TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025121112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016343
出願日2024-02-06
発明の名称車載管理装置、管理方法および管理プログラム
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社,トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類H04L 43/00 20220101AFI20250812BHJP(電気通信技術)
要約【課題】車載ネットワークにおける車載機器の監視処理をより効率的に行う。
【解決手段】複数の車載機器を備える車載システムにおいて用いられる車載管理装置であって、自己の前記車載管理装置に接続された前記車載機器である接続機器が監視対象であるか否かを判断する判断処理を行う監視判断部と、前記接続機器に関する情報と、前記接続機器が前記監視対象であるか否かを示す判別情報との対応関係を示す対応情報を記憶する記憶部とを備え、前記監視判断部は、前記記憶部に保存されている前記対応情報を用いて前記判断処理を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の車載機器を備える車載システムにおいて用いられる車載管理装置であって、
自己の前記車載管理装置に接続された前記車載機器である接続機器が監視対象であるか否かを判断する判断処理を行う監視判断部と、
前記接続機器に関する情報と、前記接続機器が前記監視対象であるか否かを示す判別情報との対応関係を示す対応情報を記憶する記憶部とを備え、
前記監視判断部は、前記記憶部に保存されている前記対応情報を用いて前記判断処理を行う、車載管理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記接続機器は、USBインタフェースを介して前記車載管理装置と接続され、
前記接続機器に関する情報は、前記接続機器のデバイスクラスを示す情報を含む、請求項1に記載の車載管理装置。
【請求項3】
前記車載管理装置は、さらに、
前記接続機器からSOME/IPに従うメッセージを受信し、前記メッセージに含まれるサービスIDを取得する通信部を備え、
前記接続機器に関する情報は、前記サービスIDを含む、請求項1または請求項2に記載の車載管理装置。
【請求項4】
前記接続機器に関する情報は、前記接続機器の固有情報を含む、請求項1または請求項2に記載の車載管理装置。
【請求項5】
前記車載管理装置は、さらに、
前記接続機器が接続される物理ポートと、
前記車載機器間において送受信されるフレームを中継する中継部とを備え、
前記接続機器に関する情報は、前記物理ポートを示す情報を含む、請求項1または請求項2に記載の車載管理装置。
【請求項6】
前記接続機器に関する情報は、前記車載管理装置の通信相手である前記接続機器の種類を示す情報を含む、請求項1または請求項2に記載の車載管理装置。
【請求項7】
前記接続機器に関する情報は、前記車載システムのトポロジに関する情報を含む、請求項1または請求項2に記載の車載管理装置。
【請求項8】
前記車載管理装置は、さらに、
前記車載管理装置の外部から取得した情報に基づいて、前記対応情報を作成または更新する管理部を備え、
前記監視判断部は、前記管理部によって作成または更新された前記対応情報を用いて前記判断処理を行う、請求項1または請求項2に記載の車載管理装置。
【請求項9】
前記記憶部は、さらに、前記監視対象である前記接続機器を示す監視対象情報を記憶し、
前記管理部は、前記監視対象情報の更新を行わず、
前記監視判断部は、前記判断処理において、前記記憶部に保存されている前記監視対象情報を、前記記憶部に保存されている前記対応情報より優先して用いる、請求項8に記載の車載管理装置。
【請求項10】
前記監視対象情報における前記監視対象である前記接続機器は、前記車載システムが搭載される車両のユーザにより取り外し可能な前記車載機器を含む、請求項9に記載の車載管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車載管理装置、管理方法および管理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザのニーズに応じて車載機器を車両に後付けすることが可能な技術が求められている。たとえば、特許文献1(特開2020-083165号公報)には、以下のような車載システムが開示されている。すなわち、車載システムは、車両に設けられ、複数の機器用コネクタ、および前記複数の機器用コネクタに対して電源から受電した電力を供給する制御部を有する電源ボックスと、前記電源ボックスにおける前記複数の機器用コネクタに対する電力供給の遮断と許可とを切り替えるスイッチと、を備え、前記制御部は、前記機器用コネクタに対する電力供給を前記スイッチによって許可された際に、前記機器用コネクタに接続された接続対象機器の種類の識別と、当該接続対象機器が接続されている前記機器用コネクタの位置の特定とを行う接続対象確認処理を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-083165号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車載ネットワークにおいて、車載機器の状態を監視するための監視処理を行う管理装置が設けられる場合がある。たとえば、当該管理装置は、車載機器において異常が発生していると判断した場合、当該車載機器への電力供給を停止するフェールセーフ処理、および当該車載機器の故障を診断するダイアグ処理等を行う。
【0005】
ここで、車両に後付けされた車載機器は、ユーザの都合に応じて車両から取り外される可能性が高いと考えられる。この場合、管理装置において、ユーザにより当該車載機器が意図的に取り外されたと判断することは困難であり、当該車載機器において異常が発生したと誤って判断してしまう。そのため、管理装置において、フェールセーフ処理およびダイアグ処理等の不要な処理が行われることにより、処理負荷が増大するという問題がある。
