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公開番号2025119480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014387
出願日2024-02-01
発明の名称レース開始判定装置及びレース開始準備判定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類G08G 1/01 20060101AFI20250806BHJP(信号)
要約【課題】サーキットに設けられたシステムを用いることなく、レース開始を判定可能とすることにある。あるいは、レースの開始前において、レース車両がレース開始の準備ができたことを容易に判定可能とすることにある。
【解決手段】レース開始準備判定部44は、コース情報22に含まれる、レース開始位置を示すレース開始位置情報、車両位置取得部32が取得したレース車両RCの車両位置情報、及び、走行データ取得部34が取得した車速情報に基づいて、レース車両RCがレース開始位置から所定範囲内にあると判定し、且つ、レース車両RCが停車していると判定した場合に、レース車両RCがレース開始位置に停車した、と判定する。レース開始判定部46は、レース車両RCがレース開始位置に停車したとレース開始準備判定部44が判定した後における、レース車両RCが発車した発車時点を当該レース車両RCが参加するレースの開始時点として特定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
レースに参加するレース車両の位置を示す車両位置情報を取得する車両位置取得部と、
前記レース車両の車速を示す車速情報を取得する車速取得部と、
前記レース車両が前記レースを開始すべき位置であるレース開始位置を示すレース開始位置情報、前記車両位置情報、及び、前記車速情報に基づいて、前記レース車両が前記レース開始位置近傍から発車したことを検知した場合に、前記レースが開始したと判定するレース開始判定部と、
を備えることを特徴とするレース開始判定装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記レース開始位置情報、及び、前記車両位置情報に基づいて、前記レース車両が前記レース開始位置から所定範囲内にあることを検知し、且つ、前記車速情報に基づいて前記レース車両が停車していることを検知した場合に、前記レース車両がレース開始の準備ができたと判定するレース開始準備判定部と、
をさらに備え、
前記レース開始判定部は、前記レース車両が前記レース開始の準備ができたと前記レース開始準備判定部が判定した後に、前記車速情報に基づいて前記レース車両が発車したことを検知した場合に、前記レースが開始したと判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のレース開始判定装置。
【請求項3】
レースに参加するレース車両の位置を示す車両位置情報を取得する車両位置取得部と、
前記レース車両の車速を示す車速情報を取得する車速取得部と、
前記レース車両が前記レースを開始すべき位置であるレース開始位置を示すレース開始位置情報、及び、前記車両位置情報に基づいて、前記レース車両が前記レース開始位置から所定範囲内にあることを検知し、且つ、前記車速情報に基づいて前記レース車両が停車していることを検知した場合に、前記レース車両がレース開始の準備ができたと判定するレース開始準備判定部と、
を備えることを特徴とするレース開始準備判定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、レース開始判定装置及びレース開始準備判定装置を開示する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、モータースポーツ競技のレース中において、レースに参加している車両であるレース車両の走行に関する情報を取得するシステムが提供されている。例えば、特許文献1には、レース車両のラップタイムと所定の基準ラップタイムとのずれを表すオフセットを求め、当該レース車両がコース上の基準地点を通過してからの経過時間と、求めたオフセットとに基づいて、当該レース車両のコース上の位置を計算する走行車両位置情報提供システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-233462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、モータースポーツ競技において、レース開始(詳しくは、レースの開始時点)を判定することを考える。レース開始を判定することで、例えば、レースの開始時点から、レースにおけるレース車両の走行に関する種々の走行データ(タイムや最高速度など)の記録を開始することができる。通常、レースを行うサーキットには、レースの開始時点をドライバに通知するスタート信号と連動したシステムを有しており、当該システムによってレース開始が判定されている。
【0005】
しかしながら、このようなシステムは、サーキットの管理者が所有するものである。したがって、当該サーキットを利用してレースを行うレース運営者が当該システムを利用する場合は、サーキットの管理者に許諾を得たり、サーキットの管理者にシステムの使用料を支払ったりするなどの手続きが必要となる。
【0006】
そこで、サーキットに設けられたシステムを用いることなく、レース開始を判定できるとよい。
【0007】
また、一般的には、レースの開始直前において、レースに参加するレース車両は、予め定められたレース開始位置に停車する。レース車両は、レース開始位置に停車した後、スタート信号に従って発車する。
【0008】
この場合、レースの開始前において、レース車両がレース開始位置に停車し、当該レース車両がレース開始の準備ができたことを容易に判定できるとよい。
【0009】
本明細書で開示されるレース開始判定装置の目的は、サーキットに設けられたシステムを用いることなく、レース開始を判定可能とすることにある。あるいは、本明細書で開示されるレース開始準備判定装置の目的は、レースの開始前において、レース車両がレース開始の準備ができたことを容易に判定可能とすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本明細書で開示されるレース開始判定装置は、レースに参加するレース車両の位置を示す車両位置情報を取得する車両位置取得部と、前記レース車両の車速を示す車速情報を取得する車速取得部と、前記レース車両が前記レースを開始すべき位置であるレース開始位置を示すレース開始位置情報、前記車両位置情報、及び、前記車速情報に基づいて、前記レース車両が前記レース開始位置近傍から発車したことを検知した場合に、前記レースが開始したと判定するレース開始判定部と、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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