TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025120465
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2025100213,2022023276
出願日
2025-06-16,2022-02-17
発明の名称
植物の肥料成分吸収促進剤およびそれを含む植物用肥料
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
A01N
37/42 20060101AFI20250807BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】施用された植物体において肥料成分(カリウム、リン、窒素)の吸収効率を改善させる植物の肥料成分吸収促進剤を提供することを目的とする。
【解決手段】不飽和オキソ脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩を含む植物の肥料成分吸収促進剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
不飽和オキソ脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩を含む植物の肥料成分吸収促進剤。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記植物の肥料成分吸収促進剤は、さらに水酸化脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩を含む請求項1に記載の植物の肥料成分吸収促進剤。
【請求項3】
前記植物の肥料成分吸収促進剤は、さらに不飽和脂肪酸(ただし、不飽和オキソ脂肪酸および不飽和水酸化脂肪酸を除く)を含む請求項1または2に記載の植物の肥料成分吸収促進剤。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の植物の肥料成分吸収促進剤であって、前記不飽和オキソ脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩が以下の式(I):
HOOC-(R
1
)-CH=CH-C(=O)-R
2
(I)
(式中、
R
1
:6個~12個の炭素原子を含む、直鎖または分岐の、飽和または不飽和の炭化水素基であり、
R
2
:炭素数2~8のアルキル基であって、1つまたはそれ以上の分岐および/または二重結合を含んでいてもよい)
の構造式を有する不飽和オキソ脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩である。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の植物の肥料成分吸収促進剤であって、前記不飽和オキソ脂肪酸が、前記不飽和オキソ脂肪酸のR
1
の炭化水素基の炭素数が8~10であり、R
2
のアルキル基の炭素数が4~6である不飽和オキソ脂肪酸である。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の植物の肥料成分吸収促進剤であって、前記不飽和オキソ脂肪酸が、前記不飽和オキソ脂肪酸のR
1
が式(I)におけるカルボニル基のαおよびβ炭素の間の二重結合と共役二重結合を形成する二重結合を含む不飽和オキソ脂肪酸である。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の植物の肥料成分吸収促進剤であって、前記不飽和オキソ脂肪酸が、前記不飽和オキソ脂肪酸のR
1
が、炭素数9の直鎖または分岐の炭化水素基であり、R
2
が、炭素数5のアルキル基である不飽和オキソ脂肪酸である。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の植物の肥料成分吸収促進剤であって、前記不飽和オキソ脂肪酸が、ケトオクタデカジエン酸である。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の植物の肥料成分吸収促進剤であって、前記不飽和オキソ脂肪酸が、13-オキソ-9,11-オクタデカジエン酸である。
【請求項10】
請求項2~9のいずれか1項に記載の植物の肥料成分吸収促進剤であって、前記水酸化脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩が、以下の式(II)および/または(III):
HOOC-(R
3
)-CH(OH)-CH(OH)-CH=CH-CH(OH)-R
4
(II)
HOOC-(R
3
)-CH(OH)-CH=CH-CH(OH)-CH(OH)-R
4
(III)
(式中、
R
3
は、4個~12個の炭素原子を有する直鎖または分岐の炭化水素基であって、1つまたはそれ以上の二重結合および/またはOH基を含んでいてもよく、二重結合を含んでいる場合、二重結合の位置は限定されない、
R
4
は、2個~8個の炭素原子を有する直鎖または分岐の炭化水素基であって、1つまたはそれ以上の二重結合および/またはOH基を含んでいてもよく、二重結合を含んでいる場合、二重結合の位置は限定されない)
の構造式を有する水酸化脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩である。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物の肥料成分吸収促進剤およびそれを含む植物用肥料に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
穀物植物や園芸植物の供給効率を向上させること等を目的として、植物の生長を調整する技術が開発されてきた。温度条件や日照条件の最適化や施肥などの対策に加え、施肥された肥料成分の吸収効率を改善する方法が報告されている。
【0003】
特許文献1には、脂肪酸又はその誘導体等を用いて、植物用肥料の主成分である硝酸イオン、リン酸イオン及びカリウムイオンの各吸収向上度の少なくとも1つを10%以上に改善する植物活力剤が開示されている。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の植物活力剤は、なお肥料成分の吸収効率を十分に改善できるものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-288011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、施用された植物体において肥料成分(カリウム、リン、窒素)の吸収効率を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、不飽和オキソ脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩を含む植物の肥料成分吸収促進剤に関する。
【0008】
前記植物の肥料成分吸収促進剤は、さらに水酸化脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩を含むことが好ましい。
【0009】
前記植物の肥料成分吸収促進剤は、さらに不飽和脂肪酸(ただし、不飽和オキソ脂肪酸および不飽和水酸化脂肪酸を除く)を含むことが好ましい。
【0010】
前記植物の肥料成分吸収促進剤であって、前記不飽和オキソ脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩が以下の式(I):
HOOC-(R
1
)-CH=CH-C(=O)-R
2
(I)
(式中、
R
1
:6個~12個の炭素原子を含む、直鎖または分岐の、飽和または不飽和の炭化水素基であり、
R
2
:炭素数2~8のアルキル基であって、1つまたはそれ以上の分岐および/または二重結合を含んでいてもよい)
の構造式を有する不飽和オキソ脂肪酸またはその誘導体もしくはその塩である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
イビデン株式会社
配線基板
5日前
イビデン株式会社
プリント配線板
20日前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
イビデン株式会社
電子部品搭載用基板
2か月前
イビデン株式会社
配線基板の製造方法
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板の製造方法
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板の製造方法
1か月前
イビデン株式会社
配線基板及びその製造方法
24日前
イビデン株式会社
配線基板及びその製造方法
10日前
イビデン株式会社
部品内蔵配線基板の製造方法
2日前
イビデン株式会社
高純度炭化ケイ素粉末の製造方法
1か月前
イビデン株式会社
配線基板及び配線基板の製造方法
1か月前
イビデン株式会社
レーザ加工装置およびレーザ加工方法
2か月前
イビデン株式会社
配線基板用の無人搬送車および無人搬送方法
17日前
イビデン株式会社
部品内蔵配線板及び部品内蔵配線板の製造方法
16日前
イビデン株式会社
電子部品内蔵基板、及び電子部品内蔵基板製造方法
4日前
イビデン株式会社
電子部品内蔵基板、及び電子部品内蔵基板製造方法
4日前
イビデン株式会社
凍結保存液
2日前
イビデン株式会社
植物の肥料成分吸収促進剤およびそれを含む植物用肥料
2日前
個人
ルアー
12日前
個人
播種装置
9日前
個人
釣り用ルアー
1か月前
個人
釣り用ルアー
1か月前
個人
プランターセット
16日前
個人
生命力近親交配方法
16日前
個人
獣捕獲罠装置
19日前
個人
養殖システム
4日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
個人
ペット用オムツカバー
23日前
井関農機株式会社
作業車両
2日前
株式会社アテックス
草刈機
24日前
株式会社シマノ
釣竿
23日前
株式会社シマノ
釣竿
5日前
井関農機株式会社
圃場作業機
1か月前
個人
植物栽培装置
25日前
続きを見る
他の特許を見る