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公開番号
2025120589
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015472
出願日
2024-02-05
発明の名称
電気光学装置および電子機器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
G09G
3/3233 20160101AFI20250808BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】DA変換に要する時間を短縮する。
【解決手段】初期化期間(A)において、電圧選択回510は、上位のビットD2が“1”であれば電圧Vssを選択し、“0”であれば電圧Vcp_Hを選択し、電圧選択回511は、上位のビットD3が“1”であれば電圧Vssを選択し、“0”であれば電圧Vcp_Hを選択する。初期化期間の後の上位ビット書込期間(CU)において、電圧選択回510および511は、ビットD2、D3にかかわらず、それぞれ電圧Vcp_Hを選択する。下位ビット書込期間(CL)において、下位のビットが“1”であれば電圧Vcp_Lが選択され、ビットが“0”であれば電圧Vcp_Hの選択が維持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
データ線と、
発光素子と、ゲートノードを有する第1トランジスターと、を有する画素回路と、
スイッチ制御回路と、
第1端および第2端を有し、上位第1ビットおよび下位第1ビットに関連付けられる第1容量素子と、
第3端および第4端を有する接合容量と、
第5端および第6端を有する第1スイッチと、
第7端および第8端を有する第2スイッチと、
第1電位、第2電位または第3電位のいずれかを選択し、選択した電位を前記第1端に出力する第1選択回路と、
を含み、
前記第1トランジスターは、前記ゲートノードの電位に応じた電流を前記発光素子に供給し、
前記第4端、前記第6端および第8端は前記データ線に電気的に接続され、
前記第2端、前記第3端および前記第7端は電気的に接続され、
前記第5端に、初期電位が供給され、
第1期間において、
前記スイッチ制御回路は、
前記第1スイッチをオン状態とし、前記第2スイッチをオン状態とし、
前記第1選択回路は、
前記上位第1ビットが、2値のうちの一方の値であれば前記第1電位を選択し、前記上位第1ビットが他方の値であれば前記第2電位を選択し、
前記第1期間後の第2期間において、
前記スイッチ制御回路は、
前記第1スイッチをオフ状態とし、
前記第1選択回路は、
前記第2電位を選択し、
前記第2期間の後の第3期間において、
前記スイッチ制御回路は、
前記第2スイッチをオフ状態とし、
前記第1選択回路は、
前記下位第1ビットが前記一方の値であれば、前記第3電位を選択し、前記下位第1ビットが他方の値であれば前記第2電位を選択し、前記第3期間におけるデータ線の電位が、前記ゲートノードに供給される
電気光学装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
第9端および第10端を有し、上位第2ビットおよび下位第2ビットに関連付けられる第2容量素子と、
前記第1電位、前記第2電位または前記第3電位のいずれかを選択し、選択した電位を前記第9端に出力する第2選択回路と、
を含み、
前記第10端は、前記第2端、前記第3端および前記第7端に電気的に接続され、
前記第1期間において、
前記第2選択回路は、
前記上位第2ビットが、2値のうちの一方の値であれば前記第1電位を選択し、前記上位第2ビットが他方の値であれば前記第2電位を選択し、
前記第2期間において、
前記第2選択回路は、
前記第2電位を選択し、
前記第3期間において、
前記第2選択回路は、
前記下位第2ビットが前記一方の値であれば、第3電位を選択し、前記下位第2ビットが他方の値であれば前記第2電位を選択し、
前記上位第2ビットは、前記上位第1ビットよりも重みが大きく、
前記下位第2ビットは、前記下位第2ビットよりも重みが大きく、
前記第2容量素子の容量サイズは、前記第1容量素子の容量サイズよりも大きい、
請求項1に記載された電気光学装置。
【請求項3】
前記第1容量素子は、
前記上位第1ビットおよび前記下位第1ビットと対をなす中位第1ビットに対応する
請求項1に記載された電気光学装置。
【請求項4】
前記画素回路は、
前記第1トランジスターにおける前記ゲートノードおよびドレインノードdの間でオン状態またはオフ状態になる第2トランジスターを含み、
前記第1期間および第2期間の間に設けられた補償期間において、
前記スイッチ制御回路は、
前記第1スイッチをオフ状態とし、
前記第1選択回路は、
前記上位第1ビットが前記一方の値であれば前記第1電位を選択し、前記上位第2ビットが他方の値であれば前記第2電位を選択する
請求項1に記載された電気光学装置。
【請求項5】
前記第2期間および第3期間の間に設けられた切替期間において、
前記スイッチ制御回路は、
前記第2スイッチをオフ状態とする、
請求項1に記載された電気光学装置。
【請求項6】
前記画素回路は、
前記第1トランジスターにおける前記ゲートノードおよびドレインノードdの間でオン状態またはオフ状態になる第2トランジスターを含み、
前記第1期間および第2期間の間に設けられた補償期間において、
前記スイッチ制御回路は、
前記第2トランジスターをオン状態とし、
前記第1スイッチをオフ状態とし、
前記第1選択回路は、
前記上位第1ビットが前記一方の値であれば前記第1電位を選択し、前記上位第1ビットが他方の値であれば前記第2電位を選択し、
前記第2期間および第3期間の間に設けられた切替期間において、
前記スイッチ制御回路は、
前記第2スイッチをオフ状態とする、
請求項1に記載された電気光学装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれかに記載された電気光学装置を有する電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気光学装置および電子機器に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
表示素子として例えばOLEDを用いた電気光学装置が知られている。OLEDは、Organic Light Emitting Diodeの略である。電気光学装置では、画素回路が、表示画像の画素に対応して設けられる。当該画素回路には、表示素子および当該表示素子に電流を供給するトランジスターが含まれる。表示素子はトランジスターによって供給された電流に応じた輝度で発光する。
