TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025118031
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013086
出願日
2024-01-31
発明の名称
賃貸物件管理支援システム及びプログラム
出願人
株式会社 零SPACE
代理人
個人
主分類
G06Q
50/163 20240101AFI20250805BHJP(計算;計数)
要約
【課題】物件の室内損傷の管理に適した賃貸物件管理支援システムを提供する。
【解決手段】管理サーバが、物件の各区画内の全景画像を記憶する全景画像記憶手段、全景画像に係る特写点の位置及び種別情報を含む位置マーカ情報を記憶する位置マーカ情報記憶手段、各位置マーカに関連付けて、該位置マーカの位置を撮影した特写画像を、撮影日情報とともに記憶する特写点情報記憶手段を備え、端末装置が、全景画像情報を取得し表示する全景画像表示手段、位置マーカ情報を取得し、全景画像に重ねて位置マーカを表示する位置マーカ表示手段、各位置マーカに関連付けられた特写画像を取得し、特写点の特写画像を撮影日の順に並べたリスト又はスライドを表示装置に表示する特写点情報表示手段を備えた。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
情報管理を行う管理サーバと、
通信回線を介して前記管理サーバと通信可能な、ユーザが利用する端末装置と、
を備え、
前記管理サーバは、
賃貸物件の各区画内の全景画像を記憶する全景画像記憶手段と、
前記全景画像上に位置を指定して設定される特写点の位置情報及び位置マーカ種別情報を含む位置マーカ情報を記憶する位置マーカ情報記憶手段と、
前記各位置マーカに関連付けて、該位置マーカの位置を撮影した画像である特写画像を、該特写画像の撮影日情報とともに記憶する特写点情報記憶手段と、
を備え、
前記端末装置は、
表示装置と、
前記全景情報記憶手段から前記全景画像情報を取得し、前記表示装置に全景画像を表示する全景画像表示手段と、
前記位置マーカ情報記憶手段から前記位置マーカ情報を取得し、前記表示装置に、前記全景画像に重ねて位置マーカを表示する位置マーカ表示手段と、
前記各位置マーカに関連付けられた前記特写画像を前記特写点情報記憶手段から取得し、前記特写点の特写画像を撮影日の順に並べたリスト又はスライドを前記表示装置に表示する特写点情報表示手段と、
を備えたことを特徴とする賃貸物件管理支援システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記端末装置は、携帯型の端末装置であり、
入力装置と、
撮像装置と、
前記入力装置からの入力に従い、前記表示装置に前記全景画像に重ねて表示される位置マーカを選択する位置マーカ選択手段と、
前記位置マーカ選択手段により選択される位置マーカである選択位置マーカに対し、前記撮像装置により前記特写画像を撮影する特写画像撮像手段と、
前記特写画像撮像手段により撮影される前記特写画像を、該特写画像に係る前記選択位置マーカの特定情報、及び該特写画像の撮影日時情報とともに、前記管理サーバの前記特写点情報記憶手段に保存する特写点情報更新手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の賃貸物件管理支援システム。
【請求項3】
前記端末装置は、
前記入力装置からの入力に従って、前記全景画像表示手段により全景画像が表示された前記表示装置の表示画面上に於ける、前記位置マーカを登録する位置を取得し、
取得した位置を新たな特写点の位置とする前記位置マーカ情報を生成し、
前記管理サーバの前記位置マーカ情報記憶手段に保存する位置マーカ登録手段
を備えたことを特徴とする請求項2記載の賃貸物件管理支援システム。
【請求項4】
前記管理サーバは、
前記特写画像に関連付けて、該特写画像に附属する情報が記録される附属データを記憶する附属情報記憶手段
を備え、
前記端末装置は、
前記特写画像撮像手段により撮影される前記特写画像に対し、該特写画像に附属する情報が記録される附属データを入力する附属情報入力手段と、
前記附属情報入力手段から入力される附属データを、前記管理サーバの前記附属情報記憶手段に保存する附属情報更新手段と、
を備え、
前記特写点情報更新手段は、前記特写画像撮像手段により撮影される前記特写画像に対し、該特写画像に附属する附属データにアクセスするためのリンクアドレス情報を含むバーコード(一次元バーコード又は二次元バーコードをいう。)を生成して該特写画像に追加し、該特写画像を、該特写画像に係る前記選択位置マーカの特定情報、及び該特写画像の撮影日時情報とともに、前記特写点情報記憶手段に保存するものであること
