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公開番号2025132600
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030273
出願日2024-02-29
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人矢野内外国特許事務所
主分類B65H 5/36 20060101AFI20250903BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ガイド部材の可動範囲が制限されることを抑制して、シートを効率よく搬送することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1においては、可動シュート71は、第1位置と、第1方向の下流側の端部71aが、第1位置よりも搬送経路P1から離れた第2位置との間で移動可能に構成されており、搬送経路P1に沿って搬送されるシートSのシート厚み方向である上下方向において、再搬送経路P2を挟んで再搬送シュート23と反対側に位置し、搬送経路P1に沿って定着器6へ向けて搬送されるシートSを案内するシート搬送面71Aと、上下方向においてシート搬送面71Aと反対側に面し、再搬送経路P2を形成する第1再搬送面71Bとを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
シートにトナー像を転写する転写部と、
加熱部を有し、前記転写部から搬送されるシートにトナー像を定着させる定着器と、
前記転写部から前記定着器へ向かうシート搬送方向である第1方向において、前記転写部より下流、かつ前記定着器より上流に位置する可動シュートであって、第1位置と、前記第1方向の下流側の端部が、前記第1位置よりも前記第1方向に沿って形成されるシート搬送経路から離れた第2位置との間で移動可能な可動シュートと、
前記定着器を通過したシートを前記転写部に案内する再搬送シュートであって、前記定着器から前記転写部に向けて搬送されるシートの再搬送経路を形成する再搬送シュートと、
を備え、
前記可動シュートは、
前記シート搬送経路に沿って搬送されるシートのシート厚み方向おいて、前記再搬送経路を挟んで前記再搬送シュートと反対側に位置し、
前記シート搬送経路に沿って前記定着器へ向けて搬送されるシートを案内するシート搬送面と、前記シート厚み方向において前記シート搬送面と反対側に面し、前記再搬送経路を形成する第1再搬送面とを有する画像形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1再搬送面は、前記可動シュートが前記第2位置に位置するときに、前記再搬送経路を形成する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記可動シュートを移動させるための駆動源と、
前記駆動源の動作を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記シート搬送経路に沿って搬送されるシートの先端が前記定着器を通過した後に、前記駆動源を制御して前記可動シュートを前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させる請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1方向における前記転写部より上流に位置し、前記転写部に向けて搬送されるシートの傾きを補正するためのレジストローラを備え、
前記制御部は、
前記シート搬送経路に沿って搬送されるシートの先端が前記定着器を通過した後に、前記駆動源を制御して前記可動シュートを前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させ、
前記定着器を通過したシートの先端が前記再搬送経路を通過する間、前記可動シュートを前記第2位置に維持し、
前記再搬送経路に沿って搬送されるシートの先端が前記レジストローラを通過した後に、前記駆動源を制御して前記可動シュートを前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させる請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1方向における前記転写部より上流に位置し、前記転写部に向けて搬送されるシートの傾きを補正するためのレジストローラを備え、
前記制御部は、
前記シート搬送経路に沿って搬送されるシートの先端が前記定着器を通過した後に、前記駆動源を制御して前記可動シュートを前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させ、
前記シート搬送経路に沿って搬送されるシートの後端が前記転写部を通過した後に、前記駆動源を制御して前記可動シュートを前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させ、
前記定着器を通過して前記再搬送経路に沿って搬送されるシートの先端が、前記可動シュートの前記第1再搬送面に到達する前に、前記駆動源を制御して前記可動シュートを前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させ、