【0006】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、車載ネットワークにおける車載機器の監視処理をより効率的に行うことが可能な車載管理装置、管理方法および管理プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の車載管理装置は、複数の車載機器を備える車載システムにおいて用いられる車載管理装置であって、自己の前記車載管理装置に接続された前記車載機器である接続機器が監視対象であるか否かを判断する判断処理を行う監視判断部と、前記接続機器に関する情報と、前記接続機器が前記監視対象であるか否かを示す判別情報との対応関係を示す対応情報を記憶する記憶部とを備え、前記監視判断部は、前記記憶部に保存されている前記対応情報を用いて前記判断処理を行う。
【0008】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車載管理装置として実現され得るだけでなく、車載管理装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、車載管理装置を含むシステムとして実現され得る。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、車載ネットワークにおける車載機器の監視処理をより効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施の形態に係る車載システムの構成の一例を示す図である。
図2は、本開示の実施の形態に係る車載システムにおける新規ネットワークの構成の一例を示す図である。
図3は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置の構成の一例を示す図である。
図4は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置が保存する判断テーブルの一例を示す図である。
図5は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置が保存する判断テーブルの一例を示す図である。
図6は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置が保存する判断テーブルの一例を示す図である。
図7は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置が保存する判断テーブルの一例を示す図である。
図8は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置が保存する判断テーブルの一例を示す図である。
図9は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置が保存する監視対象テーブルの一例を示す図である。
図10は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置における監視判断部による判断処理の一例を説明するための図である。
図11は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置が判断処理を行う際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図12は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置が判断処理を行う際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図13は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置が判断処理を行う際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図14は、本開示の実施の形態に係る車載中継装置が判断テーブルを作成または更新する処理を行う際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
店内配信予約システム
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
12日前
株式会社ニコン
撮像装置
22日前
ブラザー工業株式会社
読取装置
7日前
キヤノン電子株式会社
シート材搬送装置
8日前
パテントフレア株式会社
水中電波通信法
16日前
DXO株式会社
情報処理システム
19日前
日本無線株式会社
無線通信システム
1日前
サクサ株式会社
ダウンロード支援装置
8日前
シャープ株式会社
画像形成装置
8日前
株式会社エクシング
双方向通信システム
15日前
株式会社エクシング
双方向通信システム
12日前
学校法人立命館
情報埋め込み方法
14日前
17LIVE株式会社
サーバおよび方法
7日前
株式会社アイシン
制御装置
1日前
シャープ株式会社
端末装置および通信方法
7日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
29日前
ソニーグループ株式会社
移動体
1か月前
大阪瓦斯株式会社
通信システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
記録装置
20日前
株式会社国際電気
監視システム
20日前
株式会社デンソー
通信装置
19日前
ソフトバンク株式会社
移動通信システム
16日前
ソフトバンク株式会社
移動通信システム
16日前
ソフトバンク株式会社
移動通信システム
16日前
オンキヨー株式会社
振動板、及び、スピーカーユニット
15日前
セイコーエプソン株式会社
表示方法
5日前
オムロン株式会社
制御装置
8日前
株式会社まあか
構造体
19日前
ヤマハ株式会社
イヤーピース
8日前
星和電機株式会社
画像処理装置
19日前
シャープ株式会社
端末装置、方法、および集積回路
29日前
シャープ株式会社
端末装置、方法、および集積回路
29日前
シャープ株式会社
端末装置、方法、および集積回路
29日前
株式会社クラウドポイント
コンテンツ表示システム
今日
続きを見る