を特徴とする請求項2記載の賃貸物件管理支援システム。
【請求項5】
前記位置マーカ表示手段は、1撮影日のみの前記特写画像が関連付けられた位置マーカと、2撮影日以上の前記特写画像が関連付けられた位置マーカと、で異なる色、異なる形状、又は異なる模様として表示することを特徴とする請求項1記載の賃貸物件管理支援システム。
【請求項6】
表示装置、入力装置、撮像装置、通信装置及びコンピュータを備え、通信回線を介して通信可能な端末装置に於いて、前記コンピュータに読み込ませて実行することにより、前記端末装置を、請求項1乃至5の何れか一の端末装置として機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アパート等の不動産の賃貸物件の損傷情報の管理を支援する賃貸物件管理支援システムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
部屋などの状態を画像として記録・管理するためのシステムとしては、特許文献1,2に記載のものが公知である。
【0003】
特許文献1に記載の撮影画像管理システムは、現場(検査、監視、巡回、点検等の対象となる場所)を撮影した撮影画像が、現場のどこで撮影されたものであるかを登録するにあたり、現場を表す現場画像(現場内の場所を特定可能な画像。例えば、青写真や設計図、見取り図、模式図など)上で撮影位置の指定を行うことで効率的な撮影画像(パノラマ画像、特に、カメラの全周囲を撮影した360度画像)の管理を行うものである。この撮影画像管理システムでは、まず、画像入力部(211)が、現場を撮影した撮影画像(360度画像)の入力を(ファイルとして)受け付け、次いで、撮影場所指定部(212)が、現場画像を表示し、現場画像上で撮影画像の撮影場所の指定を受け付ける(仝文献図4参照)。次いで、ユーザがフロアマップ上でクリックして撮影場所を指定した後、ポインタ(303)をドラッグして撮影方向を指定するそして、撮影場所指定部(212)が、撮影画像(360度画像)を、撮影画像ID、現場画像ID、及び撮影場所を示す画像上の座標を対応付けて撮影場所記憶部(231)に登録する。これにより、現場のどこで撮影したのか、またどちらを向いて撮影したのかをフロアマップ上で入力するユーザインタフェースを提供するものである。また、この撮影画像管理システムでは、360度画像にアイコンを埋め込み、現場に配置されている設備等のオブジェクトに、例えば設備の説明書や詳細図面等のドキュメントと関連付けを行う。撮影画像上に表示されたアイコンが選択された場合、そのアイコンの位置に対応するドキュメントを撮影場所記憶部(231)から特定し、特定したドキュメントをドキュメント記憶部(235)から読み出して表示する。
【0004】
特許文献2に記載の情報管理システムは、施設および施設内の物品に関する情報を効率よく情報を管理できる情報管理システムである。写真制御部(22)が管理対象となる施設に対して写真(所定点から施設内を360度方向に撮影した360度写真)を登録し、写真制御部(22)が登録された写真をユーザ端末(1)のディスプレイに表示させる(仝文献図4参照)。次いで、項目選択部(23)が、360度写真に設定されている複数の項目(360度写真の施設管理に関する項目。例えば、施設説明書,竣工図書,工事履歴など。)のうちのいずれかをユーザ操作に応じて選択する。アイコン設定部(24)が、360度写真において、ユーザにより指定された任意の位置に関連付けてアイコンを設定する。そして、関連付け部(26)が、ユーザ端末(1)のディスプレイに表示されている写真と、ユーザ操作に応じた情報(例えば、クラウドストレージ(3)に格納された1以上の電子ファイルなど。)とを関連付ける。また、関連付け部(26)は、当該物品の管理に関する情報をアイコンに関連付けたり、当該物品に関する複数のユーザからのコメントをアイコンに関連付けたりする。一方、リスト表示部(27)は、ユーザ操作に応じ、関連付け部(26)により360度写真に関連付けられたデータのリストをユーザ端末 (1)のディルプレイに表示させる。そして、ユーザ操作に応じて選択された項目に関連付けられた電子ファイルをリスト表示させたり、アイコンに関連付けられた電子ファイルをリスト表示させたりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許6908953号明細書
特開2022-141588公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
