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公開番号2025116099
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025088489,2024126095
出願日2025-05-28,2018-07-25
発明の名称復号装置及びビットストリーム生成装置
出願人パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ,Panasonic Intellectual Property Corporation of America
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 19/126 20140101AFI20250731BHJP(電気通信技術)
要約【課題】さらなる改善を実現できる符号化装置を提供する。
【解決手段】復号装置200は、画像ブロックを復号する復号装置であって、回路と、メモリと、を備え、回路は、メモリを用いて、画像ブロックの量子化一次係数または量子化二次係数をビットストリームから取得し、画像ブロックに逆二次変換を適用するか否かを判定し、(i)逆二次変換を適用しない場合に、量子化一次係数に対して第一逆量子化を行うことにより一次係数を算出し、(ii)逆二次変換を適用する場合に、量子化二次係数に対して第一逆量子化とは異なる第二逆量子化を行うことにより二次係数を算出し、二次係数から一次係数への逆二次変換を行い、一次係数から画像ブロックの残差への逆一次変換を行う。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
画像ブロックを復号する復号装置であって、
回路と、
メモリと、を備え、
前記回路は、前記メモリを用いて、
前記画像ブロックの量子化一次係数または量子化二次係数をビットストリームから取得し、
前記画像ブロックに逆二次変換を適用するか否かを判定し、
(i)前記逆二次変換を適用しない場合に、前記量子化一次係数に対して第一逆量子化を行うことにより一次係数を算出し、(ii)前記逆二次変換を適用する場合に、前記量子化二次係数に対して前記第一逆量子化とは異なる第二逆量子化を行うことにより二次係数を算出し、前記二次係数から一次係数への逆二次変換を行い、前記一次係数から前記画像ブロックの残差への逆一次変換を行う、
復号装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
回路と、
前記回路に接続されたメモリとを備え、
前記回路は、動作において、
逆変換処理の中の逆二次変換を復号装置に実行させるための情報を生成し、
前記情報をビットストリームに含め、
前記逆変換処理は、
画像ブロックの量子化一次係数または量子化二次係数が前記ビットストリームから取得され、
前記情報が前記画像ブロックに対して逆二次変換が適用されないことを示す場合、前記量子化一次係数に対して第一逆量子化が行われることにより一次係数が算出され、
前記情報が前記画像ブロックに対して前記逆二次変換が適用されることを示す場合、前記量子化二次係数に対して前記第一逆量子化とは異なる第二逆量子化が行われることにより二次係数が算出され、前記二次係数に対して逆二次変換を行うことで一次係数が算出され、前記一次係数に対して逆一次変換を行うことで前記画像ブロックの残差が算出される、
ビットストリーム生成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像ブロックを符号化する符号化装置等に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
HEVC(High-Efficiency Video Coding)と称される映像符号化標準規格が、JCT-VC(Joint Collaborative Team on Video Coding)により標準化されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
H.265(ISO/IEC 23008-2 HEVC(High Efficiency Video Coding))
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような符号化及び復号技術では、さらなる改善が求められている。
【0005】
そこで、本開示は、さらなる改善を実現できる符号化装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る復号装置は、画像ブロックを復号する復号装置であって、回路と、メモリと、を備え、前記回路は、前記メモリを用いて、前記画像ブロックの量子化一次係数または量子化二次係数をビットストリームから取得し、前記画像ブロックに逆二次変換を適用するか否かを判定し、(i)前記逆二次変換を適用しない場合に、前記量子化一次係数に対して第一逆量子化を行うことにより一次係数を算出し、(ii)前記逆二次変換を適用する場合に、前記量子化二次係数に対して前記第一逆量子化とは異なる第二逆量子化を行うことにより二次係数を算出し、前記二次係数から一次係数への逆二次変換を行い、前記一次係数から前記画像ブロックの残差への逆一次変換を行う。
【0007】
なお、これらの全般的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示は、さらなる改善を実現できる符号化装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態1に係る符号化装置の機能構成を示すブロック図である。
図2は、実施の形態1におけるブロック分割の一例を示す図である。
図3は、各変換タイプに対応する変換基底関数を示す表である。
図4Aは、ALFで用いられるフィルタの形状の一例を示す図である。
図4Bは、ALFで用いられるフィルタの形状の他の一例を示す図である。
図4Cは、ALFで用いられるフィルタの形状の他の一例を示す図である。
図5Aは、イントラ予測における67個のイントラ予測モードを示す図である。
図5Bは、OBMC処理による予測画像補正処理の概要を説明するためのフローチャートである。
図5Cは、OBMC処理による予測画像補正処理の概要を説明するための概念図である。
図5Dは、FRUCの一例を示す図である。
図6は、動き軌道に沿う2つのブロック間でのパターンマッチング(バイラテラルマッチング)を説明するための図である。
図7は、カレントピクチャ内のテンプレートと参照ピクチャ内のブロックとの間でのパターンマッチング(テンプレートマッチング)を説明するための図である。
図8は、等速直線運動を仮定したモデルを説明するための図である。
図9Aは、複数の隣接ブロックの動きベクトルに基づくサブブロック単位の動きベクトルの導出を説明するための図である。
図9Bは、マージモードによる動きベクトル導出処理の概要を説明するための図である。
図9Cは、DMVR処理の概要を説明するための概念図である。
図9Dは、LIC処理による輝度補正処理を用いた予測画像生成方法の概要を説明するための図である。
図10は、実施の形態1に係る復号装置の機能構成を示すブロック図である。
図11は、実施の形態1における変換処理、量子化処理及び符号化処理の一例を示すフローチャートである。
図12は、実施の形態1における符号化ビットストリーム内の量子化マトリクスの位置の例を示す図である。
図13は、実施の形態1における復号処理、逆量子化処理及び逆変換処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、実施の形態2における変換処理、量子化処理及び符号化処理の一例を示すフローチャートである。
図15は、実施の形態2における復号処理、逆量子化処理及び逆変換処理の一例を示すフローチャートである。
図16は、実施の形態2の変形例における第二量子化マトリクスの導出処理の一例を示すフローチャートである。
図17は、実施の形態3における変換処理、量子化処理及び符号化処理の一例を示すフローチャートである。
図18は、実施の形態3における復号処理、逆量子化処理及び逆変換処理の一例を示すフローチャートである。
図19は、実施の形態4における変換処理、量子化処理及び符号化処理の一例を示すフローチャートである。
図20は、実施の形態4における二次変換の一例を説明するための図である。
図21は、実施の形態4における復号処理、逆量子化処理及び逆変換処理の一例を示すフローチャートである。
図22は、実施の形態4における逆二次変換の一例を説明するための図である。
図23は、実施の形態5における変換処理、量子化処理及び符号化処理の一例を示すフローチャートである。
図24は、実施の形態5における復号処理、逆量子化処理及び逆変換処理の一例を示すフローチャートである。
図25は、コンテンツ配信サービスを実現するコンテンツ供給システムの全体構成図である。
図26は、スケーラブル符号化時の符号化構造の一例を示す図である。
図27は、スケーラブル符号化時の符号化構造の一例を示す図である。
図28は、webページの表示画面例を示す図である。
図29は、webページの表示画面例を示す図である。
図30は、スマートフォンの一例を示す図である。
図31は、スマートフォンの構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(本開示の基礎となった知見)
次世代の動画像圧縮規格では、空間的な冗長性をさらに除去するために、残差を一次変換して得られた係数に対する二次変換が検討されている。このような二次変換が行われる場合にも、主観画質の低下を抑制しつつ、符号化効率を向上させることが期待されている。
(【0011】以降は省略されています)

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