前記再搬送経路に沿って搬送されるシートの先端が前記レジストローラを通過した後に、前記駆動源を制御して前記可動シュートを前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させる請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記可動シュートを移動させるためのソレノイドアクチュエータと、
前記ソレノイドアクチュエータに接続され、前記可動シュートを前記第1位置から前記第2位置へ移動させるシュートリンクとを備え、
前記シュートリンクは、前記ソレノイドアクチュエータにより駆動されて前記可動シュートを前記シート搬送面側から押圧することで、前記可動シュートを前記第1位置から前記第2位置へ移動させる請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記可動シュートを回動可能に支持するガイドフレームであって、前記第1方向において前記可動シュートより上流に位置し、前記再搬送経路を形成する第2再搬送面を有するガイドフレームと、
前記第1方向において前記定着器より上流、かつ前記可動シュートより下流に位置し、前記再搬送経路を形成する第3再搬送面を有する定着シュートとを備える請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記定着シュートと前記可動シュートとは、前記再搬送経路に沿って搬送されるシートのシート搬送方向において重なっている請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記再搬送経路に沿って搬送されるシートの前記転写部へ向かうシート搬送方向である第2方向における前記可動シュートの前記第1再搬送面の上流端は、前記第2方向における前記定着シュートの前記第3再搬送面の下流端よりも、前記再搬送経路から離れて位置する請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記再搬送経路に沿って搬送されるシートの前記転写部へ向かうシート搬送方向である第2方向における前記ガイドフレームの前記第2再搬送面の上流端は、前記第2方向における前記可動シュートの前記第1再搬送面の下流端よりも、前記再搬送経路から離れて位置する請求項7に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、シートにトナー像を転写する転写部と、シートにトナー像を定着させる定着器と、転写部から定着部へ向かうシートを案内するガイド部材と、定着器を通過した後に反転されて転写部へ向けて搬送されるシートを案内する再搬送トレイを備えた画像形成装置が知られている。
【0003】
このような画像形成装置においては、ガイド部材を可動する構成にすることで、転写部と定着器とにわたって搬送されるシートに生じる撓みに対応して、シートを効率よく搬送することを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-226136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述のガイド部材と再搬送トレイとを備えた画像形成装置においては、再搬送トレイが、定着器から転写部へ向けて搬送されるシートの再搬送経路とガイド部材との間に位置していた。従って、再搬送トレイとガイド部材との干渉を抑制するために、ガイド部材の可動範囲が制限されて、シートを効率よく搬送することができなくなるおそれがある。
【0006】
そこで、本発明においては、ガイド部材の可動範囲が制限されることを抑制して、シートを効率よく搬送することができる画像形成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する画像形成装置は、以下の特徴を有する。
【0008】
即ち、画像形成装置は、シートにトナー像を転写する転写部と、加熱部を有し、前記転写部から搬送されるシートにトナー像を定着させる定着器と、前記転写部から前記定着器へ向かうシート搬送方向である第1方向において、前記転写部より下流、かつ前記定着器より上流に位置する可動シュートであって、第1位置と、前記第1方向の下流側の端部が、前記第1位置よりも前記第1方向に沿って形成されるシート搬送経路から離れた第2位置との間で移動可能な可動シュートと、前記定着器を通過したシートを前記転写部に案内する再搬送シュートであって、前記定着器から前記転写部に向けて搬送されるシートの再搬送経路を形成する再搬送シュートと、を備え、前記可動シュートは、前記シート搬送経路に沿って搬送されるシートのシート厚み方向おいて、前記再搬送経路を挟んで前記再搬送シュートと反対側に位置し、前記シート搬送経路に沿って前記定着器へ向けて搬送されるシートを案内するシート搬送面と、前記シート厚み方向において前記シート搬送面と反対側に面し、前記再搬送経路を形成する第1再搬送面とを有する。
【0009】
従って、可動シュートを第2位置に移動させるときに可動シュートの可動範囲が制限されることがない。これにより、シート搬送経路が位置する空間を大きく確保して、シートを効率よく搬送することができる。また、画像形成装置を構成する部品点数の削減、および画像形成装置の上下方向における小型化を図ることができる。
【0010】
また、前記第1再搬送面は、前記可動シュートが前記第2位置に位置するときに、前記再搬送経路を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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