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公開番号
2025118024
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013075
出願日
2024-01-31
発明の名称
撮像装置及びその制御方法
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
主分類
H04N
23/61 20230101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像認識装置に入力される画像に含まれる対象物のズーム画角への変更の要否を判定して、認識精度を向上させること。
【解決手段】実施形態の撮像装置は、光学ズームにより、通常画角とズーム画角とを切り替えて画像を撮影可能な撮像部と、入力画像に対して画像認識装置により対象物の認識処理を行った、認識結果を取得する認識結果取得部と、前記通常画角で撮影した通常画角画像に対する認識結果に基づき、対象物のズーム画角への変更の要否を判定する判定部と、ズーム画角への変更が必要であると判定されたズーム対象物がある場合、当該ズーム対象物にズームしたズーム画角への切替を制御する制御指示部と、前記ズーム画角への切替をした前記撮像部によって撮影したズーム画角画像を前記画像認識装置に出力させる出力処理部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
光学ズームにより、通常画角とズーム画角とを切り替えて画像を撮影可能な撮像部と、
入力画像に対して画像認識装置により対象物の認識処理を行った、認識結果を取得する認識結果取得部と、
前記通常画角で撮影した通常画角画像に対する認識結果に基づき、対象物のズーム画角への変更の要否を判定する判定部と、
ズーム画角への変更が必要であると判定されたズーム対象物がある場合、当該ズーム対象物にズームしたズーム画角への切替を制御する制御指示部と、
前記ズーム画角への切替をした前記撮像部によって撮影したズーム画角画像を前記画像認識装置に出力させる出力処理部と、
を備える、
撮像装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記通常画角画像における対象物の認識率が所定の閾値よりも小さい場合に、ズーム画角への変更が必要であると判定する、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記通常画角画像における対象物の認識率が前記閾値よりも小さく、かつ、前記閾値よりも小さい第2の閾値よりも大きい場合に、ズーム画角への変更が必要であると判定する、
請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記ズーム対象物がある場合、前記通常画角画像をメモリに保存する保存処理部をさらに備え、
前記出力処理部は、前記通常画角から前記ズーム画角に切り替えている間に、前記メモリに保存された前記通常画角画像を外部へ出力する、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
コンピュータが、
光学ズームにより、通常画角とズーム画角とを切り替えて画像を撮影する処理と、
入力画像に対して画像認識装置により対象物の認識処理を行った、認識結果を取得する処理と、
前記通常画角で撮影した通常画角画像に対する認識結果に基づき、対象物のズーム画角への変更の要否を判定する処理と、
ズーム画角への変更が必要であると判定された対象物がある場合、当該対象物にズームしたズーム画角への切替を制御する処理と、
前記ズーム画角への切替をして撮影したズーム画角画像を画像認識装置に出力させる処理と、
を実行する、
撮像装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像装置及びその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の認証対象を含む全体画像を取得する第1のカメラと、第1のカメラで取得した全体画像から認証対象として選択した1人の認証対象をズームして顔認証を行なう第2のカメラの2つを使用することで、複数の認証対象の顔認証を順次行なう技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-249298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像認識装置には、不特定多数の対象物を撮影して、全体画像中で複数の対象物を認識する機能を持つものがある。この場合、複数の対象物のうち、認識精度が高くない対象物を選択してズームして、認証精度を向上させることが求められている。
【0005】
特許文献1では、2つのカメラを用い、一方のカメラで撮影された全体画像に含まれる複数の認証対象を、他方のカメラで順次ズームして、認証対象の全てに対してそれぞれ顔認証を実行しているのみであり、複数の対象物のうちいずれの対象物をズーム対象として選択するかについては考慮されていない。
【0006】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、画像認識装置に入力される画像に含まれる複数の対象物のズーム画角への変更の要否を判定して、認識精度を向上させることが可能な撮像装置及び制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る撮像装置は、光学ズームにより、通常画角とズーム画角とを切り替えて画像を撮影可能な撮像部と、入力画像に対して画像認識装置により対象物の認識処理を行った、認識結果を取得する認識結果取得部と、前記通常画角で撮影した通常画角画像に対する認識結果に基づき、対象物のズーム画角への変更の要否を判定する判定部と、ズーム画角への変更が必要であると判定されたズーム対象物がある場合、当該ズーム対象物にズームしたズーム画角への切替を制御する制御指示部と、前記ズーム画角への切替をした前記撮像部によって撮影したズーム画角画像を前記画像認識装置に出力させる出力処理部とを備える。
【0008】
本開示に係る制御方法は、コンピュータが、光学ズームにより、通常画角とズーム画角とを切り替えて画像を撮影する処理と、入力画像に対して画像認識装置により対象物の認識処理を行った、認識結果を取得する処理と、前記通常画角で撮影した通常画角画像に対する認識結果に基づき、対象物のズーム画角への変更の要否を判定する処理と、ズーム画角への変更が必要であると判定された対象物がある場合、当該対象物にズームしたズーム画角への切替を制御する処理と、前記ズーム画角への切替をして撮影したズーム画角画像を画像認識装置に出力させる処理とを実行する。
【発明の効果】
【0009】
本開示により、画像認識装置に入力される画像に含まれる複数の対象物のズーム画角への変更の要否を判定して、認識精度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る撮像装置を含む画像認識システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
実施形態1に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
図2の処理部の構成を示すブロック図である。
実施形態1の撮像装置の処理の流れを説明するフロー図である。
実施形態1の撮像装置における信号の流れを示す図である。
実施形態1の撮像装置における信号の流れを示す図である。
実施形態1の撮像装置における信号の流れを示す図である。
実施形態1の撮像装置におけるデータの読み出しタイミングを説明する図である。
通常画角画像とズーム画角画像の一例を示す図である。
実施形態2に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
実施形態2の撮像装置における信号の流れを示す図である。
実施形態2の撮像装置における信号の流れを示す図である。
実施形態2の撮像装置におけるデータの読み出しタイミングを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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