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公開番号
2025117677
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012536
出願日
2024-01-31
発明の名称
折板屋根と間仕切り壁との取合構造及び折板屋根と間仕切り壁との取合施工方法
出願人
JFEシビル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/94 20060101AFI20250805BHJP(建築物)
要約
【課題】折板屋根と間仕切り壁の間に配置される耐火被覆材の脱落を防止し、他の部屋からの光漏れを防止しながら耐火性能、防煙性能を向上させることができる折板屋根と間仕切り壁との取合構造を提供する。
【解決手段】間仕切り壁2の上部に取り付けられ、間仕切り壁の上部と折板屋根3の山形部3aとの隙間を閉塞する面戸6と、面戸に一体に装着された第1耐火被覆材14と、面戸の上部外周に配置され、山形部の下面に密着した状態で当接する帯状の第2耐火被覆材16と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の山形部が所定間隔で連続している折板屋根と、建物の内部空間を仕切り、複数の前記山形部が連続している方向に沿って設置される間仕切り壁との取合構造であって、
前記間仕切り壁の上部に取り付けられ、前記間仕切り壁の上部と前記折板屋根の前記山形部との隙間を閉塞する面戸と、
前記面戸に一体に装着された第1耐火被覆材と、
前記面戸の上部外周に配置されており、前記山形部の下面に密着した状態で当接する帯状の第2耐火被覆材と、を備えていることを特徴とする折板屋根と間仕切り壁との取合構造。
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【請求項2】
前記面戸は、山形形状の閉塞板と、前記閉塞板の下部に形成されて前記間仕切り壁の上部に取り付けられる取付け部と、前記閉塞板の周囲縁部から立ち上がる側板により形成される収納凹部と、を備えており、
前記収納凹部に前記第1耐火被覆材が収納されているとともに、前記収納凹部からの前記第1耐火被覆材の脱落を防止する脱落防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の折板屋根と間仕切り壁との取合構造。
【請求項3】
前記脱落防止手段は、前記閉塞板の内面に固定した基台と、一端に保持頭部を設けた連結棒と、を備える固定部材であり、前記連結棒の他端を前記第1耐火被覆材の外面から差し込んで前記保持頭部を前記第1耐火被覆材の外面に面接触させながら、前記連結棒の他端を前記基台に連結させることを特徴とする請求項2記載の折板屋根と間仕切り壁との取合構造。
【請求項4】
前記脱落防止手段は、前記面戸の前記収納凹部の開口部から内側に向って突出している保持片であり、前記保持片が、前記収納凹部に収納されている前記第1耐火被覆材と係合することで前記第1耐火被覆材の脱落を防止することを特徴とする請求項2記載の折板屋根と間仕切り壁との取合構造。
【請求項5】
複数の山形部が所定間隔で連続している折板屋根と、建物の内部空間を仕切り、複数の前記山形部が連続している方向に沿って設置される間仕切り壁との取合施工方法であって
第1耐火被覆材を一体に装着し、上部外周に帯状の第2耐火被覆材を装着した面戸を、前記間仕切り壁の上端に取付ける工程と、
前記面戸が前記山形部を下方から押し上げ、前記第2耐火被覆材が前記山形部の下面に密着するように前記間仕切り壁を建物の内部空間に建て込んでいく工程と、を備えていることを特徴とする折板屋根と間仕切り壁との取合施工方法。
【請求項6】
前記面戸は、山形形状の閉塞板と、前記閉塞板の下部に形成されて前記間仕切り壁の上部に取り付けられる取付け部と、前記閉塞板の周囲縁部から立ち上がる側板により形成される収納凹部と、を備えており、
前記収納凹部に前記第1耐火被覆材が収納されているとともに、前記収納凹部からの前記第1耐火被覆材の脱落を防止する脱落防止手段が設けられていることを特徴とする請求項5記載の折板屋根と間仕切り壁との取合施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、折板屋根と間仕切り壁との取合構造及び折板屋根と間仕切り壁との取合施工方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
山形部が所定間隔で連続している折板屋根と、建物の内部空間を仕切りながら山形部が延在する方向に沿って設置される間仕切り壁との取合構造として、例えば特許文献1に示す面戸を使用した取合構造が知られている。面戸を使用した従来の取合構造は、間仕切り壁の上部の両側面に一対の面戸を対向して取り付け、一対の面戸の間に耐火被覆材を挟み込んで保持し、折板屋根の山形部と間仕切り壁との間の隙間に、一対の面戸を配置して隙間を閉塞する構造である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-3112783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した従来の取合構造は、一対の面戸の間に配置されている耐火被覆材が、施工途中で脱落するおそれがあり、施工性の面で問題がある。
【0005】
また、折板屋根の撓み、熱による移動を考慮して面戸と折板屋根との間には隙間が設けられているが、その隙間から隣接する部屋の光が漏れるおそれがある。
【0006】
さらに、従来の取合構造の防煙性は一対の面戸及び折板屋根の山形部の間に配置される耐火被覆材の充填具合で左右されるので、施工業者の力量で防煙性能が変化する。
【0007】
そこで、本発明は、従来例の問題点に着目してなされたものであり、折板屋根と間仕切り壁の間に配置される耐火被覆材の脱落を防止し、他の部屋からの光漏れを防止しながら耐火性能、防煙性能を向上させることができる折板屋根と間仕切り壁との取合構造及び折板屋根と間仕切り壁との取合施工方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る折板屋根と間仕切り壁との取合構造は、複数の山形部が所定間隔で連続している折板屋根と、建物の内部空間を仕切り、複数の山形部が連続している方向に沿って設置される間仕切り壁との取合構造であって、間仕切り壁の上部に取り付けられ、間仕切り壁の上部と折板屋根の山形部との隙間を閉塞する面戸と、面戸に一体に固定された塊状の第1耐火被覆材と、面戸の外周に配置され、山形部の下面に密着した状態で当接する帯状の第2耐火被覆材と、を備えている。
【0009】
また、本発明の一態様に係る折板屋根と間仕切り壁との取合施工方法は、複数の山形部が所定間隔で連続している折板屋根と、建物の内部空間を仕切り、複数の山形部が連続している方向に沿って設置される間仕切り壁との取合施工方法であって、第1耐火被覆材を一体に装着し、上部外周に帯状の第2耐火被覆材を装着した面戸を、間仕切り壁の上端に取付ける工程と、面戸が山形部を下方から押し上げ、第2耐火被覆材が山形部の下面に密着するように間仕切り壁を建物の内部空間に建て込んでいく工程と、を備えている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の折板屋根と間仕切り壁との取合構造及び折板屋根と間仕切り壁との取合施工方法によれば、折板屋根と間仕切り壁の間に配置される耐火被覆材の脱落を防止し、他の部屋からの光漏れを防止しながら耐火性能、防煙性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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