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公開番号
2025116073
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025087260,2021094447
出願日
2025-05-26,2021-06-04
発明の名称
水性塗料組成物および塗装物品の製造方法
出願人
日本ペイント株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B05D
1/36 20060101AFI20250731BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】耐水性に優れる塗膜が得られる水性塗料組成物を提供する。
【解決手段】水酸基含有樹脂(a1)および水性溶媒(a2)を含む主剤(A)と、ポリイソシアネート化合物(b1)および水酸基を有さない有機溶媒(b2)を含む硬化剤(B)と、を含み、前記主剤(A)および前記硬化剤(B)の少なくとも一方は、さらに、1以上のエポキシ基を有するシランカップリング剤を含む、水性塗料組成物である。前記シランカップリング剤の含有量は、例えば、前記水酸基含有樹脂(a1)および前記ポリイソシアネート化合物(b1)の合計の固形分100質量部に対して、1質量部以上10質量部以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
水酸基含有樹脂(a1)および水性溶媒(a2)を含む主剤(A)と、
ポリイソシアネート化合物(b1)および水酸基を有さない有機溶媒(b2)を含む硬化剤(B)と、を含み、
前記主剤(A)および前記硬化剤(B)の少なくとも一方は、さらに、1以上のエポキシ基を有するシランカップリング剤を含む、水性塗料組成物。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記シランカップリング剤の含有量は、前記水酸基含有樹脂(a1)および前記ポリイソシアネート化合物(b1)の合計の固形分100質量部に対して、1質量部以上10質量部以下である、請求項1に記載の水性塗料組成物。
【請求項3】
プライマーサーフェイサーとして用いられる水性塗料組成物であって、
前記シランカップリング剤の含有量は、前記水酸基含有樹脂(a1)および前記ポリイソシアネート化合物(b1)の合計の固形分100質量部に対して、1質量部以上8質量部以下である、請求項1に記載の水性塗料組成物。
【請求項4】
クリヤー塗膜形成用の水性塗料組成物であって、
前記シランカップリング剤の含有量は、前記水酸基含有樹脂(a1)および前記ポリイソシアネート化合物(b1)の合計の固形分100質量部に対して、1.2質量部以上10質量部以下である、請求項1に記載の水性塗料組成物。
【請求項5】
被塗物に、水性プライマーサーフェイサー(X)を塗装して、下地塗膜を形成する工程(I)と、
前記下地塗膜上に、水性着色ベース塗料組成物(Y)を塗装して、着色ベース塗膜を形成する工程(II)と、
前記着色ベース塗膜上に、水性クリヤー塗料組成物(Z)を塗装して、クリヤー塗膜を形成する工程(III)と、を備え、
前記水性プライマーサーフェイサー(X)および前記水性クリヤー塗料組成物(Z)の少なくとも一方は、1以上のエポキシ基を有するシランカップリング剤を含む、塗装物品の製造方法。
【請求項6】
前記水性プライマーサーフェイサー(X)は、第1水酸基含有樹脂(a11)および第1水性溶媒(a21)を含む第1主剤(A1)と、
第1ポリイソシアネート化合物(b11)および水酸基を有さない第1有機溶媒(b21)を含む第1硬化剤(B1)と、を含み、
前記シランカップリング剤は、前記第1主剤(A1)および前記第1硬化剤(B1)の少なくとも一方に含まれており、
前記シランカップリング剤の含有量は、前記第1水酸基含有樹脂(a11)および前記第1ポリイソシアネート化合物(b11)の合計の固形分100質量部に対して、1質量部以上8質量部以下である、請求項5に記載の塗装物品の製造方法。
【請求項7】
前記水性クリヤー塗料組成物(Z)は、第2水酸基含有樹脂(a12)および第2水性溶媒(a22)を含む第2主剤(A2)と、
第2ポリイソシアネート化合物(b12)および水酸基を有さない第2有機溶媒(b22)を含む第2硬化剤(B2)と、を含み、
