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公開番号
2025131309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028975
出願日
2024-02-28
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250902BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】電流の供給に伴うベルトの劣化を考慮して、転写ユニットの消耗量を判定できる技術を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、転写ユニット5のベルト52をクリーニングするクリーニングローラ61と、クリーニングローラ61へ電流を供給する電流供給回路7と、を備える。画像形成装置1の制御部8は、電流供給回路7からクリーニングローラ61へ供給される電流値の累積値に基づいて、転写ユニットの消耗量を算出する。これにより、クリーニングローラ61への電流の供給に伴うベルト52の劣化を考慮して、転写ユニット5の消耗量を判定できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
感光体ドラムと、
交換可能な転写ユニットであって、
転写ローラと、
ベルトと、
を有する転写ユニットと、
前記ベルトをクリーニングするクリーニングローラと、
前記クリーニングローラへ電流を供給する電流供給回路と、
前記電流供給回路と電気的に接続された制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記電流供給回路から前記クリーニングローラへ供給される電流値の累積値に基づいて前記転写ユニットの消耗量を算出することを特徴とする、画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記電流供給回路は、前記転写ローラにも電流を供給し、
前記制御部は、前記電流供給回路から前記転写ローラへ供給される電流値の累積値と、前記電流供給回路から前記クリーニングローラへ供給される電流値の累積値とに基づいて、前記転写ユニットの消耗量を算出することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
定期的に実施される処理であって、前記電流供給回路から前記クリーニングローラへ供給される電流値と前記電流供給回路から前記転写ローラへ供給される電流値の合計値であるベルトパラメータを算出し、前記ベルトパラメータの累積値であるベルト累積値を算出するベルト累積値算出処理と、
前記ベルト累積値に基づいて、前記転写ユニットの残りの寿命を示す第1寿命を算出する第1寿命算出処理と、
を実行することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項4】
請求項3に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
定期的に実施される処理であって、前記電流供給回路から前記転写ローラへ供給される電流値に基づいて転写パラメータを算出し、前記転写パラメータの累積値である転写累積値を算出する転写累積値算出処理と、
前記転写累積値に基づいて、前記転写ユニットの残りの寿命を示す第2寿命を算出する第2寿命算出処理と、
をさらに実行することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
前記ベルトの累積回転数に基づいて、前記転写ユニットの残りの寿命を示す第3寿命を算出する第3寿命算出処理と、
前記転写ユニットによる累積印刷枚数に基づいて、前記転写ユニットの残りの寿命を示す第4寿命を算出する第4寿命算出処理と、
前記第1寿命、前記第2寿命、前記第3寿命、および前記第4寿命のうち、最も小さい最小寿命を、前記転写ユニットの残りの寿命とする寿命決定処理と、
をさらに実行することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項6】
請求項5に記載の画像形成装置であって、
ディスプレイ
をさらに備え、
前記制御部は、
前記最小寿命が閾値よりも小さい場合に、前記ディスプレイに警告を表示する表示工程
をさらに実行することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項7】
請求項5に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、前記最小寿命が閾値よりも小さい場合に、前記電流供給回路から前記転写ローラへ供給する電流値を低下させることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項8】
請求項4から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記転写ユニットは、
前記ベルト累積値および前記転写累積値を記憶する転写メモリ
をさらに有する、画像形成装置。
【請求項9】
請求項4から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記転写ユニットは、複数の前記転写ローラを有し、
前記制御部は、前記転写ローラ毎に前記転写累積値を算出することを特徴とする、画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置は、感光体ドラムと転写ユニットとを有する。画像形成装置1において印刷を行うときには、感光体ドラムと転写ユニットとの間へ、印刷用紙が供給される。そして、感光体ドラムと転写ユニットとの間において、感光体ドラムから印刷用紙へ、トナーが転写する。
【0003】
転写ユニットを有する従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1,2に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-52329号公報
特開2022-25449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
転写ユニットは、転写ローラとベルトとを有する。画像形成装置は、転写ローラに電流を供給する。そうすると、転写ローラに、電流に応じた電圧が印加される。印刷用紙は、ベルトによって、感光体ドラムと転写ローラとの間へ搬送される。その際、転写ローラの電圧による静電気力によって、感光体ドラムから印刷用紙へトナーが転写する。
【0006】
また、画像形成装置は、ベルトからトナーを回収するクリーニングローラを有する。画像形成装置は、クリーニングローラへ電流を供給する。そうすると、クリーニングローラに、電流に応じた電圧が印加される。そして、その電圧による静電気力によって、ベルトからクリーニングローラへ、トナーが回収される。
【0007】
しかしながら、転写ユニットを長期に使用すると、転写ローラおよびクリーニングローラへの電流の供給により、ベルトが劣化する場合がある。
【0008】
本開示の目的は、電流の供給に伴うベルトの劣化を考慮して、転写ユニットの消耗量を判定できる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願の第1開示は、感光体ドラムと、交換可能な転写ユニットであって、転写ローラと、ベルトと、を有する転写ユニットと、前記ベルトをクリーニングするクリーニングローラと、前記クリーニングローラへ電流を供給する電流供給回路と、前記電流供給回路と電気的に接続された制御部と、を備え、前記制御部は、前記電流供給回路から前記クリーニングローラへ供給される電流値の累積値に基づいて前記転写ユニットの消耗量を算出することを特徴とする。
【0010】
本願の第2開示は、第1開示の画像形成装置であって、前記電流供給回路は、前記転写ローラにも電流を供給し、前記制御部は、前記電流供給回路から前記転写ローラへ供給される電流値の累積値と、前記電流供給回路から前記クリーニングローラへ供給される電流値の累積値とに基づいて、前記転写ユニットの消耗量を算出することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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