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公開番号
2025123891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019658
出願日
2024-02-13
発明の名称
トリシクロデカンジメタノール組成物、紫外線硬化性組成物、及び重合体組成物、並びに、トリシクロデカンジカルバルデヒド組成物の製造方法、及びトリシクロデカンジメタノール組成物の製造方法
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C07C
31/27 20060101AFI20250818BHJP(有機化学)
要約
【課題】ポリエステル系重合体等の出発原料として用いられるトリシクロデカンジメタノール組成物であって、ポリエステル系重合体等を、分子量の低下を抑制しつつ効率的に製造することが可能な、重合性に優れたトリシクロデカンジメタノール組成物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】トリシクロデカンジメタノール、及び、分子内に1個又は2個のカルボキシ基を有するトリシクロデカン系化合物を含む、トリシクロデカンジメタノール組成物。トリシクロデカンジカルバルデヒド組成物中のトリシクロデカンジカルバルデヒドを水素化還元反応させ、対応するトリシクロデカンジメタノールを含むトリシクロデカンジメタノール組成物を製造する方法。前記トリシクロデカンジメタノール組成物に含まれる、分子内に1個又は2個のカルボキシ基を有するトリシクロデカン系化合物の含有割合を予め決めた閾値以下に制御することを含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
トリシクロデカンジメタノール、及び、分子内に1個又は2個のカルボキシ基を有するトリシクロデカン系化合物を含む、トリシクロデカンジメタノール組成物。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記トリシクロデカン系化合物の含有量が1質量ppm以上である、請求項1に記載のトリシクロデカンジメタノール組成物。
【請求項3】
前記トリシクロデカン系化合物の含有量が2000質量ppm以下である、請求項1に記載のトリシクロデカンジメタノール組成物。
【請求項4】
前記トリシクロデカン系化合物が、分子内に、ヒドロキシル基を有する、請求項1に記載のトリシクロデカンジメタノール組成物。
【請求項5】
前記トリシクロデカン系化合物が、下記一般式(1A)又は(1B)で表される、請求項4に記載のトリシクロデカンジメタノール組成物。
TIFF
2025123891000019.tif
39
150
[式(1A),(1B)中、ヒドロキシメチル基(-CH
2
OH)及びカルボキシ基(-COOH)は、図示したトリシクロデカン環構造内の任意の位置に結合している。]
【請求項6】
前記トリシクロデカン系化合物が、下記一般式(2)で表される、請求項1に記載のトリシクロデカンジメタノール組成物。
TIFF
2025123891000020.tif
35
140
[式(2)中、2個のカルボキシ基(-COOH)は、図示したトリシクロデカン環構造内の任意の位置に結合している。]
【請求項7】
請求項1に記載のトリシクロデカンジメタノール組成物に由来する、紫外線硬化性組成物。
【請求項8】
ハードコート材料、防汚コート材料、レジスト材料、インクジェットインク、及び3Dプリンター用材料のいずれかに使用される、請求項7に記載の紫外線硬化性組成物。
【請求項9】
請求項1に記載のトリシクロデカンジメタノール組成物、若しくは、請求項7又は8に記載の紫外線硬化性組成物に由来する、重合体組成物。
【請求項10】
ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリレート系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、及びポリウレタン系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項9に記載の重合体組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トリシクロデカンジメタノール組成物、紫外線硬化性組成物、及び重合体組成物、並びに、シクロデカンジカルバルデヒド組成物の製造方法、及びトリシクロデカンジメタノール組成物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
脂環式構造を有する二価アルコール(以下、「脂環式アルコール」という。)は、成形材料や紫外線硬化材料等の用途において、ポリエステル系樹脂やポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂(以下、「ポリエステル系樹脂等」という。)の高耐熱性化、耐屈曲性化又は低レターデーション化を図るための原料モノマーとして有用である。具体的には、トリシクロデカンジメタノールやペンタシクロペンタデカンジメタノール等の脂環式アルコールが、各用途における高機能化や工業的な生産性に優れる観点から注目されている。
また、上記の用途では、機械的強度や耐熱性、耐薬品性等の観点から、ポリエステル系重合体やポリウレタン系重合体、ポリカーボネート系重合体(以下、「ポリエステル系重合体等」という。)の高分子量化が要求されている。
【0003】
ポリエステル系重合体等の工業的な製造方法としては、脂環式アルコール等のジオールとジカルボン酸のエステル交換反応を利用した製造方法が知られている。
ポリエステル系重合体等の製造方法において、原料に用いられる脂環式アルコールとしては、例えば、ジシクロペンタジエンに一酸化炭素と水素を作用させるヒドロホルミル化反応によりアルデヒド体を得た後、これを水素還元してトリシクロデカンジメタノールを製造する方法が知られている(特許文献1、特許文献2、特許文献3)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-132624号公報
特開2021-520401号公報
国際公開第2023/277347号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、本発明者らは、特許文献1~3に開示されている技術や、その他公知技術として知られている脂環式アルコールの製造技術では、ポリエステル系重合体等を十分に高分子量化できない場合があること、即ちポリエステル系重合体等の重合性が低下する場合があることを、新たに見出した。ポリエステル系重合体等の分子量が低下した場合、ポリエステル系樹脂等の機械的強度や耐熱性、耐薬品性等が低下する等の問題がある。
しかしながら、特許文献1~3は、トリシクロデカンジメタノール等の脂環式アルコール組成物に含まれる微量成分又は不純物により、ポリエステル系重合体等の重合性が低下すること、或いは又、ポリエステル系重合体等の重合性を制御することについて、何ら言及していない。
【0006】
本発明はこれらの問題点を解決することを目的とする。
すなわち、本発明は、ポリエステル系重合体等の出発原料として用いられるトリシクロデカンジメタノール組成物であって、ポリエステル系重合体等を、分子量の低下を抑制しつつ効率的に製造することが可能な、重合性に優れたトリシクロデカンジメタノール組成物及びその製造方法を提供することを課題とする。
【0007】
さらに、本発明は、前記トリシクロデカンジメタノール組成物を製造する際に出発原料として用いられる、トリシクロデカンジカルバルデヒド組成物の製造方法を提供することを課題とする。
【0008】
また、本発明は、前記トリシクロデカンジメタノール組成物を用いて製造された、紫外線硬化性組成物及び重合体組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、上記課題を解決すべく検討を重ねた結果、トリシクロデカンジメタノール組成物に含まれる、分子内にカルボキシ基を1個又は2個有するトリシクロデカン系化合物(以下、「トリシクロデカンのモノ又はジカルボン酸誘導体」という。)の含有割合を制御することが有効であることを見出した。
より具体的には、トリシクロデカンジメタノールとジカルボン酸を用いてポリエステル系重合体等を重合する際に、前記トリシクロデカンジメタノール中に含まれる、分子内にアルデヒド基を1個又は2個有するトリシクロデカン系化合物(以下、「トリシクロデカンのモノ又はジアルデヒド誘導体」という。)の含有割合を低減させ、トリシクロデカンのモノ又はジカルボン酸誘導体の含有割合を所定値以上に制御することで、上記課題を解決できることを見出した。
【0010】
すなわち、本発明は、以下を要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)
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