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公開番号2025120421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2025098427,2023570708
出願日2025-06-12,2022-11-07
発明の名称電池シール材用シリコーンゴム組成物および電池シール材
出願人内山工業株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類C08L 83/04 20060101AFI20250807BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】従来よりも難燃性を向上させた電池シール材用シリコーンゴム組成物を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る電池シリコーンゴム組成物は、難燃性シリコーンゴムコンパウンドと、繊維系難燃剤と、を含んでおり;難燃性シリコーンゴムコンパウンドの含有量を100重量部とすると、繊維系難燃剤の含有量は5~60重量部であり;難燃性シリコーンゴムコンパウンドは、UL94規格においてV-0以上である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
難燃性シリコーンゴムコンパウンドと、繊維系難燃剤と、を含んでおり、
上記難燃性シリコーンゴムコンパウンドの含有量を100重量部とすると、上記繊維系難燃剤の含有量は5~60重量部であり、
上記難燃性シリコーンゴムコンパウンドは、UL94規格においてV-0以上である、電池シール材用シリコーンゴム組成物。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
上記繊維系難燃剤は、人造鉱物繊維、天然鉱物繊維および合成有機繊維からなる群より選択される1つ以上を含むことを特徴とする請求項1に記載の電池シール材用シリコーンゴム組成物。
【請求項3】
上記繊維系難燃剤は、上記人造鉱物繊維を含んでおり、
上記人造鉱物繊維は、ロックウールを含んでいる、
請求項2に記載の電池シール材用シリコーンゴム組成物。
【請求項4】
上記繊維系難燃剤は、繊維長が50~500μmであり、かつ、ショット含有量が5重量%以下である、請求項1に記載の電池シール材用シリコーンゴム組成物。
【請求項5】
上記電池シール材用シリコーンゴム組成物における上記難燃性シリコーンゴムコンパウンドの含有率は、50重量%以上である、請求項1に記載の電池シール材用シリコーンゴム組成物。
【請求項6】
ショアA硬さが85以下である、請求項1に記載の電池シール材用シリコーンゴム組成物。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の電池シール材用シリコーンゴム組成物を含んでいる、電池シール材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池シール材用シリコーンゴム組成物および電池シール材に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、工業的に望ましい物性を付与するために、シリコーンゴムに様々な添加物を添加した組成物が提案されている(例えば、特許文献1~3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
日本国特許出願公開「特開昭48-080656号」
日本国特許出願公開「特開昭57-209980号」
日本国特許出願公開「特開昭60-182199号」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、電池に用いられるシール材にシリコーンゴムを採用する際には、シリコーンゴムに難燃性を持たせることが好ましい。本発明者らが検討したところ、既存の難燃性シリコーンゴムコンパウンドには、難燃性を向上させる余地が依然として残されていることが判明した。
【0005】
本発明の一態様は、従来よりも難燃性を向上させたシール材用シリコーンゴム組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るシリコーンゴム組成物は、
難燃性シリコーンゴムコンパウンドと、繊維系難燃剤と、を含んでおり、
上記難燃性シリコーンゴムコンパウンドの含有量を100重量部とすると、上記繊維系難燃剤の含有量は5~60重量部であり、
上記難燃性シリコーンゴムコンパウンドは、UL94規格においてV-0以上である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、従来よりも難燃性を向上させたシール材用シリコーンゴム組成物が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一態様に係るシール材を用いた電池の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく、記述した範囲内で種々の変更が可能である。異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組合せた実施形態も、本発明の技術的範囲に含まれる。
【0010】
本明細書において、数値範囲を表す「A~B」は、「A以上、B以下」を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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