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公開番号
2025121119
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016353
出願日
2024-02-06
発明の名称
配送計画生成装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G01C
21/34 20060101AFI20250812BHJP(測定;試験)
要約
【課題】電動機または内燃機関を備える複数の車両の配送計画において、配送効率の低下を抑制することができる配送計画生成装置を提供する。
【解決手段】複数の車両10には、動力源として内燃機関を備えず電動機を備える車両Aと、動力源として内燃機関を備える車両B~Dが含まれる。配送ルートX2の配送を開始する際に車両に積載する荷物の総積載重量は、配送ルートX2の配送を開始する際に車両に積載する荷物の総積載重量よりも大きい。配送計画生成装置100は、配送ルートX1と配送ルートX2とのうち、車両Aの方が車両B~Dよりも配送ルートX1を優先的に割当てるように、車両Aおよび車両B~Dの配送ルートを決定する処理を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
荷物を配送する複数の車両の配送計画を生成する配送計画生成装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能なプログラムを記憶するメモリとを備え、
前記複数の車両には、動力源として内燃機関を備えず電動機を備える第1の車両と、動力源として内燃機関を備える少なくとも1つの第2の車両が含まれ、
前記複数の車両の配送ルートには、第1の配送ルートと第2の配送ルートとが含まれ、
前記第2の配送ルートの配送を開始する際に車両に積載する荷物の総積載重量は、前記第1の配送ルートの配送を開始する際に車両に積載する荷物の総積載重量よりも大きく、
前記プロセッサは、前記第1の配送ルートと前記第2の配送ルートとのうち、前記第1の車両の方が前記少なくとも1つの第2の車両よりも前記第1の配送ルートを優先的に割当てるように、前記第1の車両および前記少なくとも1つの第2の車両の配送ルートを決定する処理を行う、配送計画生成装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記第1の配送ルートにおける配送先には、第1の配送先と第2の配送先とが含まれ、
前記第2の配送先に配達する荷物の重量は、前記第1の配送先に配達する荷物の重量よりも大きく、
前記プロセッサは、前記第1の配送ルートに前記第1の車両が割当てられた場合、前記第1の配送先よりも前記第2の配送先を優先して先に配送するように、前記第1の配送ルートの配送順を決定する処理を行う、請求項1に記載の配送計画生成装置。
【請求項3】
前記複数の車両の配送ルートには、第3の配送ルートがさらに含まれ、
前記第3の配送ルートの配送を開始する際に車両に積載する荷物の総積載重量は、前記第2の配送ルートの配送を開始する際に車両に積載する荷物の総積載重量よりも大きく、
前記少なくとも1つの第2の車両には、動力源として電動機を備えず内燃機関を備える第3の車両と、外部充電機能を有さず動力源として電動機および内燃機関を備える第4の車両と、外部充電可能であって動力源として電動機および内燃機関を備える第5の車両とが含まれ、
前記プロセッサは、前記第2の配送ルートと前記第3の配送ルートとのうち、前記第3の車両、前記第4の車両、前記第5の車両の順に前記第2の配送ルートを優先的に割当てるように、前記第3の車両、前記第4の車両および前記第5の車両の配送ルートを決定する処理を行う、請求項1または請求項2に記載の配送計画生成装置。
【請求項4】
前記第5の車両の走行モードには、電動機および内燃機関を用いて走行する第1のモードと、内燃機関を用いず電動機を用いて走行する第2のモードとが含まれ、
前記プロセッサは、割当てられた配送ルートを前記第5の車両が配送しているときに、前記第5の車両の現在の積載重量が規定値以上であるときに前記第1のモードで走行し、前記第5の車両の現在の積載重量が前記規定値未満であるときに前記第2のモードで走行する指令を、前記第5の車両に送信する処理を行う、請求項3に記載の配送計画生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、配送計画生成装置に関し、特に、荷物を配送する複数の車両の配送計画を生成する配送計画生成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2023-133750号公報(特許文献1)には、動力源として内燃機関を備えず電動機を備えるBEV(Battery Electric Vehicle)、動力源として内燃機関を備える車両等、異なる動力源を備える複数の車両に対して運搬経路を割当てる運搬計画立案システムが開示されている。
【0003】
上記運搬計画立案システムでは、車両の充電を行う充電ステーション位置を基準として規定される第一運搬領域内の第一運搬先を経由する第一運搬経路にBEVを割当てるように構成している。これにより、BEVは、充電残量不足とならないように、搬送経路の途中で充電ステーションに立ち寄って充電をすることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-133750号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、搬送経路(配送ルート)の途中で充電を行う場合、その間車両を動かすことができないため、配送効率が低下してしまう。このような配送効率の低下を抑制するために、BEVを含む車両をどのような配送ルートに割当てるべきであるのか、未だ改良の余地があった。
【0006】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的は、電動機または内燃機関を備える複数の車両の配送計画において、配送効率の低下を抑制することができる配送計画生成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の配送計画生成装置は、荷物を配送する複数の車両の配送計画を生成する装置である。配送計画生成装置は、プロセッサと、プロセッサによって実行可能なプログラムを記憶するメモリとを備える。複数の車両には、動力源として内燃機関を備えず電動機を備える第1の車両と、動力源として内燃機関を備える少なくとも1つの第2の車両が含まれる。複数の車両の配送ルートには、第1の配送ルートと第2の配送ルートとが含まれる。第2の配送ルートの配送を開始する際に車両に積載する荷物の総積載重量は、第1の配送ルートの配送を開始する際に車両に積載する荷物の総積載重量よりも大きい。プロセッサは、第1の配送ルートと第2の配送ルートとのうち、第1の車両の方が少なくとも1つの第2の車両よりも第1の配送ルートを優先的に割当てるように、第1の車両および少なくとも1つの第2の車両の配送ルートを決定する処理を行う。
【0008】
動力源として内燃機関を備えず電動機を備える第1の車両は、動力源として内燃機関を備える第2の車両よりも航続可能距離が短くかつ充電に所要する時間が長い。このような構成によれば、総積載重量が小さい第1の配送ルートに第1の車両を優先的に割当てることで、第1の車両において、積載する荷物の重量による電費の悪化が抑制され、配送中に充電ステーションに立ち寄って充電を行う可能性を低くできる。これにより、電動機または内燃機関を備える複数の車両の配送計画において、配送効率の低下を抑制することができる。
【0009】
上記の配送計画生成装置において、第1の配送ルートにおける配送先には、第1の配送先と第2の配送先とが含まれる。第2の配送先に配達する荷物の重量は、第1の配送先に配達する荷物の重量よりも大きい。プロセッサは、第1の配送ルートに第1の車両が割当てられた場合、第1の配送先よりも第2の配送先を優先して先に配送するように、第1の配送ルートの配送順を決定する処理を行う。
【0010】
このような構成によれば、第1の車両は、配達する荷物の重量が大きい配送先を優先して先に配達するため、配送ルート中の荷物の積載重量の平均値が小さくなり、配送中に充電を行う可能性が低くなる。これにより、配送効率の低下を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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