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公開番号
2025118782
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025077087,2021141973
出願日
2025-05-07,2021-08-31
発明の名称
表示装置等
出願人
株式会社ユピテル
代理人
主分類
G02B
30/56 20200101AFI20250805BHJP(光学)
要約
【課題】表示装置の有する視覚的な効果を高める。
【解決手段】表示装置1は、遮光された映像表示空間を内部に有し、前記映像表示空間の第1方向側に映像の観察領域SCを設けた筐体100と、前記映像表示空間に空中映像とを結像させる映像表示部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
空中映像を表示させる映像表示部と、
前記映像表示部の前方側に設けられ、前記映像表示部の前方側を遮蔽する遮蔽部と、
を有する表示装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記遮蔽部は前記映像表示部を収納し前面側に開口部が形成された筐体を備える
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記映像表示部は、画像光を発する表示部と、前記画像光に基づいて前記空中映像を結
像させる光学部材とを備える
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示部の位置を移動させる表示部移動手段と、
前記光学部材の位置を移動させる光学部材移動手段と、を備える
請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記表示部移動手段は、前記表示部を前記筐体の前記開口部からの奥側の位置において
前記筐体に揺動可能に取り付けて構成され、
前記光学部材移動手段は、前記光学部材を前記筐体の前記開口部からの奥側の位置に前
記筐体に揺動可能に取り付けて構成されている
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示部の揺動と連動して前記光学部材を前記表示部の揺動方向と同じ方向に揺動さ
せる連動部を備える
請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記表示部の回転軸と、前記光学部材の回転軸は、交差しない軸上に設けられている
請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記連動部は、
ユーザからの操作に応じて、角度を同時に回転させるための第1回転軸と、
前記第1回転軸の回転に応じて前記表示部の角度を変化させるための第2回転軸と、
前記第1回転軸の回転に応じて前記光学部材の角度を変化させるための第3回転軸とを
備えている
請求項6又は7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記連動部は、
前記第1回転軸に取り付けられた第1ギヤと、
前記第1回転軸に取り付けられた第2ギヤと、
前記第1ギヤと噛み合い前記光学部材が接続された第3ギヤと、
前記第2ギヤと噛み合い前記表示部が接続された第4ギヤと、を有する
請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1ギヤ、前記第2ギヤ、前記第3ギヤ、および前記第4ギヤは、前記表示部の揺
動角度が前記光学部材の揺動角度の2倍になるように設定されている
請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置等に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、特殊な眼鏡を用いない立体映像表示装置が記載されている。この立体
映像表示装置は、光源と、液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの観察者側に配置され
るパララックスバリアとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-295113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、例えば表示装置の有する視覚的な効果を高めることなど、従来よりも
優れたものを提供することである。
【0005】
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書および図面等に開示される構成の部分
から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得
する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題で
ある」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものと
して記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出
願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握され
るものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特
許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する
構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)空中映像を表示させる映像表示部と、
前記映像表示部の前方側に設けられ、前記映像表示部の前方側を遮蔽する遮蔽部と、
を有する表示装置が提供されるとよい。
【0007】
このようにすれば、ユーザが遮蔽部よりも前方側から視認したとき、映像表示部によっ
て表示された空中映像そのものではなく、映像表示部によって表示された空中映像につい
て遮蔽された映像を見ることができる。例えば、映像表示部を構成する部材がユーザに直
接視認されることを低減することができる。例えば、空中映像が映像表示部によって表示
されているものであることをユーザにとって感得しにくくすることができる。したがって
、ユーザーに空中映像の表示される仕組みの種明かしがなされてしまい、ユーザが空中映
像を見て興ざめてしまうことを抑制できる。
【0008】
映像表示部の前方側の遮蔽としては、前方側の全体を遮蔽するようにしてもよいが、前
方側の一部を遮蔽する構成とするとよい。前方側の一部としては、空中映像の中心部を遮
蔽するようにしてもよいが、特に空中映像の端部側から所定の範囲を遮蔽するようにする
とよい。
このようにすれば、映像表示部の端部が遮蔽部によって遮蔽されるので、ユーザが映像
表示部の端部にある部材を視認してしまうことを抑制することができ、ユーザが空中映像
を見て興ざめてしまうことをより一層抑制できる。
【0009】
遮蔽としては、完全に見えなくする構成としてもよいが、光の透過を制限して見えにく
くするとよい。そして、遮蔽部には、光の透過を制限して、見えにくくする減光部材とす
るとよい。遮蔽部にこのような減光部材を用いれば、減光部材によって外光が減じられ、
空中映像が比較的暗い空間に表示されるので、ユーザに与えることのできる空中映像の立
体感を高めることができる。
前方としては、例えば、映像表示部で表示させた空中映像が、ユーザの視点の範囲とし
て予め設定された範囲内の位置に至るまでの、空中映像を構成する光の通る範囲内とする
とよく、例えば、ユーザがユーザの視点から下方に配置された映像表示部を覗き込むよう
な場合において、ユーザの視点の下側も含むようにするとよい。
空中映像としては、例えばあたかも空中にあるかのように見える映像とするとよい。空
中映像としては、例えば、半透過型ディスプレイの映像そのもののように、実像としてパ
ネル上に視認されるものを用いてもよいが、特に表示画面の映像の前に光学部材を備える
構成とするとよい。光学部材としては、ミラー、レンズ、プリズム、光学フィルム等およ
びこららのうち少なくともいずれか2つの組み合わせとするとよい。
空中映像としては、例えば、ミラーによる反射像、裸眼立体視が可能な映像とするとよ
い。
空中映像としては、例えば、実像としてもよいが、虚像とするとよい。空中映像として
は、平面映像としてもよいが、特に立体映像とするとよい。立体映像としては左右の目に
異なる映像が視認される構成とするとよい。
前方とは、例えば、映像表示部の下前方とするとよい。
このようにすれば、表示された像が映像表示部の下端の形状によって切れたように見え
ることを抑制できる。例えば、映像表示部が一般的な矩形であり、映像表示部の一辺が下
端となるように構成し、例えば下端の辺よりも上の領域から下端の辺に向けて映像表示部
に像を表示すると、その像は映像表示部の下端でスパッと直線上に切れたように視認され
てしまうが、こうした問題を抑制できる。例えばキャラクターを、例えば下端の辺よりも
上の領域から下端の辺に向けて映像表示部に表示したとき、下端の辺でキャラクターが切
られたような表示となってしまうことを抑制できる。
或いは、前方とは、例えば、映像表示部の右前方および左前方とするとよい。
このようにすれば、例えば、映像表示部にキャラクターを表示させた場合に、映像表示
部に表示されるキャラクターが遮蔽部によって両側から挟まれ、ユーザに画像の立体感を
与えることができ、映像表示部の有する視覚的な効果を高めることができる。
表示装置としては、例えば、映像表示部が、画像光を発する表示部と、前記画像光に基
づいて前記空中映像を結像させる光学部材とを含む構成とすると良い。
【0010】
(2)前記遮蔽部は前記映像表示部を収納し前面側に開口部が形成された筐体を備える
構成とするとよい。
(【0011】以降は省略されています)
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