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公開番号
2025125710
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024021815
出願日
2024-02-16
発明の名称
組成物および樹脂組成物
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
51/04 20060101AFI20250821BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】リン酸エステルのブリードアウトを抑制でき、耐衝撃性および難燃性の向上効果を有する組成物、および、成形性が良好で、優れた衝撃強度および難燃性を両立できる樹脂組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】ゴム質重合体を含むコア部と(メタ)アクリレート由来の構成単位を含有するグラフト部とを有する重合体(A)中にリン酸エステル(B)が含浸状態で存在する組成物とする。前記組成物と熱可塑性樹脂とを含む樹脂組成物は良好な成形性を示し、優れた衝撃強度および難燃性が両立される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
重合体(A)およびリン酸エステル(B)を含有する組成物であって、
前記重合体(A)は、ゴム質重合体を含むコア部と、(メタ)アクリレート由来の構成単位を含有するグラフト部と、を有し、
前記リン酸エステル(B)は前記重合体(A)中に含浸状態で存在する、組成物。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記リン酸エステル(B)が25℃における粘度が100mPa・s以下であるリン酸エステル(B1)を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記リン酸エステル(B1)の凝固点が0℃以下である、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記グラフト部中の前記(メタ)アクリレート由来の構成単位の含有率が、前記グラフト部の全構成単位(100質量%)に対して、65質量%以上である、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記ゴム質重合体が、ブタジエンゴム、シリコーンゴムおよびアクリルゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記グラフト部が、芳香族ビニル単量体由来の構成単位をさらに含有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
樹脂改質剤である、請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の組成物と、熱可塑性樹脂とを含む樹脂組成物。
【請求項9】
前記熱可塑性樹脂が結晶性樹脂である、請求項8に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記熱可塑性樹脂がポリエステルである、請求項8に記載の樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、組成物、とりわけゴム質重合体を含むグラフト共重合体がリン酸エステルを含浸状態で含有する組成物、および前記組成物を用いた樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ゴム質重合体にビニル単量体がグラフト重合されたグラフト共重合体は、所定のゴム粒子径、ゴム構造を維持したまま多種多様な樹脂に分散させることができるため、樹脂改質剤として衝撃強度が求められる樹脂に好適に用いられている。
【0003】
ところで、樹脂改質剤として難燃剤も広く用いられており、非ハロゲン系の液状難燃剤であるリン酸エステルが汎用されている。
特許文献1には、ポリアルキレンテレフタレートに、リン酸エステルであるトリフェニルホスフェートと、メラミンシアヌレートとを配合した樹脂組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平3-281652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、リン酸エステルは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド等の結晶性樹脂との相溶性が低い。本発明者が検討したところ、結晶性樹脂に難燃剤としてリン酸エステルを配合すると、リン酸エステルが樹脂表面にブリードアウトすることで、難燃性が低下するどころか、樹脂組成物のペレットが十分に混練できずに成形自体が困難になることが分かった。
【0006】
本発明の主たる目的は、リン酸エステルのブリードアウトを抑制でき、耐衝撃性および難燃性の向上効果を有する組成物、および、成形性が良好で、優れた衝撃強度および難燃性を両立できる樹脂組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は以下の構成を含む。
[1]重合体(A)およびリン酸エステル(B)を含有する組成物であって、
前記重合体(A)は、ゴム質重合体を含むコア部と、(メタ)アクリレート由来の構成単位を含有するグラフト部と、を有し、
前記リン酸エステル(B)は前記重合体(A)中に含浸状態で存在する、組成物。
[2]前記リン酸エステル(B)が25℃における粘度が100mPa・s以下のリン酸エステル(B1)を含む、[1]に記載の組成物。
[3]前記リン酸エステル(B1)の凝固点が0℃以下である、[2]に記載の組成物。
[4]前記グラフト部中の前記(メタ)アクリレート由来の構成単位の含有率が、前記グラフト部の全構成単位(100質量%)に対して、65質量%以上である、[1]~[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]前記ゴム質重合体が、ブタジエンゴム、シリコーンゴムおよびアクリルゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種を含む、[1]~[4]のいずれかに記載の組成物。
[6]前記グラフト部が、芳香族ビニル単量体由来の構成単位をさらに含有する、[1]~[5]のいずれかに記載の組成物。
[7]樹脂改質剤である、[1]~[6]のいずれかに記載の組成物。
[8][1]~[7]のいずれかに記載の組成物と、熱可塑性樹脂とを含む樹脂組成物。
[9]前記熱可塑性樹脂が結晶性樹脂である、[8]に記載の樹脂組成物。
[10]前記熱可塑性樹脂がポリエステルである、[8]または[9]に記載の樹脂組成物。
[11]前記ポリエステルがポリブチレンテレフタレートである、[10]に記載の樹脂組成物。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、リン酸エステルのブリードアウトを抑制でき、耐衝撃性および難燃性の向上効果を有する組成物、および、成形性が良好で、優れた衝撃強度および難燃性を両立できる樹脂組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書においては、以下の用語の定義を採用する。
「構成単位」とは、単量体に由来する構成単位、すなわち単量体が重合することによって形成された構成単位、又は重合体を処理することによって構成単位の一部が別の構造に変換された構成単位を意味する。
「(メタ)アクリレート」は、アクリレートとメタクリレートの総称である。
「(メタ)アクリル」は、アクリルとメタクリルの総称である。
「ガラス転移温度」は、示差走査熱量測定(DSC)を用い、JIS K-7121-1987に準拠する方法により測定される値である。
「~」で表される数値範囲は、~の前後の数値を下限値及び上限値として含む数値範囲を意味する。
本明細書に開示の含有量、種々の物性値、性状値の数値範囲は、その下限値及び上限値を任意に組み合わせて新たな数値範囲とすることができる。
【0010】
<組成物>
実施形態に係る組成物は、重合体(A)およびリン酸エステル(B)を含有する組成物であって、前記重合体(A)は、ゴム質重合体を含むコア部と、(メタ)アクリレート由来の構成単位を含有するグラフト部とを有し、前記リン酸エステル(B)は前記重合体(A)中に含浸状態で存在する。
実施形態に係る組成物は、衝撃強度および難燃性を付与する樹脂改質剤として特に有用である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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