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公開番号
2025118075
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013165
出願日
2024-01-31
発明の名称
給湯システム
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
F24H
15/168 20220101AFI20250805BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ユーザの利便性を向上させる給湯システムを提供する。
【解決手段】給湯システム100は、タンク21と、制御部190とを備える。制御部190は、タンク21を有する給湯装置1の運転を制御する。制御部190は、デマンドレスポンス要請を受信する。制御部190は、デマンドレスポンス要請に基づいて設定される消費電力を抑制する第1期間以外の期間である第2期間に、タンク21内の熱量が第1基準値以下になった場合は、タンク21内の湯水を加熱する沸き上げ運転を行う。制御部190は、第1期間に、タンク21内の熱量が第1基準値以下になった場合は、沸き上げ運転を行うか否かを判断する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
タンク(21)と、
前記タンクを有する給湯装置(1、4)の運転を制御する制御部(190、290、390、490)と、
を備え、
前記制御部は、
デマンドレスポンス要請を受信し、
前記デマンドレスポンス要請に基づいて設定される消費電力を抑制する第1期間以外の期間である第2期間に、前記タンク内の熱量が第1基準値以下になった場合は、前記タンク内の湯水を加熱する沸き上げ運転を行い、
前記第1期間に、前記タンク内の熱量が前記第1基準値以下になった場合は、前記沸き上げ運転を行うか否かを判断する、
給湯システム(100、200、300、400)。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記タンク内の熱量とは前記タンクの残湯量であり、
前記第1基準値とは所定の湯量である第1湯量である、
請求項1に記載の給湯システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1期間に前記沸き上げ運転を行うと判断した場合、前記沸き上げ運転後の前記残湯量が前記第1湯量以上となるように、前記沸き上げ運転を行う、
請求項2に記載の給湯システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1期間に前記沸き上げ運転を行うと判断した場合、前記沸き上げ運転後の前記残湯量が、前記第1期間終了後の出湯予定量である第2湯量以上となるよう、前記沸き上げ運転を行う、
請求項2に記載の給湯システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記第1期間に、前記タンク内の熱量が前記第1基準値以下になった場合は、前記沸き上げ運転を行わない、
請求項1又は2に記載の給湯システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記第1期間が経過した後に前記沸き上げ運転を行う、
請求項5に記載の給湯システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記第1期間が経過した後に出湯予定がある場合は、前記第1期間が経過した後、出湯予定時刻までの期間に前記沸き上げ運転を行う、
請求項5に記載の給湯システム。
【請求項8】
前記制御部は、前記第1期間が経過した後、所定の第1時間内に前記沸き上げ運転を行う、
請求項5に記載の給湯システム。
【請求項9】
前記制御部は、前記沸き上げ運転を行わないと判断した後から、前記第1期間の終了時刻までの期間は、出湯指示に基づく出湯を行わない、
請求項5に記載の給湯システム。
【請求項10】
前記制御部は、前記残湯量が前記第1湯量より小さい第3湯量以下の場合は、前記沸き上げ運転を行う、
請求項2に記載の給湯システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
給湯システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、電力供給者(電力会社)から電力需要者に対して、電力の消費又は抑制に関するデマンドレスポンス(DR)を要請し、電力需要者が電力の消費量を調整することで、電力の需給バランスを調整する仕組みが知られている。
【0003】
電力削減のDR要請(下げDR要請)を受けた場合、貯湯式給湯装置は、下げDR要請に基づく時間帯以外の時間帯に計画的に沸き上げ運転を行い、加熱した湯水を貯湯タンクに貯留する。また、貯湯式給湯装置は、下げDR要請に基づく時間帯以外の時間帯に、貯湯タンク内の残湯量が一定の基準値以下になると、沸き上げ運転を行う。
【0004】
特許文献1(特開2019-105984号公報)には、下げDR要請に対応したデマンドレスポンス制御が行われている途中で、空調装置の設定条件をユーザが希望する設定条件に変更する機器制御装置が開示されている。ユーザは、機器制御装置が掲示する1以上の設定条件から、希望する設定条件を選択する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
貯湯式給湯装置は計画的に沸き上げ運転を行い、自動的に貯湯タンク内の残湯量を一定の基準値以上に保っている。したがって、ユーザによる選択が必要な特許文献1の機器制御装置では、ユーザの利便性が低下する可能性がある。
【0006】
本開示では、ユーザの利便性を向上させる給湯システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1観点の給湯システムは、タンクと、制御部とを備える。制御部は、タンクを有する給湯装置の運転を制御する。制御部は、デマンドレスポンス要請を受信する。制御部は、デマンドレスポンス要請に基づいて設定される消費電力を抑制する第1期間以外の期間である第2期間に、タンク内の熱量が第1基準値以下になった場合は、タンク内の湯水を加熱する沸き上げ運転を行う。制御部は、第1期間に、タンク内の熱量が第1基準値以下になった場合は、沸き上げ運転を行うか否かを判断する。
【0008】
第1期間に沸き上げ運転を禁止すると、ユーザの利便性が低下する。このような構成により、ユーザの利便性が向上する。
【0009】
第2観点の給湯システムは、第1観点の給湯システムであって、タンク内の熱量とはタンク内の残湯量である。第1基準値とは所定の湯量である第1湯量である。
【0010】
第3観点の給湯システムは、第2観点の給湯システムであって、制御部は、第1期間に沸き上げ運転を行うと判断した場合、沸き上げ運転後の残湯量が第1湯量以上となるように、沸き上げ運転を行う。
(【0011】以降は省略されています)
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