象部材)を支持している。このため、支持部材を折板屋根に取り付ける際に、第1挟持部材の下端と第2挟持部材の下端との間を大きく開く必要がある。このとき、第1挟持部材と第2挟持部材との係合が外れて、両者が分離してしまう可能性がある。したがって、支持部材の取付作業が煩雑である。
【0005】
特許文献2の支持部材では、第1挟持部材(左挟着板)と第2挟持部材(右挟着板)とが上下方向のボルトで連結されているので、両者が分離することはない。しかし、第1挟持部材と第2挟持部材を上下方向のボルトのみによって横方向に締め付けるため、その締付力が不足するという問題もある。
【0006】
また、特許文献3の支持部材では、第1挟持部材(挟着片)と第2挟持部材(挟着片)とが横方向のボルトで連結され、且つ、上下方向のボルトで連結されているので、両者が分離することはない。また、第1挟持部材と第2挟持部材を横方向のボルトで締め付けるため、ある程度の締付力を確保できる。しかし、第1挟持部材と第2挟持部材とを横方向の1本のボルトのみで締め付けているため、例えば、ソーラーパネル等の重量が大きい設備を折板屋根上に取り付ける場合に、部材の強度が不足する場合がある。
【0007】
そこで、この発明の課題は、折板屋根等の構造物に取り付けられる支持部材の強度を高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、この発明は、突出部を有する構造物に装置を固定するために用いられる支持部材において、前記突出部を一方向に沿って両側から挟む第一挟持部材及び第二挟持部材と、前記装置を固定するための固定手段とを備え、前記第一挟持部材と前記第二挟持部材とは前記一方向に交差する他方向に伸びる第一軸の軸回りに回動自在であり、前記第一挟持部材と前記第二挟持部材とは前記一方向に伸びる第二軸によって互いに接近する方向へ締め付け可能である構造物用の支持部材を採用した(構成1)。
【0009】
構成1において、前記第一挟持部材と前記第二挟持部材とは、前記第一軸によって任意の回動位置で動かないように締め付け可能である構成を採用できる(構成2)。
【0010】
構成1又は構成2において、前記第一軸は、前記第一挟持部材及び前記第二挟持部材に設けられた孔に挿通されて、前記孔の少なくとも一つはその長手方向が前記一方向へ向く長孔である構成を採用できる(構成3)。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
フェンス
今日
個人
キャチクランプ
3か月前
個人
水害と共にある家
3か月前
個人
地下型マンション
1か月前
個人
津波と共にある漁港
3か月前
株式会社タナクロ
テント
1か月前
個人
壁断熱パネル
2か月前
個人
鋼管結合資材
1か月前
個人
パーティション
3か月前
個人
地滑りと共にある山荘
3か月前
個人
柵
10日前
個人
循環流水式屋根融雪装置
1か月前
インターマン株式会社
天井構造
5日前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
ミサワホーム株式会社
住宅
1か月前
鹿島建設株式会社
解体方法
1か月前
個人
ペグ
2か月前
鹿島建設株式会社
接合構造
11日前
岡部株式会社
型枠緊結金具
1か月前
株式会社大林組
建物
1か月前
株式会社永徳
建築用下地材
2か月前
株式会社山水
溝形鋼
25日前
ミサワホーム株式会社
建物
3か月前
ミサワホーム株式会社
躯体
2か月前
株式会社竹中工務店
ブレース
1か月前
株式会社竹中工務店
制振構造
1か月前
日精株式会社
機械式駐車装置
6日前
東都興業株式会社
ジョイント
6日前
株式会社竹中工務店
改築工法
1か月前
株式会社竹中工務店
建物構造
2か月前
藤本貴昭株式会社
養生ボード
2か月前
ミサワホーム株式会社
連結構造
2か月前
株式会社オカムラ
パネル構造体
3か月前
個人
耐火構造材及び建物
1か月前
アイカ工業株式会社
化粧材の取付構造
1か月前
続きを見る
他の特許を見る