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公開番号
2025119884
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014979
出願日
2024-02-02
発明の名称
小型電動車両の制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人東京国際特許事務所
主分類
B62K
5/007 20130101AFI20250807BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】より利便性が高くかつ安全性の向上に資する小型電動車両の制御装置を提供する。
【解決手段】シート41と、車体内に形成された格納部215に格納するとともに、格納部215から車体外に展開可能に構成されたジョイスティック操作部61と、を備える。ジョイスティック操作部61は、車体外に展開した状態で、使用者により操作されて、電動車両Vの走行状態に関する使用者の要求を受け付ける。コントローラ101は、自動運転モードによる走行中、ジョイスティック操作部61が車体外に展開した場合に、ジョイスティック操作部61を介して受け付ける使用者の要求を、走行状態の制御に反映させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
予め設定された経路に沿って自動的に走行する自動運転モードにより走行可能に構成された小型電動車両の制御装置であって、
使用者が着座するシートと、
車体内に形成された格納部に格納するとともに、前記格納部から前記車体外に展開可能に構成され、前記車体外に展開した状態で、前記使用者により操作されて、前記車両の走行状態に関する前記使用者の要求を受け付ける手動操作部と、
前記車両の走行状態を制御するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、前記自動運転モードによる走行中、前記手動操作部が前記車体外に展開した場合に、前記手動操作部を介して受け付ける前記使用者の要求を、前記走行状態の制御に反映させる、小型電動車両の制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、前記自動運転モードによる走行中、前記手動操作部が前記車体外に展開した場合に、前記手動操作部が展開している間、前記自動運転モードの設定を一時的に解除し、前記手動操作部を介して受け付ける前記使用者の要求をもとに、前記車両の走行状態を制御する、請求項1に記載の小型電動車両の制御装置。
【請求項3】
前記コントローラは、前記自動運転モードによる走行中、前記手動操作部が前記車体外に展開した場合に、前記自動運転モードの設定を維持しながら、前記手動操作部を介して受け付ける前記使用者の要求を反映させて、前記車両の走行状態を制御する、請求項1に記載の小型電動車両の制御装置。
【請求項4】
前記コントローラは、前記自動運転モードによる走行中、前記手動操作部が前記車体外に展開した場合に、前記自動運転モードの設定を解除して、前記使用者による前記手動操作部の操作により走行する第1介入操作モードと、前記手動操作部の展開後も引き続き前記自動運転モードの設定を維持して、前記手動操作部を介して受け付ける前記使用者の要求を、前記走行状態の制御に反映させて走行する第2介入操作モードと、を切替可能に構成された、請求項1に記載の小型電動車両の制御装置。
【請求項5】
前記使用者により操作可能に構成され、前記第1介入操作モードと前記第2介入操作モードとを切り替える前記運転者の操作を受け付ける切替操作部をさらに備える、請求項4に記載の小型電動車両の制御装置。
【請求項6】
前記コントローラは、前記第1介入操作モードによる走行時と前記第2介入操作モードによる走行時とで、前記手動操作部の操作の前記走行状態に対する反映度合いを異ならせる、請求項4に記載の小型電動車両の制御装置。
【請求項7】
前記手動操作部は、前記車体外への展開後、前記格納部から取外可能に構成されている、請求項1に記載の小型電動車両の制御装置。
【請求項8】
前記使用者の手動操作により走行する手動運転モードと、前記自動運転モードと、を切り替えて走行可能であるとともに、
前記使用者により操作可能な操作部として、第1操作部と、前記手動操作部である第2操作部と、を備え、
前記第1操作部は、前記シートの前方に設けられ、前記シートに着座した前記使用者により把持可能に構成された把持部を有し、
前記手動運転モードによる走行時に、前記第1操作部を介して前記車両の舵角を変更可能に構成されている、請求項1に記載の小型電動車両の制御装置。
【請求項9】
走行時の移動速度が歩道を走行可能な上限速度以下に設定されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の小型電動車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型電動車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
予め設定された経路に沿って自動的に走行可能な小型電動車両が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-131438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動運転による走行に使用者が不安を感じた場合に、使用者は、自身が行う操作を通じて走行状態を変更し、その不安の解消を図ろうとする。
【0005】
例えば、車両の位置または進路が道路の端に寄り過ぎていることにより不安を感じた場合に、使用者は、車両の進路を道路の端から離すように、車両の操舵を実施する。この場合の制御として、シートの前方に設けられたハンドル操作部による操作を、オーバーライドにより自動運転に優先させることが考えられる。
【0006】
しかし、オーバーライドにはその起動判定用の閾値を超えるだけの力による操作が必要となり、通常時よりも大きな操作力が求められることから、使用者によっては操作に煩わしさを感じたり、そのような操作自体が困難であったりすることが懸念される。さらに、進路の変更が微調整に止まる場合は、オーバーライドによっては適切な操作が困難であることもあり得る。
【0007】
高齢者をはじめとする多様な使用者による利用を背景に、小型電動車両の利便性および安全性の更なる向上が求められている。
【0008】
このような実情に鑑み、本発明は、より利便性が高くかつ安全性の向上に資する小型電動車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る小型電動車両の制御装置は、予め設定された経路に沿って自動的に走行する自動運転モードにより走行可能に構成された小型電動車両の制御装置であって、使用者が着座するシートと、車体内に形成された格納部に格納するとともに、前記格納部から前記車体外に展開可能に構成され、前記車体外に展開した状態で、前記使用者により操作されて、前記車両の走行状態に関する前記使用者の要求を受け付ける手動操作部と、前記車両の走行状態を制御するコントローラと、を備える。前記コントローラは、前記自動運転モードによる走行中、前記手動操作部が前記車体外に展開した場合に、前記手動操作部を介して受け付ける前記使用者の要求を、前記走行状態の制御に反映させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、自動運転モードによる走行中、手動操作部が車体外に展開した場合に、手動操作部を介して受け付ける使用者の要求を、車両の走行状態の制御に反映させる。これにより、使用者は、展開後の手動操作部の操作により走行状態の制御に一時的に介入することが可能となり、自動運転による走行に不安を感じた場合に、手動操作部を用いた介入操作によりそのような不安の軽減ないし解消を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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