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公開番号2025131935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2025111188,2024151250
出願日2025-07-01,2019-03-25
発明の名称録画装置及び車両情報処理装置等
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類G07C 5/00 20060101AFI20250902BHJP(チェック装置)
要約【課題】車両の電気系統への電力供給の開始停止を頻繁に繰り返しても、録画されない累積時間の長大化を抑制することができる録画装置等を提供する。
【解決手段】録画装置が車両に搭載されて使用される。録画装置は、車両の電気系統に電力が供給されていない状態または車両が動作を停止している状態である第1状態になったことを検出し、第1状態になったことを検出した後も電源が投入された状態を継続する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
車両が稼働する作業場で取得した情報に基づいて、前記作業場のマップを作成する機能と、
前記作業場で稼働する車両に関してヒヤリハット事例に相当する状況が発生したことを検知する機能と、
前記マップと、前記ヒヤリハット事例が発生した場所とを関連付けたヒヤリハットマップを作成する機能と
を備えた車両情報処理装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記ヒヤリハット事例に相当する状況の発生は、前記車両に搭載した加速度センサ、ジャイロセンサ等の測定結果により検出する機能を備えた請求項1に記載の車両情報処理装置。
【請求項3】
前記ヒヤリハット事例に相当する状況の発生は、車両に搭載されたカメラで取得された動画情報を画像解析することにより検出する機能を備えた請求項1または2に記載の車両情報処理装置。
【請求項4】
前記車両に搭載されたカメラで取得された動画情報として、車両がオフにされた後に記録をした動画情報を備えた請求項3に記載の車両情報処理装置。
【請求項5】
前記車両に搭載されたカメラで取得された動画情報として、マーカ用カメラの動画情報を備えた請求項3または4に記載の車両情報処理装置。
【請求項6】
前記車両として複数種類の車両から情報を取得する機能と、
取得した車両の種類に応じて、表示する情報を異ならせて表示装置に表示させる機能と
を備えた請求項1に記載の車両情報処理装置。
【請求項7】
請求項1乃至6に記載の車両情報処理装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、録画装置及び車両情報処理装置等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載されて走行中の車両の周囲を録画するドラーブレコーダ等の録画装置が知られている。この録画装置は、一般的に、車両の電気系統への電力供給を開始停止するためのスイッチ(以下、メインスイッチという。)がオンになっている期間に車両から電源の供給を受け、録画を行う。メインスイッチがオフにされると、車両から録画装置への電源の供給が停止され、録画も停止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-132298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フォークリフト等の作業車両においては、運転者の乗り降りに応じてメインスイッチのオンオフが頻繁に切り替えられる場合がある。一般の録画装置では、車両のメインスイッチがオンにされて電源供給が開始されたのち、実際に録画が開始されるまでに遅延時間が生じる。このため、メインスイッチがオンにされた後、この遅延時間が経過するまでの期間は、録画が行われない。メインスイッチのオンオフを頻繁に切り替えられると、録画されない期間の累積時間が長くなってしまう。
【0005】
例えば、フォークリフトで荷役作業を行っているとき、荷物を積載場所に積載した後、荷物が積載場所に正常に積載されていることを確認するために、運転者は運転席から降りる必要がある。運転席から降りるときは、安全確保のためにフォークリフトのメインスイッチをオフにすることが推奨されている。従来の録画装置では、フォークリフトのメインスイッチがオフにされて録画装置への電力供給が停止されると、録画も停止する。例えば、電源供給が開始されてから録画が開始されるまでの遅延時間が10秒程度である場合、30秒間程度メインスイッチをオンにした状態を、メインスイッチをオフにした状態を挟んで繰り返すような作業を行うと、メインスイッチをオンにしている約30秒間のうち約20秒間しか録画されないことになる。
【0006】
1台の車両に複数台のカメラが搭載されて、複数台のカメラによって複数の動画データが記録される場合がある。複数の動画データを、再生装置で時間的に同期させて再生することが可能であるが、複数のカメラで取得された動画データがそれぞれ格納された複数の動画ファイルを関連付けて取り扱うことは煩雑である。
【0007】
本発明の目的は、車両の電気系統への電力供給の開始停止を頻繁に繰り返しても、録画されない累積時間の長大化を抑制することができる録画装置等を提供することである。本発明の他の目的は、複数台のカメラで取得された動画データが格納された動画ファイルの取り扱いを容易にすることが可能な車両情報処理装置等を提供することである。
【0008】
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書および図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、この課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙字的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題も開示されている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)車両に搭載されて使用され、前記車両の電気系統に電力が供給されていない状態または前記車両が動作を停止している状態である第1状態になったことを検出し、前記第1状態になったことを検出した後も電源が投入された状態を継続する録画装置とするとよい。
【0010】
車両の電気系統への電力供給が開始された時点または車両が動作を開始した時点に、録画装置の電源が投入されると、録画開始までに種々の事前準備処理、例えばキャパシタの充電、データの初期化処理等を行うために、録画開始までの経過時間が長くなる。これに対し本録画装置では、車両が第1状態になった後も電源が投入された状態が継続されるため、電源が投入された状態が維持されている期間に録画要求があると、短い経過時間で録画を開始することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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