前記シランカップリング剤は、前記第2主剤(A2)および前記第2硬化剤(B2)の少なくとも一方に含まれており、
前記シランカップリング剤の含有量は、前記第2水酸基含有樹脂(a12)および前記第2ポリイソシアネート化合物(b12)の合計の固形分100質量部に対して、1.2質量部以上10質量部以下である、請求項5に記載の塗装物品の製造方法。
【請求項8】
前記水性プライマーサーフェイサー(X)および前記水性クリヤー塗料組成物(Z)は、ともに前記シランカップリング剤を含む、請求項5~7のいずれか一項に記載の塗装物品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水性塗料組成物および塗装物品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車の塗装には、鮮映性や仕上がり外観が向上し易い点で、溶剤系の塗料が用いられている。
近年、環境に対する関心が高まり、溶剤系塗料に替わって、水性塗料の需要が高まっている。(例えば、特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-22948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、水性塗料によって形成される塗膜は、一般に耐水性に劣る。
本発明の目的は、耐水性に優れる塗膜が得られる水性の塗料組成物を提供することである。本発明の目的は、また、上記塗料組成物により形成される塗膜を有する塗装物品の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、下記態様[1]~[8]を提供する。
[1]
水酸基含有樹脂(a1)および水性溶媒(a2)を含む主剤(A)と、
ポリイソシアネート化合物(b1)および水酸基を有さない有機溶媒(b2)を含む硬化剤(B)と、を含み、
前記主剤(A)および前記硬化剤(B)の少なくとも一方は、さらに、1以上のエポキシ基を有するシランカップリング剤を含む、水性塗料組成物。
【0006】
[2]
前記シランカップリング剤の含有量は、前記水酸基含有樹脂(a1)および前記ポリイソシアネート化合物(b1)の合計の固形分100質量部に対して、1質量部以上10質量部以下である、上記[1]に記載の水性塗料組成物。
【0007】
[3]
プライマーサーフェイサーとして用いられる水性塗料組成物であって、
前記シランカップリング剤の含有量は、前記水酸基含有樹脂(a1)および前記ポリイソシアネート化合物(b1)の合計の固形分100質量部に対して、1質量部以上8質量部以下である、上記[1]に記載の水性塗料組成物。
【0008】
[4]
クリヤー塗膜形成用の水性塗料組成物であって、
前記シランカップリング剤の含有量は、前記水酸基含有樹脂(a1)および前記ポリイソシアネート化合物(b1)の合計の固形分100質量部に対して、1.2質量部以上10質量部以下である、上記[1]に記載の水性塗料組成物。
【0009】
[5]
被塗物に、水性プライマーサーフェイサー(X)を塗装して、下地塗膜を形成する工程(I)と、
前記下地塗膜上に、水性着色ベース塗料組成物(Y)を塗装して、着色ベース塗膜を形成する工程(II)と、
前記着色ベース塗膜上に、水性クリヤー塗料組成物(Z)を塗装して、クリヤー塗膜を形成する工程(III)と、を備え、
前記水性プライマーサーフェイサー(X)および前記水性クリヤー塗料組成物(Z)の少なくとも一方は、1以上のエポキシ基を有するシランカップリング剤を含む、塗装物品の製造方法。
【0010】
[6]
前記水性プライマーサーフェイサー(X)は、第1水酸基含有樹脂(a11)および第1水性溶媒(a21)を含む第1主剤(A1)と、
第1ポリイソシアネート化合物(b11)および水酸基を有さない第1有機溶媒(b21)を含む第1硬化剤(B1)と、を含み、
前記シランカップリング剤は、前記第1主剤(A1)および前記第1硬化剤(B1)の少なくとも一方に含まれており、
前記シランカップリング剤の含有量は、前記第1水酸基含有樹脂(a11)および前記第1ポリイソシアネート化合物(b11)の合計の固形分100質量部に対して、1質量部以上8質量部以下である、上記[5]に記載の塗装物品の製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
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