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公開番号2025118890
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2025082010,2024500374
出願日2025-05-15,2022-07-08
発明の名称イヤチップ並びに関連するデバイス及び方法
出願人ボーズ・コーポレーション,BOSE CORPORATION
代理人個人,個人
主分類H04R 1/10 20060101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約【課題】イヤチップ並びに関連するデバイス及び方法を提供する。
【解決手段】イヤチップ104は、イヤバッドに取り付けられるように構成された本体120を含む。本体120は、第1の端部122と、第1の端部122の反対側の第2の端部124と、第1の端部122と第2の端部124との間に延在する内壁126とを含む。内壁126は、音波を伝導するように構成された中空通路128を画定し、取り囲む。本体120はまた、第1の端部122で内壁126に接続され、内壁126から第2の端部124に向かって離れて延在する外壁130を含む。内壁126は、イヤバッド上の対応するノズルを収容する細長い断面形状を有し、剛性材料から形成され、ノズルの細長い形状に係合し適合するリング132を含み、これは、ノズルに対するイヤチップ104の不適切な取り付け及び回転を阻止する。
【選択図】図3C
特許請求の範囲【請求項1】
イヤチップであって、
イヤバッドに取り付けされるように構成された本体であって、前記本体は、
第1の端部と、
前記第1の端部の反対側の第2の端部と、
前記第1の端部と前記第2の端部との間に延在する内壁であって、前記内壁は、音波を伝導するように構成された中空通路を画定して取り囲む、内壁と、
前記第1の端部で前記内壁に接続され、前記内壁から前記第2の端部に向かって離れて延在する外壁と、を含む、本体を備え、
前記内壁は、前記イヤバッド上の対応するノズルを収容するように構成された細長い断面形状を有し、
前記内壁は、剛性材料で形成されたリングを含み、前記リングは、前記ノズルの前記細長い形状に係合して適合し、前記ノズルへの前記イヤチップの不適切な取り付けを阻止し、前記イヤチップが前記ノズルに取り付けされると、前記ノズルに対する前記イヤチップの回転を阻止する、イヤチップ。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記内壁は、
前記ノズルと前記イヤチップの前記第1の端部との間に延在する延長部の少なくとも一部を画定する高デュロメータコンプライアント材料を更に含む、請求項1に記載のイヤチップ。
【請求項3】
前記外壁は、前記高デュロメータコンプライアント材料の周りに成形され、前記外壁は、より低いデュロメータコンプライアント材料から形成される、請求項2に記載のイヤチップ。
【請求項4】
前記リングは、少なくとも1つの間隙を有する少なくとも1つのC字形部材を含み、前記高デュロメータコンプライアント材料は、前記リングの周りに成形され、前記間隙を充填する、請求項2に記載のイヤチップ。
【請求項5】
前記リングは、前記部材間に一対の間隙を有して配置された一対のC字形部材を含み、前記高デュロメータコンプライアント材料は両方の間隙を充填する、請求項4に記載のイヤチップ。
【請求項6】
前記高デュロメータコンプライアント材料は、前記ノズル上の嵌合保持部材に係合するように構成された保持部材を画定する、請求項2に記載のイヤチップ。
【請求項7】
前記リングは、前記内壁の内面の周りに延在する凹部を画定し、前記ノズルの外面に形成されてその周りに延在する対応する凹部内に着座されるOリングを受容するように構成される、請求項1に記載のイヤチップ。
【請求項8】
前記内壁は、前記ノズルと前記イヤチップの前記第1の端部との間に延在する延長部を更に含み、前記外壁及び前記延長部は、周波数補強挙動を有する粘弾性材料から少なくとも部分的に形成される、請求項1に記載のイヤチップ。
【請求項9】
前記延長部及び前記外壁は、粘弾性特性を有するスチレン系TPEから形成される、請求項8に記載のイヤチップ。
【請求項10】
前記外壁の外面は、耐皮脂性を向上させるために、電子ビーム処理及び光イオン化から選択される表面処理で処理される、請求項8に記載のイヤチップ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【背景技術】
【0001】
本開示は、イヤチップ並びに関連するデバイス及び方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【0002】
現代のインイヤヘッドホンは、ユーザの外耳道における周囲ノイズを低減するのに役立つ能動ノイズ低減を提供する。能動ノイズ低減は、一般に、アナログ回路又はデジタル信号処理の使用を通じて達成される。適応アルゴリズムは、周囲ノイズの波形を分析し、次いで、特定のアルゴリズムに基づいて、元の信号の極性を位相シフト又は反転させる信号を生成するように設計される。次に、この反転信号(逆位相)が増幅され、トランスデューサ(スピーカ)が、元の波形の振幅に正比例する音波を生成し、弱め合う干渉を生成する。これは、知覚可能なノイズの音量を効果的に低減する。
【0003】
この能動ノイズ低減に対する重要な補足は、ユーザの外耳道を密閉する材料によって提供されるノイズの受動注意である。その点に関して、多くの現代のインイヤヘッドホンは、典型的には低デュロメータシリコーンから作製されるコンプライアントイヤチップを含む。これらのイヤチップは、ユーザの外耳道との音響シールを形成し、周囲ノイズの伝達に対する物理的障壁として作用する。低デュロメータシリコーンは、ユーザの外耳道との良好な音響シールを確実にするのに役立つ柔軟かつコンプライアンスであるため、快適さを提供する。
【0004】
能動ノイズ低減は、より低い周波数(例えば、20Hz~1kHz)において非常に効果的であるが、ヘッドホンは、より高い周波数ノイズ(例えば、1kHz以上)を減衰(低減)させるために受動注意に大きく依存する。残念ながら、イヤチップに一般的に使用される低デュロメータシリコーンは、1kHz~1.5kHzの範囲の高周波数を減衰させるのに特に優れているわけではない。これにより、望ましくないノイズがイヤチップ材料を通過してユーザの外耳道に入る可能性がある。
【0005】
本開示は、改善された受動減衰を有するヘッドホン用イヤチップに関する。本開示は更に、楕円形ノズルと嵌合するように設計され、ノズルに嵌合されるとノズルの周りの回転に抵抗するように構成されたイヤチップに関する。
【発明の概要】
【0006】
下記で言及される全ての実施例及び特徴は、任意の技術的に可能な方式で組み合わせることができる。
【0007】
一態様において、イヤチップは、イヤバッドに取り付けられるように構成された本体を含む。本体は、第1の端部と、第1の端部の反対側の第2の端部と、第1の端部と第2の端部との間に延在する内壁とを含む。内壁は、音波を伝導するように構成された中空通路を画定し、取り囲む。本体はまた、第1の端部で内壁に接続され、内壁から第2の端部に向かって離れて延在する外壁を含む。内壁は、イヤバッド上の対応するノズルを収容するように構成された細長い断面形状を有する。内壁は、剛性材料で形成され、ノズルの細長い形状に係合して適合し、ノズルへのイヤチップの不適切な取り付けを阻止し、イヤチップがノズルに取り付けされると、ノズルに対するイヤチップの回転を阻止するリングを含む。
【0008】
実装形態は、以下の特徴のうちの1つ、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。
【0009】
いくつかの実装形態において、内壁は、ノズルとイヤチップの第1の端部との間に延在する延長部の少なくとも一部を画定する高デュロメータコンプライアント材料を更に含む。
【0010】
いくつかの実装形態において、外壁は、高デュロメータコンプライアント材料の周りに成形され、外壁は、より低いデュロメータコンプライアント材料から形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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