【0003】
上記画素回路においてトランジスターのゲートノードには、輝度に応じた電圧がデータ線を介して印加される。より具体的には、輝度を指定するデータがDA変換回路によってアナログの電圧に変換され、当該変換された電圧がデータ線に印加される。このようなDA変換回路としては、例えば各ビットに対応してスイッチおよび容量素子の組を設けて、各ビットに応じて容量素子の充放電をスイッチにより制御する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1に記載された技術では、ビット数が増加すると、容量素子を多く必要とするだけでなく、容量素子の容量サイズについても、ビットの重みに応じて大きくする必要がある。そこで、容量素子の個数をビット数の半分以下とし、容量素子の容量サイズについてもビットの重みに比較して小さくする技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-341125号公報
特開2022-169108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、昨今では、電気光学装置のさらなる高解像化が求められている。高解像度化が求められると、水平走査期間を短縮して、水平走査線数を増やす必要があり、DA変換に要する時間の短縮化が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る電気光学装置は、データ線(14)と、発光素子(130)と、ゲートノード(g)を有する第1トランジスター(121)と、を有する画素回路(110)と、スイッチ制御回路(30)と、第1端および第2端を有し、上位第1ビットおよび下位第1ビットに関連付けられる第1容量素子(C0)と、第3端および第4端を有する接合容量(Cser)と、第5端および第6端を有する第1スイッチ(Sw0、66)と、第7端および第8端を有する第2スイッチ(Sw2)と、第1電位(Vss)、第2電位(Vcp_H)または第3電位(Vcp_L)のいずれかを選択し、選択した電位を前記第1端に出力する第1選択回路(510)と、を含み、前記第1トランジスター(121)は、前記ゲートノード(g)の電位に応じた電流を前記発光素子(130)に供給し、前記第4端、前記第6端および第8端は前記データ線(14)に電気的に接続され、前記第2端、前記第3端および前記第7端は電気的に接続され、前記第5端に、初期電位(Vini)が供給され、第1期間(A)において、前記スイッチ制御回路(30)は、前記第1スイッチ(Sw0、66)をオン状態とし、前記第2スイッチ(Sw2)をオン状態とし、前記第1選択回路(510)は、前記上位第1ビットが、2値のうちの一方の値(“1”)であれば前記第1電位(Vss)を選択し、前記上位第1ビットが他方の値(“1”)であれば前記第2電位(Vcp_H)を選択し、前記第1期間(A)の後の第2期間(CU)において、前記スイッチ制御回路(30)は、前記第1スイッチ(Sw0、66)をオフ状態とし、前記第1選択回路(510)は、前記第2電位(Vcp_H)を選択し、前記第2期間の後の第3期間(CL)において、前記スイッチ制御回路(30)は、前記第2スイッチ(Sw2)をオフ状態とし、前記第1選択回路(510)は、前記下位第1ビットが前記一方の値(“1”)であれば、第3電位(Vcp_L)を選択し、前記下位第1ビットが他方の値(“0”)であれば前記第2電位(Vcp_H)を選択し、 前記第3期間(CL)におけるデータ線(14)の電位が、前記ゲートノード(g)に供給される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
DA変換回路の等価回路を示す図である。
DA変換回路の動作期間を示す図である。
電圧選択回路の電圧選択を示すタイムテーブルである。
DA変換回路の動作を示す図である。
DA変換回路の動作を示す図である。
DA変換回路の動作を示す図である。
別例に係るDA変換回路の動作期間を示す図である。
別例に係るDA変換回路の動作を示す図である。
別例に係るDA変換回路の動作を示す図である。
別例に係るDA変換回路の動作を示す図である。
別例に係るDA変換回路の動作を示す図である。
別例に係るDA変換回路の動作を示す図である。
別例に係るDA変換回路の動作を示す図である。
第1実施形態に係る電気光学装置を示す斜視図である。
電気光学装置の電気的な構成を示すブロック図である。
電気光学装置における画素回路の回路図である。
電気光学装置におけるDA変換回路の等価回路を示す図である。
DA変換回路の回路図である。
DA変換回路におけるスイッチ回路を示す図である。
電圧選択回路による電圧選択を示すタイムテーブルである。
電気光学装置の動作を示すタイミングチャートである。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
電気光学装置におけるデータ線の電圧変化を示す図である。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
第2実施形態に係る電気光学装置における画素回路の回路図である。
電気光学装置の動作を示すタイミングチャートである。
第3実施形態に係る電気光学装置におけるDA変換回路の等価回路を示す図である。
電気光学装置の動作を示すタイミングチャートである。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
第4実施形態に係る電気光学装置の動作を示すタイミングチャートである。
電気光学装置を用いたヘッドマウントディスプレイを示す斜視図である。
ヘッドマウントディスプレイの光学構成を示す図である。
比較例に係るDA変換回路の動作期間の対比図である。
比較例に係るDA変換回路の動作を示す図である。
比較例に係るDA変換回路の動作を示す図である。
比較例に係るDA変換回路の動作を示す図である。
比較例に係るDA変換回路の動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、各図において、各部の寸法および縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0010】
実施形態に係る電気光学装置の前に、当該電気光学装置に適用されるDA変換回路について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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