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公開番号
2025117737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012619
出願日
2024-01-31
発明の名称
画像読取装置およびICタグ情報アクセス方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 事前に媒体束にキャリアシートが含まれているか否かの判断などはできなかった。
【解決手段】 媒体を載置する給送トレイ11と、前記媒体を識別する識別部と、制御部14とを備え、ICタグ21を備えたキャリアシート30を前記媒体として搬送可能であり、前記識別部15にて前記ICタグ21を備えた前記キャリアシート30を識別可能な画像読取装置であって、前記制御部14は、前記媒体が前記給送トレイ11に載置されとき、前記識別部15に対して書き込みの電波強度を第1のレベルから第2のレベルに上げて第1の情報を書き込む構成としてある。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体を載置する給送トレイと、前記媒体を識別する識別部と、制御部とを備え、ICタグを備えたキャリアシートを前記媒体として搬送可能であり、前記識別部にて前記ICタグを備えた前記キャリアシートを識別可能な画像読取装置であって、
前記制御部は、前記媒体が前記給送トレイに載置されたとき、前記識別部に対して書き込みの電波強度を第1のレベルから第2のレベルに上げて第1の情報を書き込むことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記ICタグから情報を読み取るとき、前記識別部に対して読み取りの電波強度を第3のレベルに設定して第2の情報を読み取ることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記媒体が前記給送トレイに載置されとき、前記識別部に対して読み取りの電波強度を第1のレベルから第2のレベルに上げて前記第1の情報を読み取ることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記制御部は、給紙の開始を受け付けると、前記前記ICタグから情報を読み取り、または、書き込みを行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第1のレベルでは、前記識別部にて、前記ICタグからの情報の読み取り、または、前記ICタグからの情報の書き込みを行えないことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記制御部は、読み取り対象の前記媒体が前記識別部にてキャリアシートであると判断すると、前記キャリアシートの前の頁までに読み取った画像データを1セットとしてファイル出力することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記キャリアシートに媒体が挿入されている場合、ファイル出力しないで、挿入されている媒体の画像を継続して読み取る処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記制御部は、原稿の最初の頁から前記キャリアシートの前の頁までの読み取り画像データを1セットとしてファイル出力し、かつ、2つの前記キャリアシートの間の読み取り画像データを1セットとしてファイル出力し、かつ、前記キャリアシートの次の頁から最終の頁までを1セットとしてファイル出力することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記識別部は、前記キャリアシートに形成された識別透光部を光の透過の有無に基づいて検出し、前記キャリアシートであるか否かを識別することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
【請求項10】
前記給送トレイは、給送される媒体を載置する載置面を備え、
前記制御部は、前記載置面に載置された媒体束に含まれる前記ICタグを前記識別部で読み取ることで、載置された前記媒体束に含まれる前記キャリアシートの枚数を判定することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置およびICタグ情報アクセス方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される画像読み取り装置は、媒体の搬送経路にICタグを読み取るNFCリーダーが配置されている。キャリアシートのICタグに備えられた識別情報をNFCリーダーで読み取ることで、搬送中の媒体がキャリアシートであるかを判別する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-69637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
NFCリーダーがICタグを読み取る場合、搬送経路であれば、搬送中の媒体は一つであるから、複数のICタグが存在しておらず、読み取ることが可能である。しかし、搬送してみて初めてICタグを読み取ることができ、事前に媒体束にキャリアシートが含まれているか否かの判断などはできない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、媒体を載置する給送トレイと、前記媒体を識別する識別部(ICタグリーダーライター)と、制御部とを備え、ICタグを備えたキャリアシートを前記媒体として搬送可能であり、前記識別部にて前記ICタグを備えた前記キャリアシートを識別可能な画像読取装置であって、前記制御部は、前記媒体が前記給送トレイに載置されとき、前記識別部に対して書き込みの電波強度を第1のレベルから第2のレベルに上げて第1の情報を書き込む構成としてある。
【0006】
また、このような画像読取装置におけるICタグ情報アクセス方法であって、前記媒体が前記給送トレイに載置されとき、前記識別部に対して書き込みの電波強度を第1のレベルから第2のレベルに上げて第1の情報を書き込む構成としてある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施例にかかる画像読取装置の概略ブロック図である。
ICタグとICタグリーダーライターの概略ブロック図である。
ICタグを埋め込んだキャリアシートを示す平面図である。
画像読取装置であるスキャナ本体とICタグリーダーライターの配置を示す斜視図である。
キャリアシートのICタグ情報を読み込む処理のフローチャートである。
キャリアシートのICタグ情報を読み込む処理のフローチャートである。
読み込み処理で電波出力を徐々に上げていくフローチャートである。
キャリアシートの通紙回数の更新処理のフローチャートである。
キャリアシートを間紙としてファイル出力する処理のフローチャートである。
白紙除去機能がオフであるときの白紙入り原稿の例を示す図である。
白紙除去機能がオンであるときの白紙入り原稿の例を示す図である。
キャリアシートに原稿を入れているときの処理の例を示す図である。
光学式キャリアシートを示す平面図である。
光学式キャリアシートの読取機構を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかる画像読取装置を概略ブロック図により示している。
本画像読取装置10は、読み取る原稿である媒体を載置する給送トレイ11を備えており、給送トレイ11に載置された媒体は、一枚ずつ、給送部12にて所定の経路で搬送される。経路の途中に読取部13のラインセンサーが配置されており、媒体の表面と裏面の画像を読み取って電子データとして出力する。制御部14は給送部12と読取部13を制御して、給送トレイ11上の媒体を一枚ずつ搬送させて電子データを受け取り、画像データに変換する。画像データは、所定のタイミングで入出力部16を介して外部に送信される。
給送トレイ11には、ICタグリーダーライターからなる識別部15が配置されている。
【0009】
図2は、ICタグとICタグリーダーライターを概略ブロック図により示している。
ICタグは、RFIDタグの一般的な呼び名である。本明細書では、単にICタグと呼ぶ。ICタグ21は、発電回路21aを備えたアンテナ21bを有しており、アンテナ21bが電磁誘導で発電すると発電回路21aが電力を制御回路21cに供給し、制御回路21cはアンテナ21bを介して電波で交信することができる。制御回路21cにはメモリー21dが接続され、制御回路21cは交信を介して所定の情報をメモリー21dに書き込んだり、メモリー21dの記憶内容を読み出して送信する。
ICタグリーダーライター22は、外部の電源供給源から電源供給を受け、制御回路22aがアンテナ22bを介してICタグ21に対する電力供給と交信を行う。交信内容や交信時の電波出力などは制御部14などから制御することができる。
【0010】
図3は、ICタグを埋め込んだキャリアシートを平面図により示している。
キャリアシート30は、透光性のある素材で形成されており、定形規格外の原稿などを挟み込んで保持することが可能である。キャリアシート30ごと給送部12で搬送され、読取部13を通過することで、保持した原稿を画像データとするために使用される。このキャリアシート30の先端側には、ICタグ31が埋め込まれており、制御部14は識別部15を介してICタグ31の情報の読み取りおよび書き込みが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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