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公開番号2025119264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014053
出願日2024-02-01
発明の名称蓄電装置および車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/289 20210101AFI20250806BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】上下方向に配置された複数の蓄電モジュールを収容する収容ケースの剛性を高めることが可能な蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置10は、第1蓄電モジュール14と、第1蓄電モジュール14の上方に配置された第2蓄電モジュール15と、第1蓄電モジュール14および第2蓄電モジュール15を収容する収容ケース20と、上下方向において第1蓄電モジュール14と第2蓄電モジュール15との間に配置された支持部材30と、を備え、第2蓄電モジュール15の下部側は支持部材30の上面側に固定されており、第1蓄電モジュール14の上部側は支持部材30の下面側に固定されており、支持部材30は、収容ケース20に固定されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1蓄電モジュールと、
前記第1蓄電モジュールの上方に配置された第2蓄電モジュールと、
前記第1蓄電モジュールおよび前記第2蓄電モジュールを収容する収容ケースと、
上下方向において前記第1蓄電モジュールと前記第2蓄電モジュールとの間に配置された支持部材と、
を備え、
前記第2蓄電モジュールの下部側は前記支持部材の上面側に固定されており、
前記第1蓄電モジュールの上部側は前記支持部材の下面側に固定されており、
前記支持部材は、前記収容ケースに固定されている、蓄電装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記支持部材には、前記収容ケースに固定される被固定部が設けられており、
前記収容ケースは、アッパーケースを含み、
前記被固定部は、前記アッパーケースに固定されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記アッパーケースは、前記上下方向に直交する前後方向において、前方側から前記第2蓄電モジュールに対向する第1壁部と、後方側から前記第2蓄電モジュールに対向する第2壁部とを含み、
前記支持部材は、前記第1壁部と前記第2壁部の各々に固定されている、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第1蓄電モジュールおよび前記第2蓄電モジュールの各々は、前記上下方向に直交する前後方向において、前端部と後端部とを含み、
前記第2蓄電モジュールの前記後端部は、前記第1蓄電モジュールの前記後端部よりも前方側に位置している、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の蓄電装置と、
車両骨格部材と、
前記収容ケースと前記車両骨格部材とを連結するための連結部材と、を備え、
前記支持部材が前記収容ケースに固定された部分に前記連結部材が固定されている、車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置および車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の蓄電装置として、特開2020-061380号公報(特許文献1)には、上側ケース、中間ケース、下側ケースの各々にバッテリモジュール(蓄電モジュール)を配置して、これら各種ケースを上下方向に多段積みする構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-061380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の構成では、複数のケースを製造し、各ケース内に蓄電モジュールを設置して、ケース同士を締結するため、製造の手間とコストがかかる。このような煩雑さを解消するために、複数の蓄電モジュールを上下方向に多段積みし、1つの収容ケースに複数の蓄電モジュールを収容することが考えられるが、収容ケースが大きくなってしまう。このため、何ら手立てがない場合には、収容ケースが変形しやすくなることが懸念される。
【0005】
本開示は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、上下方向に配置された複数の蓄電モジュールを収容する収容ケースの剛性を高めることが可能な蓄電装置および当該蓄電装置を備えた車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく蓄電装置は、第1蓄電モジュールと、上記第1蓄電モジュールの上方に配置された第2蓄電モジュールと、上記第1蓄電モジュールおよび上記第2蓄電モジュールを収容する収容ケースと、上下方向において上記第1蓄電モジュールと上記第2蓄電モジュールとの間に配置された支持部材と、を備える。上記第2蓄電モジュールの下部側は上記支持部材の上面側に固定されている。上記第1蓄電モジュールの上部側は上記支持部材の下面側に固定されている。上記支持部材は、上記収容ケースに固定されている。
【0007】
上記構成によれば、上下方向に配置された第1蓄電モジュールと第2蓄電モジュールとが固定された支持部材が収容ケースに固定されることにより、収容ケースの剛性を高めることができる。
【0008】
上記本開示に基づく蓄電装置にあっては、上記支持部材には、上記収容ケースに固定される被固定部が設けられていてもよい。上記収容ケースは、アッパーケースを含んでいてもよい。この場合には、上記被固定部は、上記アッパーケースに固定されていてもよい。
【0009】
上記構成によれば、被固定部がアッパーケースに固定されることより、アッパーケースの剛性を高めることができる。
【0010】
上記本開示に基づく蓄電装置にあっては、上記アッパーケースは、上記上下方向に直交する前後方向において、前方側から上記第2蓄電モジュールに対向する第1壁部と、後方側から上記第2蓄電モジュールに対向する第2壁部とを含んでいてもよい。上記支持部材は、上記第1壁部と上記第2壁部の各々に固定されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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