アパート等の不動産の賃貸物件では、契約上、賃貸契約の終了する退居時に、入居者にキズ等の損傷の修繕が求められる場合が一般的である。然し乍ら、退居時にある損傷が、その損傷を調べただけでは、入居時からあったものであるか、入居中に生じた物であるかを見分けることは一般に困難である為、修繕責任が入居者側にあるか家主側にあるかで紛争となるケースが多々見られる。また、賃貸物件の管理会社や保険会社は、賃貸物件の損傷状況の経時的な変化を記録して、賃貸物件の管理や修繕を行ったり、保険の請求/支払いを行ったりする必要がある。この場合、入居者の入居/退去時に賃貸物件の室内の損傷状況を確認し、記録し、修繕や保険請求/支払の必要性を判定する。そこで、入退居時における賃貸物件の損傷を調査し、その損傷状態を画像として記録・管理することが求められ、その記録・管理の為のシステムが求められる。
【0007】
上述の各先行技術文献に記載の各システムは、室内の各部の写真を管理するものであるが、これを賃貸物件の室内損傷の管理に適用する場合、いつ損傷が発生したのかといった経時的な管理を行うことが出来ないため、修繕責任の帰属の判定、修繕の必要性の判定、保険請求/支払の必要性の判定といった目的に適するものではない。
【0008】
そこで、本発明の目的は、賃貸物件の室内損傷の管理に適した賃貸物件管理支援システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る賃貸物件管理支援システムの第1の構成は、情報管理を行う管理サーバと、
通信回線を介して前記管理サーバと通信可能な、ユーザが利用する端末装置と、
を備え、
前記管理サーバは、
賃貸物件の各区画内の全景画像を記憶する全景画像記憶手段と、
前記全景画像上に位置を指定して設定される特写点の位置情報及び位置マーカ種別情報を含む位置マーカ情報を記憶する位置マーカ情報記憶手段と、
前記各位置マーカに関連付けて、該位置マーカの位置を撮影した画像である特写画像を、該特写画像の撮影日情報とともに記憶する特写点情報記憶手段と、
を備え、
前記端末装置は、
表示装置と、
前記全景情報記憶手段から前記全景画像情報を取得し、前記表示装置に全景画像を表示する全景画像表示手段と、
前記位置マーカ情報記憶手段から前記位置マーカ情報を取得し、前記表示装置に、前記全景画像に重ねて位置マーカを表示する位置マーカ表示手段と、
前記各位置マーカに関連付けられた前記特写画像を前記特写点情報記憶手段から取得し、前記特写点の特写画像を撮影日の順に並べたリスト又はスライドを前記表示装置に表示する特写点情報表示手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、全景画像上の位置マーカの位置(特写点)に対応する位置周辺を撮影した特写画像が撮影日の順に並べたリストとして表示装置に表示されるため、ユーザは、特写点の状態の変化を事後的に確認することが出来る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社 零SPACE
賃貸物件管理支援システム及びプログラム
3日前
個人
対話装置
2か月前
個人
裁判のAI化
1か月前
個人
情報処理装置
2か月前
個人
工程設計支援装置
1日前
個人
フラワーコートA
9日前
個人
情報処理システム
1か月前
個人
検査システム
1か月前
個人
記入設定プラグイン
1か月前
個人
情報処理装置
2か月前
個人
介護情報提供システム
16日前
個人
設計支援システム
22日前
個人
携帯情報端末装置
2日前
個人
設計支援システム
22日前
個人
プラグインホームページ
2か月前
個人
不動産売買システム
1か月前
個人
情報入力装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
携帯装置
1か月前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
1か月前
株式会社カクシン
支援装置
25日前
個人
物価スライド機能付生命保険
2か月前
個人
アンケート支援システム
11日前
個人
マイホーム非電子入札システム
2か月前
個人
備蓄品の管理方法
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
株式会社BONNOU
管理装置
1か月前
個人
ジェスチャーパッドのガイド部材
15日前
サクサ株式会社
中継装置
12日前
株式会社ワコム
電子消去具
1か月前
個人
リテールレボリューションAIタグ
8日前
株式会社アジラ
移動方向推定装置
10日前
株式会社東芝
電子機器
1か月前
東洋電装株式会社
操作装置
1か月前
東洋電装株式会社
操作装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る